134 四月になれば彼氏は (2008.4.20) 難題だった長男の受験も終わった。蓋を開けてみたら本人も親もそれなりに納得する進路に進めたのでホッとしている。長男自身は本気で勉強頑張ったとか、人生を賭けたとかと言う気骨も無く、受験が済んで急に大人に成ることもなく相変わらず親に心配かけています。
大学入試は日程や学科の選択が、複雑でちょっと失敗したかなと焦ったり、落ち込んだりと母としては大いに心揺れる日々でした。長男が高校入試の時は気晴らしに「モヤシ」を育てていた。物言わないペットとして成長の早いモヤシの栽培は心癒されます。その頃の考現学に「子供にはただ寄り添って、信じることが親に出来る最善の策」と書いてあったが、今も同じ気持ちだ。
大学受験の今回はホームぺーカリを買って毎日のようにパンを焼いていました。物入りな時期に節約主婦が思いきった買い物をしたほど、心配で居ても立ってもいられなかった。材料費は市販品よりも多少安い(小麦粉とバターの高騰がキツイ)程度ですが、スーパーで買う大量生産のパンに比べて美味しいし、パンを焼く匂いで目覚めるのも悪くない。数年前から欲しいと思っていたので、打ち込める新しい趣味が欲しくて購入しました。
実際にヤマダ電気で大きさを確認してナショナルホームぺーカリーにしました。この機械、マイコン搭載で芸が細かく室温やパンの材料により、捏ね時間や焼く温度を微調整し、失敗なくパンを焼いてくれます。練る機能だけを利用して、総菜パンや餃子の皮やピザ等も作れるので色々と楽しめる。これだけの機能が1万数千円で買えるならと最安値のアマゾンでお買い上げ、週に2回は焼いてます。
4月からは長男が大学生、三男が中学に進学し、この春は出費が激しい。まず、大学の入学金と前期学費で100万近く、長男の入学式用スーツ、三男の制服、親のスーツもついでに新調したら、次男の制服までもが破損し、被服費だけでも十数万。中学入学で三男も新しい野球チームに入団し、ユニフォーム、用具をお買い上げ。長男には学校推奨の高い機種のノートパソコンも必要だ。子供の成長は嬉しいけど、教育にはお金がかかる、今更ながら学資保険に感謝。入学式に出席し、これだけの経済負担に耐えられる日本の大学生を持つ家庭の親の数に日本経済の底力を実感しました。
上の写真は、子供が文房具を揃えたときにシャープペンシルの替え芯のキャンペーンに応募したら当たった。昨日届いたので載せてみた。長い人生、こんなところで運を使ってどうする。
さて、この春の区切りに自宅の片付けを決行した。年中、ゴミを捨てる話ばかりだが、狭い家に快適に暮らすためには要所要所でリセットする必要がある。プログラムのガベージコレクションと同じだ。今回は押し入れの天袋を中心に子供の思い出の品物を整理した。幼稚園の自由画帳や小学校の文集など、何でも保管していたのですが、子供一人の容量を決めて特に思い入れのあるものを選び、他は処分。発掘された個人情報満載のクラス名簿や過去十数年分も保存した年賀状もシュレッダにかけ捨てた。年取ってからは絶対に処分出来ないと思う。
そんな中、シュレッダのモータ音が急に大きくなった。旦那が調べたら刃を廻すギアが欠けていた。しばらく騙し騙し使っていたが、買い換えた。受験の願書などの個人情報のゴミが多いので物入りな時期なのだが、必要経費として購入しました。
ネットで調べて買った新しいコクヨの機械、とても静かだけど5分使うと30分間は休ませるという、王様のような機械。片付けで出た、山のような個人情報の書類を次男がせっせと処分してくれた。今、決断しないと後になると片付けられないし、風水的にも良くないと気がかりだった思い出の品物がキチンと整理できて気分もスッキリと春を迎えらられました。
子供達の成長で、またまた生活のパターンが代わりました。基本的には早寝早起き、三男の塾のために10時過ぎまで待つ日も週に何度かあり、慣れずに疲れますね。まだまだ、子育ては続くので考現学のネタはいくらでも拾えそうです。なかなか更新できずに心苦しいのですが、思いついては書き込みます。
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