ホーム > パソコン考現学 > 最近のリサイクルのショップ HARD・OFF
26   最近のリサイクルのショップ HARD・OFF (2001.8.5)

我が家の周辺のパソコンショップは「メディアバレー」が撤退してから、開店も閉店もなく何とか定常状態になったようです。そう言えば最近はパソコンショップにも行かなくなったなぁ、と思っていた。そんなとき、毎朝の主婦のお楽しみ新聞広告チェック(メールのチェックよりも先にやる)で、面白そうな広告を見つけた。

本のリサイクルで業績を伸ばしたBOOK・OFFの経営するパソコン本体、周辺機器、ソフト等のリサイクルするお店、HARD・OFFが近所にオープンしたのだ。

チラシに書かれていた地図をみると、その場所は以前は「ノジマ電気」と言う安売り家電店で、その後「マックステーション」というMacintosh専門店だった場所のようだ。そういえば、しばらく出かけてなかったけどやはりMacintoshだけでは経営は難しかったのかな。我が家ではノジマ電気の頃に洗濯機やBSアンテナ、マックステーションで今使っているプリンタを購入したのでした。

さて、どんなお店になったのか興味本位ででかけてきました。1階はちゃんと動作する中古品で、パソコン、パソコン周辺機器、電話機、ゲーム機、ゲームソフト、楽器、オーディオ、音楽CDなどです。なぜか白物家電はない。動作確認後に透明ビニール包装された中古品で、値段もそこそこです。

面白ろかったのは2階のジャンク品売り場です。ジャンクとは、「ガラクタ」とか「くず」という意味で、動作するかどうか解らない中古品や部品です。秋葉原のジャンク品のお店に通じるところがあります。秋葉原ほどディープではないですが、過去の文化の堆積といった感じですね。

スーパーファミコン200円(動作未確認)とか、CD1箱(100枚くらい入りか?)1,000円とか、テレビのリモコン100円、なぜか備長炭(新品ぽい)100円など怪しい品が並んでいる。我が家のテレビのリモコンの調子が悪いので同じメーカを探したけど見つからなかった。今となっては貴重なワープロ専用機などもある。ワープロを愛用している人は、壊れたときのバックアップ用にいいのではないでしょうか? 昔懐かしいカセットテープデッキなどもあった。

パソコンも1,000円位から、プリンタは500円位からある。私のサテライトより速いPentium 133MHz,CD-ROM付きのIBMパソコンが5,000円だった。Windowsでは性能不足だけど、リナックスを動かして遊ぶにはいいかもしれない。CDやビデオも50円〜100円程度であるが、欲しいモノを見つけるのが大変。中古だけではなく、売れ残った新品の在庫などもあって、自分に必要なものが見つかればラッキーです。

PHSカードに繋いだイヤホンマイクで電話する三男

携帯電話やPHSに接続できるイヤホンマイク(名称はポータブルハンズフリーキットとなっていた)の新古品が150円だったので、旦那が面白半分に買っていた。前々話で書いたPHSカード、P-inに接続しようというわけだ。定価だと3〜4,000円位しそうだ。そんなに高かったら買わないけど、150円ならね。それでもPHSカードの97円より高いけど(^_^)

上の写真が、そのイヤホンマイクを使って三男がPHSカードで電話している様子です。けっこう様になっていると思うのは親ばかだ。こちらの写真がPHSカードと繋いだところです。新古のジャンク品ですがきちんと使えました。実際に使うことはなさそうだけど。

ジャンク品はレジでの購入時に、ジャンク品なので動作保証や交換はできないことがきちんと説明されます。無用なトラブルを防ぐためでしょうがお店も大変だ。秋葉原のジャンク屋さんでは、そんなことは当たり前なので説明はないようです(旦那談)。

また、HARD・OFFではハードの買い取りも行っています。最近はパソコンなどを粗大ゴミで出すにもお金がかかるし、ゴミ問題解消にも持っていくのもいいかもしれません。我が家で出したい物は、私のPC8001と、これに繋がるグリーンモニタ(20年もの)、Macintoshで使っていたHP(ヒューレット・パッカード)のプリンタくらいかな。サテライトはまだまだ現役だし、Macintoshはデザインが気に入っているのでまだ持っていてもいいし。

HARD・OFFも使える資源は再利用しましょうと、いう経営姿勢のようです。利益がどの程度でるのかわかりませんが、環境問題などを考えるとこのようなリサイクルショップにもっと頑張って欲しいものです。使われずに捨てられていくパソコンも多そうなので。私もこれからは、必要なものができたらまずはここを覗いてみようと思います。最近、あまり欲しい物がないのですが(^_^) だから景気が悪いのか?

目次 前へ 次へ
  Copyright (C) from Metal Woods 2001