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79   パソコンが増えた (2003.9.7)

週末、子供とでかけた旦那が突然大きなパソコンを買って帰ってきた(-_-#  ここに載せているように、我が家にはタワー型のパソコンがエンデバーと自作機の2台、ノート型がLOOXと今は殆ど使っていなけどSatelliteの2台で、計4台もある。5人家族だからといって、まだ子供達一人に1台はいらないよ。折角、今年の夏はあまり遊ばないで節約したのに〜〜

子供が勇んで報告する話しを聞いてみると本体が1,500円、マウスとキーボードが100円だったとのこと。HARD・OFFでジャンクを買ってきたようだ。ジャンクとは、がらくたとかくずとかいう意味。以前も100円のプリンタを買ってきたが使えた部品は僅かで、殆どゴミになった前科があるのだ。またゴミにならないといいのだが、という思いが頭をよぎる。パソコンはもうすぐリサイクル手数料が4,000円もかかるようになるのだ。1,500円で買って、4,000円も払って処分したら5,500円の無駄遣いじゃないか。

買ってきたパソコンはなんと我が家のエンデバーと同じ形のミニタワー、というかエンデバーだった。ジャンクなので当然動くかどうかは分からない。Pro-330Sというモデルで、我が家のエンデバーPro-400Sの1年くらい前に発売になった機種らしい。5年くらい前のモデルということになる。しかし、外見は良好で我が家のエンデバーより綺麗だ。旦那はケースだけ使えればいいやと思って、中のCPUなどのことは気にしないで買ってきたようだ。

本体にはディスプレイカードやメモリ、ハードディスクが入っていませんでした。付いていたのはケース、電源、マザーボード、CPU、モデムカード、フロッピィドライブ、CD-ROMドライブと、結構充実しています。なかでもモデムカードが後で役にたった。ケースをあけると中も綺麗でホコリも殆ど無く、あまり使われていなかったパソコンのようです。うちのエンデバーが酷使し過ぎなのかな?

モノは試しと、以前エンデバーで使っていた旧いディスプレイカードを差し、自作機から少しメモリとハードディスクを分けて繋ぎ、電源を入れたらすんなりBIOSが動いた。このときCPUがPentiumIIの300MHzと判明。古い割に意外と速い。

気をよくしてライセンスが余っていたWindows98をインストールしたら、フロッピィドライブとCD-ROMドライブも使えることが分かり、すんなりとWindows98マシンができあがった。Windows98なら300MHzでも軽快に動く。昔はこうだったよね。5年前の機種だけどUSBポートもあるし、結構使えそう。ネットでPro 300Sを検索したらいくつもヒットした。CD-ROMドライブは24倍速らしい。十分速い。

一緒に買ってきたDELL製の100円キーボードは色が褪せていて汚れていたけど、キータッチは悪くなく、掃除して綺麗になってちゃんと使えた。エレコムの100円マウスは外見は綺麗だけど動きが悪かったので、ボールの軸を掃除したらスムースに動くようになった。これで1,785円(税込)エンデバーは一応完成した。完動品としてヤフオクで売ろうかとも思うが今更300MHzのパソコンなんて欲しい人いないよね。

2台並んだエンデバー

写真は2台のエンデバーが並んだところです。2台並べても邪魔なだけので撮影の後、移動しましたが。

旦那はLinuxを入れて遊ぼうかと考えているようだ。というのも、余っているディスプレイが無いのでディスプレイ切り替え器を使うか、ネットワーク経由でしか使えないのだ。今更新しいディスプレイを買ってまで使うパソコンではないしね。昔Macintoshで使っていて調子が悪かったディスプレイを引っ張り出してきて繋いだけど、やっぱり使えず壊れていることが判明。

そのディスプレイがダメだと分かったとき、廃品回収の車が家の前を通りかかり、壊れたパソコンのディスプレイも無料で引き取りますとのアナウンス。早速お願いしようと外にでて車を止めた。が、しかし15インチ以上じゃないと引き取れないとのこと。小さいものは廃棄費用がかかるのでダメらしい。大きいと大丈夫な理由は分からないけど。うちのディスプレイは14インチだったので引き取って貰えませんでした。残念。

さて、唯一付いていたモデムカードは、今使っているエンデバーで使うことにしました。というのも丁度その日、ファックスを送りたい用事があったのだ。今までエンデバーにはモデムが付いていなかったのでダイヤルアップ接続やファックス送信ができなかった。受信だけはD-Faxというサービスを利用してメールの添付ファイルで受信していた。このサービスは送信者に料金がかかるけど、まずまずリーズナブルに使えてとっても便利。

外したモデムカードをエンデバーに差したら自動的に必要なドライバソフトがインストールされ、使えるようになった。ファックスサービス機能もWindows XPのCDから簡単にインストールできた。一番大変だったのは電話のモジュラーケーブルを電話からエンデバーに繋ぐために机を動かしたりすることで、汗をかいた(旦那が)。これでプリンタとしてFaxが選べるようになり、ワードの文書を直接相手のファックスに印刷して用件も無事に完了。

というわけで、パソコン本体の活用はこれからですが、取りあえずモデムだけでも十分役に立ちました。まだダイヤルアップ接続では使っていないけど、5年前だと14.4Kbpsか28.8Kbps位のモデムかな? ADSLが使えなくなったときの緊急用としても使える可能性もあるので、まあよかったかな。

エンデバーを購入して4年ちょっとだ。なんだかず〜っと使っていたような気がするけどまだ4年。意外と最近のことだった。まだまだ使える気がする。今回購入したエンデバーも、まだしばらくは使えるか。壊して材料としてリサイクルするより、そのまま使い続けた方が遙かにエコロジーだし。でも古いから電気は喰って地球環境には優しくないのかな? どっちがエコロジーか分からなくなってきたところで、今回はおしまい。

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