今年の自分のtweetで2024年を振り返る。1月は Make:Japan に「手のひらサイズのペンプロッタを作り続ける理由」を寄稿し、多くの方に見て頂けた。同じく1月には京都の優洛庵で開催された kuralab.展に足を運び、普段の自分とは縁遠い世界の刺激を頂けた。2月は COMITIA143 にサークル参加。新刊の「YouTube Liveを見て台湾の現在を感じる本2022」を始め多くの方に自分の同人誌を手にして頂けた。3月は久方ぶりの海外渡航を楽しんだ。TIMTOS2023 の見学を皮切りに、花蓮や宜蘭の電子パーツ店訪問、国立台湾博物館鉄道部園区見学など4年ぶりの台湾を堪能した。同じく3月はピコケット2にサークル参加。出展者や来場者の方々と濃い話で盛り上がることが出来た。4月は理系フリマに出店。かつて自分が夢見て購入したマイコンボードやデジタルガジェットを多くの方に託すことが出来た。同じく4月は Maker Faire Kyoto 2023 に出展。この10年間に作成したペンプロッタの軌跡を展示して、多くの方にオレンジ色のブースに訪れて頂いた。5月は COMITIA144 にサークル参加。3月の台湾渡航の熱が冷めやらぬままに作った新刊「台湾北東部の電子パーツ店を1日かけて縦走してみた」を多くの方に手にして頂けた。同じく5月は技術書典14にサークル参加。オフライン会場では同人誌に加えてペンプロッタキットも手にして頂けたのが嬉しかった。6月はNT金沢に初めて出展した。ペンプロッタと電子工作作品、そして同人誌のハイブリッドな展示を、お馴染みの方から初めてお会いする方まで多くの方に楽しんで頂けた。同じく6月は Fablab SENDAI FLAT さんに足を運び、レーザーカッターでMDF板を切断しながら楽しい話をさせて頂けた。その翌日にはおもしろ同人誌バザール仙台にサークル参加。地方開催のイベントに毎年参加することの楽しさを改めて感じる事が出来た。7月は大阪に足を運び TechSeeker Collection 2023 を見学。久方ぶりの ATC とイベント見学を楽しんだ。同じく7月は夢の6日間の始まりとして広島に足を運ぶ。紙屋町のエディオンを見ながらかつての第一産業を想い出したり、古き良き電子パーツ店の松本無線パーツ広島店などを堪能した。8月は夢の6日間の後半で福岡に足を運び、電子パーツ店や初対面を楽しんだ。そして夢の6日間では福岡からそのまま韓国に渡航し、釜山の電子パーツ店街や済州島のネクソンコンピュータ博物館、ソウルの電気街などを堪能した。同じく8月は C102 にサークル参加。お馴染みの方々に加えて台湾や中国出身の方々に自分の同人誌を手に取って頂けたのが嬉しい出来事だった。9月は COMITIA145 にサークル参加。8月のコーフンの勢いのままに作った新刊「スゴい!ネクソンコンピュータ博物館」を多くの方に手にして頂けた。同じく9月はピコケット3にサークル参加。出展者や来場者との語らいに加えて、イベント内イベントの「音ヘボコン」や「シンセ落語」も楽しむ事が出来た。10月は Nochi さんとの合同サークルでマイコン・インフィニット☆PRO-68Kに参加。Nochi さんや catsin さんのミニチュア懐パソ機を間近で堪能しながら懐かしい話で盛り上がることが出来た。同じく10月は Maker Faire Tokyo 2023 に出展。10年間のペンプロッタの軌跡に加えて、新たに作ったデルタロボット型ペンプロッタやリニューアルしたカメラ画像プロットシステムを多くの方に楽しんで頂けた。11月はおもしろ同人誌バザールにサークル参加。同人誌を肴に貴重な話で盛り上がることが出来た。同じく11月は技術書典15にサークル参加。オフライン会場では同人誌に加えてマニュアル操作のデルタロボットと無料配布の紙冊子「直動機構があまっていたのでデルタロボット型のペンプロッタを作ってみた」を多くの方に楽しんで頂けた。12月は理系フリマ3に出店。自分の夢の跡の数々に加えて中文技術書を持込み、その楽しさを多くの方と共有することが出来た。同じく12月はC103にサークル参加。年2回のコミケが自分にとって大事なイベントだということを再認識することが出来た。
2023年は新刊は少ないが同人誌即売会への参加は増えた。ペンプロッタキットも多くの方に手にして頂けた。Maker Faire ではペンプロッタ島実現に少し近づけた。NT金沢出展やデルタロボットなど新たな取組みも出来た。4年ぶりに海外渡航も楽しんだ。後半体調を崩して活動が低迷したのが心残りだったな。
2024年は新しい取り組みを大切にしよう。今の活動を維持できるようなサイクルを確立しよう。これから起きる自分の変化に向けて準備を進めていこう。
活動を続けるには自分と家族の健康が大事だということを今年も痛感した。来年も予断を許さないが足元を固めながら前に進んで行こう。そしてこの日記や twitter を見て下さっている方々との貴重な交流を大切にしよう。
その理系フリマ3だが、キャンセルが2件あるため急遽追加参加者を募集しているようだ。明日開催のイベントでこの展開、流石の機動力だよな。そして理系フリマ3では中文技術書に加え日本の技術書も用意する。まずは「Linkers & Loaders」。古い本だが今見てもかなり楽しめる。特に a.out や ELF ファイル等の各種オブジェクトファイルや動的リンク等の説明ローレベルの世界が好きな方に手にして頂きたい。更に「PCカードテクニカルガイド」も持っていくつもりだ。こちらは今はもう使うことの無い情報が掲載されている書籍だが、PCカードという言葉にビビビッとくるモバイル端末好きの方にぜひ手にして頂きたい。温故知新。明日は昔話で盛り上がりつつ未来に向かうエネルギーをチャージできるとイイな。