教会 (ビリニュス)


 左は市の中心部カテドゥロス広場にある大聖堂。右は市東部にある聖ペトロ・パウロ教会。
 私には右の教会が市内で見たいくつかの教会の中でいちばん美しいように思えた。 (1998年12月撮影)







通り (ビリニュス)


 ビリニュス市内のいろいろな通りの表情。
 右の写真はクリスマスのイルミネーションが輝く夕方の風景。 (1998年12月撮影)

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カウナス城


 カウナスの町を訪れたのは今回が初めてだったが、この町は私には特別な思い入れがある。今から40年近くも前、私が中学に入学した時、所属した英語クラブの活動として海外の人との文通を始めた。その相手がここカウナス出身の青年だったのだ。当時の我々にとっては航空便の郵便料金が非常に高く感じられ10gを超える郵便を出すことはなかなか思い切れなかったのに、彼からは毎回絵はがきのセットを同封した分厚い手紙が届いた。彼はその後、レニングラードの大学、軍務を経て極東のカムチャッカで仕事をしていたが、ある時から手紙が来なくなり、だいぶ時間が経ってから私がカウナスの実家に問い合わせたところ、ペトロパブロフスク・カムチャツキーで事故死したとの知らせが届いた。 (1998年12月撮影)

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旧日本領事館 (カウナス)



 カウナスの名が日本で知られるようになったのは、1940年、本国政府の意向に背いてナチスに圧迫されたユダヤ人に日本の通過ビザを発給した杉原千畝領事のことが世に明らかになってであろう。市内の小高い丘陵地にある閑静な住宅街に旧日本領事館の建物がある。窓の脇にある茶色のプレートは彼の功績をたたえるもの。 (1998年12月撮影)

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