133. 高知のよさこい祭り(続き)
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よさこい祭りの踊りは、当初、盆踊りのスタイルであったという。しかし、踊りの
ルールは、鳴子を手に持って前進する振付けと、よさこい鳴子踊りのメロディが一部に
含まれことの2つだけであり、衣装と振り付けが年々進化し、動きの激しい踊りに
なってきたと考えられる。若者から中年層までストレスの多い現代社会において、
ストレスの発散に役だっていると感じた。
よさこい鳴子踊りは、全国各地のイベントでも見られるようになった。私の住む神奈川
県平塚の「湘南よさこい祭り」や、鎌倉市腰越(こしごえ)で開催される義経祭りでも
よさこい踊りを観たことがある。
仙台発祥の大規模な七夕飾りが全国に広がったように、激しい踊りのよさこい踊りが
全国に広がったのである。
帯屋町演舞場でしばらく見学していると、近森会グループの地方車(じかたしゃ)が
現れ、130名の踊り子が続いた。このグループは近森病院とその関連施設の人たちで
ある。
私の心臓手術のこと、さかのぼれば1988(昭和63)年12月21日に東北公斉
病院の佐藤成和先生と佐藤尚先生に心臓の冠動脈バイパス手術をしていただいて元気に
なり、2002年に四国遍路の途中まで375kmを歩いた。その5か月後の9月
5日のこと、高知市内で急に心臓に異常を感じ、甥が循環器の専門医をしている近森
病院に緊急入院し、狭くなっていた右冠動脈を膨らませてステントを挿入、さらに左
回旋枝も膨らませてもらった(詳細は「小さな旅のたより34」)。この手術があって
から、私は近森病院にお世話になっている。その近森会グループの踊り子たちに一層の
感動を覚えた。
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