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いままでの言葉: 2005年

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12月の言葉: "Multos fortuna liberat poena, metu neminem."
by セネカ
11月の言葉: 「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」
from アンヌ・モレリ ; 永田千奈訳『戦争プロパガンダ10の法則』(草思社, 2002)[amazon | bk1]
10月の言葉: 「机の上の惨状に,あなたの人生が凝縮されている」
from マリリン・ポール ; 堀千恵子訳『だから片付かない。なのに時間がない』(ダイヤモンド社, 2004)[amazon | bk1]
9月の言葉: 「轆轤首が屏風に上がる話は『北窓瑣談』にもあり,にっこと笑う例は『百物語評判』にある。独創的な行動を取ることはむづかしいらしい」
from 柴田宵曲『妖異博物館』(筑摩書房, 2005)[amazon | bk1]
8月の言葉: 「SFとは、つまるところ共同体を描く文学であり、個人の性格を掘り下げる文学ではない。」
from ウ ィリアム・テン ; 浅倉久志訳「ふたりのウエルズ : 火星人最初の襲来」(「SFマガジン」2005年8月号)
7月の言葉: 「本というのは,個人にせよ,公の施設にせよ,永遠に持っていられるものではない。」
from 室謙二「いろんな,本がある」(季刊「本とコンピュータ」2005夏号) [amazon | bk1]
6月の言葉: 「これまでの自分を形づくったすべての記憶が紙を介して指先に伝わり、胸の中で弾けて蘇ってくるのだ。」by 瀬名秀明
from 仁賀克雄編『おれの夢の女』(早川書房, 2005.4) [amazon | bk1]
5月の言葉: 「もっといえば、伊豆箱根、と一括りにされるのだから、きっと同じ県だと大方の関西人は思っている。」
from 柏井壽『「極み」のひとり旅』(光文社, 2004.9) [amazon | bk1]
4月の言葉: 「いくら人柄が良くても、評価の対象にはなりません。」
from 梅森浩一『「クビ!」論』 (朝日新聞社, 2003) [amazon | bk1]
3月の言葉: 「人間はなぜか評価する力だけは備わっていますから、何も考えてなさそうな人でもあなたの企画の良し悪しを、悔しいかな結構的確に指摘します。」
from 加藤昌治『考具』 [amazon | bk1]
2月の言葉: 「われわれ自身が一個のghostであるということ、まったく不可解な幽霊であるということを、今日では認めざるをえない」by 小泉八雲 from「小説における超自然の価値」
東雅夫編『ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語』(小学館, 2004.6) [amazon | bk1]
1月の言葉「しかしどのような代に生まれるかは、決められないことじゃ。わしらが決めるべきことは、与えられた時代にどう対処するかにある。」 by ガンダルフ
『新版 指輪物語 1 旅の仲間 ; 上1』[amazon | bk1]

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