157. くずはの広場(秦野市)
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小田急線秦野駅北口から渋沢駅北口行きのバスで約七分、宮上で下車、歩いて数分で
秦野市立の自然公園「くずはの広場」に着く。
崖下へ降りていくと、標高約130メートルの標識がある。3つのふれあい「人と文化
とのふれあい、人と人とのふれあい、人と自然とのふれあい」が掲げられている(写真①)。
森の中には、これら3つのふれあいができる遊歩道が整備されている。
写真① くずはの庭の入口に掲げられた三つのふれあい用語。
写真② くずはの家。
くずはの家(写真②)には観察会の人たちが、その事務室には職員と所長・高橋孝洋さん
がおられた。元高校の先生であった高橋所長を紹介していただいたのは、千村の湧水
「若竹の泉」でお会いし、ほたる公園など最初に案内していただいた自然映像企画制作
をされている吉田嗣郎さんであった。吉田さんはNHKテレビに生き物・自然の映像作品
を多数出されている方である。
高橋所長がほたる公園の水温を測っていることを吉田さんから教えてもらい、
私はくずはの家を訪ねたしだいである。
案内書によれば、葛葉緑地は蛇行して流れる葛葉川に沿った面積約17ヘクタール
の緑地で、昭和62年(1987年)に「かながわのナショナル・トラスト第1号」
に指定されている。ここは高低差約30mの谷を形成しており、急峻な斜面は豊かな
樹林におおわれ、市街地の貴重な緑地帯である。子どもからお年寄りまで、水辺で遊び、
工作教室、ほたるなどの観察ができる場である(写真③、④)。
写真③ 葛葉渓谷で見られる鳥たちの案内板。
写真④ 庭に展示された丹沢山系の岩石。
2016年5月28日に、高橋所長から川の飛び石を渡れば「ほたるの里」と、
湧水があることを教えていただく(写真⑤、⑥)。それ以来、私は毎月湧水の水温
を測りにくることにしている。
くずはの広場のほぼ中央部、葛葉川に架かる吊り橋があり(写真⑦)、この一帯を
散策して楽しむ人たちに出会う。
写真⑤ ほたるの里への案内標識。
写真⑥ 葛葉川の飛び石、ここを渡るとほたるの里と湧水の源泉がある。
写真⑦ くずはの吊り橋。
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