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目次 2.1 青森県深浦の地区メンバーが発足 2.2 岡山県津山の地区メンバーが発足 2.3 北海道新聞に応援組織の紹介 2.4 総務省がアメダスの観測環境について改善勧告 文献
本谷 義信 72(札幌市手稲区) 16日夕刊「今日の話題」の「情報のぬくもり」の測候所廃止の話に、わが意を得たりと思いました。 短期的な気象観測は防災に欠かせませんが、最近は地球温暖化などの気候監視も重要になっています。 長期にわたる高精度の観測が必要ですが、環境が変わると長期間の比較に耐えるデータは得られ ません。 観測所の周りの木が大きくなって風通しが悪くなったり、日の当たり方が変ったりしても困るのです。 観測は気象庁の責任だとしても、無人化された測候所の観測環境が同じ状態で維持され続けるか心配 です。 9月には今年の国内最高気温を記録した京都府京田辺市の地域気象観測システム(アメダス)の装置 につる性の植物が絡まっていたため、気象庁が記録を取り消す事態もありました。 そこでこの秋、全国の30人ほどの専門家らが「気候観測を応援する会」を発足させました。旅行の際 などに測候所のあった場所に立ち寄って観測環境が変わっていないかどうかを点検する組織で、私もその一員 です。 将来は観測環境の重要性を理解してくれる地元の方たちと共に観測維持に役立つことを願っています。 |
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