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いままでの言葉:1999年

12月の言葉:「自分もさぐりを求め、師にも教えを乞い、知って覚えて、はじめてものは落着くのに、心にかけつつも完了しないのは、怠慢である。怠慢には一種いうにいわれぬ快さがあるので、つい愚図愚図とそちらへひかれて風情に欠けることばかりしている。」by 幸田文
「ことしの別れ」『季節のかたみ』(講談社,1993)
11月の言葉:「それが、手段のほうにばかり気をとられているから、バカバカしい筋にうんざりしたり、…遅い運びにイライラしたりするのです」
「理性でなく感性で観てほしい」国立劇場第一制作室長 北潟喜久「イヤホンガイド耳で観る」10月号より
10月の言葉:「サラリーマンだって、地球を救う正義の味方になれる!」
『地球防衛企業ダイガード』新番組予告より
9月の言葉:「ひとつ言えることは、探したい本があるときは、「フォース(理力)を使え」ということです。」by 岡崎武志
「念ずればかなうのだ」:「欲しい本をどうやって手に入れるか?」『季刊本とコンピュータ』1999夏p85
8月の言葉:「近頃の新聞はチットでも訳のわからんことがあると、すぐに、ヘンタイ何とかチウって書きおるでな」by 荒物屋の隠居
夢野久作「いなか、の、じけん」(『あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選』 角川書店 1998.4(角川ホラー文庫)4-04-136611-9)より
7月の言葉:「あれがパブ―居酒屋(イン)です。C・S・ルイスやトールキンが友人のインクリングたちと会っていた場所ですわ」by ドラゴン・レディ
アーサー・C・クラーク『3001年終局への旅』(伊藤典夫訳 早川書房,1997)より
6月の言葉:「現代は明らかに技術ロボットを必要としている。世界が機械ロボットを必要としているのは、生命よりも機械を信じているからであり、生命の奇跡よりも技術の驚異に心を奪われているからなのである。」by カレル・チャペック
「「ロボット」作者の自己防衛」リドヴェー・ノヴィニ(人民新聞)1935年6月9日号
カレル・チャペック『R.U.R. ロボット』(栗栖継訳 十月社,1992)より
5月の言葉:「だれかコスタキを見た者は?」by スメランデ
アレクサンドル・デュマ・ペール&ポール・ボカージ「蒼白の貴婦人」から。ピーター・ヘイニング編『ヴァンパイア・コレクション』(角川書店,1999)より。
4月の言葉:「帰れ!」by ユウシロウ&ミハル
アニメ『ガサラキ』最終話(3月28日放映)から
3月の言葉:「一九九九年なんて永久にやってこないような気がしていたのである。」by 木田元
朝日新聞 1999.2.21(朝)読書欄『定年後』の評から
2月の言葉:Verba volant, scripta manent.
塩野七生『ハンニバル戦記』 新潮社 1993.8(ローマ人の物語2)4-10-309611-X
1月の言葉:「俺たちゃあきらめが悪いんだ。」by ロッソ
アニメ『DTエイトロン』最終話から

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