31 そろそろ年賀状の準備 (2001.10.28) 家庭でパソコンが役に立っているのは日常生活ではメールとインターネット、年間行事では年賀状だ。最近では携帯電話からのメールを利用している人も多い。高いお金で買ったパソコンもメールしか使わないなら携帯電話で十分な機能なのだ。パソコンが売れないらしいが仕事で使わない限り家庭にはパソコンは要らないと多くの人が気付いた結果なのでわないか?
この週末、友達からパソコンのCドライブが満杯になってしまい、どうしたらいいのかとHelpの電話がかかってきた。話を聞いてみるとDドライブは空っぽのようだ。Dの意味もよく分かっていなかった。でも、どのファイルならDに移動していいのか分からないとのこと。友人は決まった手順でしかアプリを使ってないようなのでデータの置き場所を変更すると使えなくなる可能性もある。取り敢えずは使わないゲームソフトの消し方を教えておいた。ちょっとしか減らなかったようだが。
ハードディスクを勝手にC,Dに分けて売っておいて、その使い分け方をきちんと説明しないメーカの姿勢もパソコン不況に影響しているのではないかと思う。普通のユーザはCとDを一つにまとめたりできないし、WindowsのアプリはCドライブにインストールするようになっているので、Dが空なのにCが一杯でパソコンが動かなくなる事態が発生する。メーカーはこういう人々をフォローする体制が無い。これで躓いた人は再びパソコンを買う気になれないよね。各メーカーもサポートに力を入れると言っているが、遅いのではないかい?
閑話休題、まだ10月なのに書店には来年の手帳やカレンダーが並び、パソコン屋さんには年賀状ソフトが並び始めた。まもなく年賀ハガキも売り出されるだろう。我が家でもそろそろ考え始めないといけない、と思うばかりで実行が伴わないのは毎年のことなのだ。うちの場合は、旦那関係のオフィシャル版、友人・親戚向けプライベート版、3人の子供達それぞれ用にと5種類も作成しなくてはならず頭が痛い。子供用の企画は子供に任せているが、制作は手伝わなければならない。それに加えて例年、母親と姉の分まで請け負っているので益々大変。
我が家では未だに筆王 Ver.2(1997年発売)を使い続けている。この前、OSをWindows2000にしてしまったのでもう動かないかな? と期待せずにインストールしたら何事もなく動いたので今年もこれを使うつもり。最新の年賀状ソフトはイラストなどが沢山入って、DVDで売られていたりするようだ。それでも3千円程度で他のパソコンソフトに比べると年賀状ソフトは非常に安い。毎年かなりの量が売れるので安くできるのかな。
そういえば、米国では確定申告の時期になると申告用の会計ソフトが出回るという話を読んだ。米国ではサラリーマンも確定申告なので需要が多く安く購入できるらしい。これは毎年使い捨てるそうだ。というのも毎年税法やら何らかの変更があるのでその年しか使えないらしいのだ(真偽は不明)。
毎年、決まった時期にある程度確実に売れるソフトは、ソフト会社にとっては美味しい仕事なのかもね。毎年少しづつアップグレードしていけば、一から開発するよりコストはかからないしね。アップグレードと言っても年賀状ソフトの場合は、イラスト追加や郵便番号データ更新や、ちょっとした便利な機能程度だもんね。イラストは毎年、翌年の干支関係を充実させれば買ってくれる人もいるし。ちなみに、来年の干支は「馬」なのだ。
我が家はあまり干支にはこだわっていないので新しいイラストも不要だし、郵便番号も手で変更しているし、機能的にも購入したときのままで十分なのだ。メーカの策略につきあって頻繁にアップグレードする必要はないのだ。Windows Meでは失敗してしまったが(Windows 98SEのままにしておけば心やすらかな日々が送れたのに)、、、
それよりも今年はプリンタが課題だ。プリンタも筆王とほぼ同時期に購入したものだが、最近綺麗に印刷できなくなってきた。擦れというか掠れというか、アンダーラインやアッパーラインのような線が入ってしまうことが多い。紙と印刷ヘッドが接触しているのかもしれない。ヘッドを取り替えればなんとかなるか?とも思うが、ヘッドは5千円位する。うちのプリンタより高品質に印刷できるプリンタが2万円弱で買えるのに、ヘッドに5千円もかけるのはちょっと悲しい。もしヘッドを買い換えても直らなかったらと考えると躊躇してしまう。
最近のプリンタを購入すればデジカメで撮った写真も綺麗にプリントできる、とも思うが専用用紙やインクなどの保管やランニングコストを考えるとカメラのきたむらやインターネットの写真屋さんのほうがお手軽ですね。旦那はモノクロでいいからレーザープリンタが欲しいとか言っている。たしかに普段印刷することが多い書類はモノクロで十分だし、レーザーなら滲んだりしないし印刷も早い。でも、年賀状や暑中見舞いはカラーで印刷したい。この景気の悪いときに2台も買えないし(1台でも買えそうにないが)、2台もあったら邪魔だ。しばらく悩みは続きそう。
さて、年賀状の前にはじめに書いた友達のパソコンを何とかしにいくのだ。ちょっと遠いので1日がかりになる。久しぶりに会えるのは楽しみなのでいいが、パソコン不況脱出にはこんなときにリーズナブルな価格でサポートしてくれるサービスが必要なのではないかと思う。
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