(15/20) 「許してください! 大きな恩のある貴方に何の 恨みがございましょう。ただこの紙すきの技術が 他の国に漏れるのが恐ろしくて・・・・・」 そこまで言った安芸三郎左衛門はその場にうち伏して泣きました。