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154   2012年5月以降後半まとめ (2012.12.16)

気が付けば12月も半ば。最近、月日が流れるのが早く、様々な出来事が何時のことだったのか思い出せないことが多いので、今年の備忘録として更新します。

5月の連休は帰省したが、子供達は一緒に帰省できない。段々と大人だけの静かな実家になってきた。帰省の楽しみは地方の大きなホームセンターに行って、地元の生活に根ざした工具や材料を眺めることだ。道の駅で農産物や植木を買うのも楽しみ。わざわざ田舎から重たい野菜や肥料、寄せ植えを買って帰るのは効率的とは言えないけど…

今年一番の出来事は6月に母親と中国の北京に旅行したことです。6月は働いている事務所の引っ越しがあって秋にしようかと思ったけど、思い切って決行してよかった。秋に延期してたら夏以降の日中関係の悪化で行けなかった。

80歳近い母と快適に旅行するために、ホテルも食事も全部ついたパック旅行に参加。グループの20名が同じホテルに泊まるツアーで送迎のロス時間も少なくて良かった。自由時間は殆どないが北京の中心部のホテルだったので朝早起きして天安門広場まで散歩したり、夜も繁華街に買い物に行けた。

紫禁城(故宮博物館) 万里の長城(八達嶺)

中国の成長は凄いですね。6年前に上海に行ったときに比べ、人々のマナーがよくなってビックリ。町の賑わいもバブルの日本を思い出した。北京オリンピックの跡地を見て東京でまたオリンピックを開催するのも景気の刺激に悪くないかなと思った。

念願の「母を万里の長城へ連れて行く」が実現できて本当に嬉しかった。母も元気に中国を楽しめたし、留守宅もトラブルなく過ごせたようだ。今回は羽田発着だったので旦那に車で送迎して貰い、早朝に出発し三泊四日を北京で過ごし、夜に帰国と十分に楽しめました。

7月には法事があり、このときは長男をつれて帰省した。十数年振りに会う親戚達にお互いに歳月を経たことを感じ、可愛がっていた子供がこんなに大きくなったと喜んでくれました。子供の成長は親だけではなく周りの人々の見守りがあったことに感謝。

8月には横田基地のお祭りに出かけた。暑い日で混雑を避けるため朝一番に到着。パスポートを持参したがゲートでの確認は無かった。米軍のお祭りだけど日本の自衛隊の展示も目立った。輸送機、戦闘機など軍事オタクには堪らない品揃えです。男子同士の飛行機友達、家族連れ、観光バスのツアーなど大変な混みようです。

お目当てのビーフやチキンのバーベキュー(ドルで支払い可)も長蛇の列、ようやくゲットして次に並ぼうとしたら雨が降り出した。雷雲が近づいたとアラートが有り、全ての物販は中止。雨を避けて入った格納庫でミクロネシアダンス・コンテストを見た。ロマンス小説の世界のように海兵隊員の家族が踊るとみんなで盛り上がり、楽しい雨宿りでした。

横田基地のお祭り キャンパス内のフリマ

10月には次男が通う大学の学園祭に行ってみた。華やかな文系のキャンパスに比べ理系は地味、しかし男子チアリーディングを見られたのがよかったし、次男が参加しているサークルの展示も見られた(親バカだと思う)。翌日は姪の通う美大に行くが、これはまた違った世界で面白い。お天気がよかったのでフリーマーケットや学生が自作の物品販売をしていた。しかしみんな同じ様なアクセサリばかりで、もう少し工夫すればいいのにと老婆心ながら思う。ここの学園祭はビールが飲めるのがよい点でした(^o^)

今年は自分が大学を卒業して節目の年で同窓会が開かれた。残念ながら参加できなかったが、同級生がネットに懐かしい写真や入学時の自己紹介文集をアップして下さり、忘れていた日々が甦る。長い歳月が若い頃の羞恥を洗い流してくれ、清々しい気分で当時を思い出した。

地方大学の理工系で本当に地味で貧乏で、それでも若さだけはあった学生時代だった。あの頃を思えば今の息子達が至らないのも仕方ないのか? 当時、パソコンも無く、感熱紙で出力するシャープの電卓が個人が持てる移動式の端末であった時代からスマフォを操る今日まで、長くもあり短くもあり。同級生がみんな立派な社会人として活躍してる様子で感慨が深い。幹事の労を引き受けてくれた皆様ありがとう。

旦那は仕事で長男の通う大学にでかけたとのこと。色々と大学に縁があった10月でした。

さらに12月に入って、大学のキャンパスツアーという在校生が学校を案内してくれる行事に参加した。午前は理系、午後は文系の女子学生が学内を案内してくれた。コンピュータ室、実験室や図書館など普段は入れない場所に入れて興味深く、また学生さんが一生懸命に説明してくれて可愛かった。

私が大学生の頃に親に学内を案内したことなど無かった。案外その方が今「万里の長城」に連れて行くより喜んだのかも知れない。若いときは自分のことで精一杯で親のことなど何も思いやらなかったと今更ながら反省。でも夢中で青春を楽しむ子供達を見守っていて、それはそれで幸せなのだ。そしてまだ親孝行に間に合う時間を大切にしたいです。

まもなく年の瀬、子供の頃はクリスマスやお正月の時期はもっと盛り上がった記憶がある。寄る年波か、寒さに縮み上がり大掃除も簡略してせめて美味しいご馳走を作って家族を楽しませたいですね。

来年の目標はイスタンブールに行くこと、その前に長男の就活を何とかしたいと切に思う。

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