2020年12月の陰気な男でいいですか?
20/12/31
ここ数年と同じく月情報を加えたキーワードで1年を振り返ってみる。1月は初のベルト駆動方式ペンプロッタ製作と5台のキューブ型ペンプロッタを合せた6台のペンプロッタ製作、2月は2色ペンプロッタ用新コンテンツ花札シリーズの製作と Tsukuba Mini Maker Faire 2020 への出展、3月は直動型ステッピングモータによる直動機構の実験と回転型可変抵抗を使用したベルト駆動直動機構の実験、4月は中華ステッピングモータ直動機構の2軸直交動作確認と Seeeduino XIAO 搭載コントローラによるペンプロッタ動作確認、5月はおもしろ同人誌バザールオンラインへのサークル参加と Maker Faire Kyoto Online での作品発表、更に Wio Terminal へのイカサマ HP-GL/DXF ビューア実装とオンライン版イカサマ HP-GL/DXF ビューア実装、6月は Wio Terminal でのスプライン曲線描画と M5Stack へのイカサマ HP-GL/DXF ビューア移植、7月は HVPAK SLG47105 Demo Board との戯れとキューブ型2色対応ペンプロッタ製作の再開、8月は M5Stack による XY scanner 2台製作と ESP-NOW による XY scanner のマニュアル操作実験、9月は技術書典9オンラインマーケットへのサークル参加と 80mm サイズキューブ型ペンプロッタの製作、10月は Maker Faire Tokyo 2020 への出展と BEEP 通販と秋葉原店での同人誌委託販売開始、11月はおもしろ同人誌バザールへのサークル参加、12月は Ogaki Mini Maker Faire 2020 への出展と技術書典10オンラインマーケットへのサークル参加。
今年は海外渡航を断念したり参加予定のコミケや COMITIA が中止となったのは残念だったが、つくばと東京と大垣の3回 Maker Faire に出展出来たのはこの状況下としては非常に有難かったよな。リアル同人誌即売会へのサークル参加は11月のおもしろ同人誌バザールだけとなったが、おもしろ同人誌バザールオンラインや技術書典オンラインマーケットでも紙冊子の頒布を行えたり、新たに BEEP 通販/秋葉原店で委託を開始することも出来たのは楽しかったよな。ペンプロッタ製作はベルト駆動による高速化や2色対応による新たなコンテンツ制作で楽しめたが、少し停滞感を感じる1年だったよな。
来年はこれまでの活動を継続しつつ、今までの自分が持っていない技術を獲得できるように精進しよう。次への仕込みとなるような新たな活動を始めよう。そしてこの日記や twitter を見て下さっている多くの方々に感謝しつつ、来年はもっとコミュニケーションの機会を増やしていこう。
20/12/30
20/12/29
開発環境を再構築。思う所あってメインPCにインストールされているVisual Studioをアンインストール。VS2010,2011,2013,2015,2017が残っていたためアンインストールに時間を要したが、空きスペースがかなり増えた。そして Visual Studio Community 2019 をインストール。Visual Basic 5.0 CCEを使ったり Visual C++ を購入したり MSDN Professional を1年だけ堪能したりした過去のことを考えると今は夢の世界が広がっているよな。まずは自作のイカサマ HP-GL ビューア&ペンプロッタコントローラを VSC2019 で再ビルド。無事ビルド&デバッグできることを確認。続いて「C#で始めるOpenCV 4プログラミング」を見ながら NuGet で OpenCvSharp4.windows を導入し、Windows Form 用サンプルを写経。動作を確認した。これで OpenCV を Windows アプリで利用可能な環境が整った。これまで Python 環境で動かしていた変換アプリを Windows アプリでも動かせるようにしていこう。貴重な年末年始の時間を大切に。
20/12/28
今日はシャキッと。永らく放置状態だった XY scanner を久方ぶりに動かす。今日は M5Stack Ultrasonic Distance Unit を投入。XY scanner に取り付けた ToF Distance Unit と交換する。Ultrasonic Distance Unit は ToF Distance Unit よりも長いので底面よりもはみ出してしまった。しかしセンサを簡単に交換できたのは Grove コネクタを搭載し固定用穴が統一されている M5Stack Sensor Unit のお蔭だよな。そして M5Stack のサンプルコードを参考に値読み取り関数を追加して XY scanner を動かしてみる。はみ出した底面のエッジに大きく反応しているようだ。底面を延長させるためにMDF板を横に並べ背の低いボタンを XY scanner で測定しても、やはり大きく反応してしまう。細かな対象物の距離を測定するのは超音波センサよりも ToF センサの方がやっぱり良さげだな。結果はシャキッとしなかったが昨日までと違って手を動かせたのは良い兆候だ。年末年始も地道に手を動かしていこうぜ。
20/12/27
20/12/26
20/12/25
20/12/24
クリスマスプレゼントは自ら生み出す。週末より開催される技術書典10に向けた新刊「中国の大型書店に行けないので通販で中文書籍を購入してみた2」が完成した。今回は初めてPDF版のみ無償配布を行ってみる。アップロードが0時を過ぎたので開催時点で公開されるか未知数だが、多くの方に手に取って頂けることを祈ろう。ああ早く中国に気軽に行ける世界が訪れるとイイのにな。
20/12/23
楽しいイベントが近づいてきた。技術書典10スペシャルオンラインイベントが12/25(金)夜の前夜祭から始まるようだ。技術書典9で実感したが、YouTube Liveとコメントを通じた参加者の一体感はオンライン形式の技術書典の新たな楽しみの1つだよな。年末年始はイロイロあるが、今回もまずは自分が楽しもう。心に余裕を持とうぜ。
20/12/22
今年の年末は思ったように進まない。来週には復活したいな。
20/12/21
ウカツだった。最終日に切断しようと思っていた Fablab Setagaya at IID のレーザカッター予約が全て埋まっていることに気が付いた。ガビガビーン。油断して予約するのが遅れてしまったのが敗因だな。この失態を繰り返さないように年明けの予約を行った。年末年始にビシッと切断データも準備しようぜ。
次のイベントがやってくる。今週末より開催される技術書典10オンラインマーケットページが公開されている。まだ販売開始となっていないが、販売予定の物理本が一覧で見られるようになっている。自分の同人誌もトップページに何冊か掲載されている。今回は物理本の新刊は用意できないが、自分の同人誌が新たに技術書典を訪れる方の目に留まることを祈ろう。技術書では無い最新刊「台湾のニュース番組をYouTubeで楽しむ本」を頒布出来るようCOMITIA135が無事に開催されることも合せて祈ろう。来年は技術書の新刊が用意できるように精進しようぜ。
20/12/20
今日も勇気を出して。昨日終わらなかった Windows Update 再起動は朝には起動状態になっていた。しかしもう1回 Update が必要なようだ。勇気を持って再度再起動してみよう。今日1日メインPCが使えなくても良い生活を送ろうぜ。
6時間近く経過してようやく再起動が完了した。しかし Windows10 20H2 はおろか 2004 すらアップデートされていなかった。やはり空き容量の問題なのか。数GBの残容量で常に使用している自分にアップデート出来る日は来るのだろうか。PCの新調は当分先になりそうなんだけどな。
満を持して。10月にサークル参加したおもしろ同人誌バザールが来年3月に東急ハンズ新宿店でコラボイベントを開催する。その東急ハンズ新宿店コラボイベントに関する詳細動画(YouTube)を今日ようやく閲覧した。これは野望に向けた第一歩なんだな。という訳で参加応募フォームに記入を行った。ニッチな自分の同人誌を手に取って頂けるかは未知数だが、お祭りだと思って参加しよう。貴重な機会を大切にしようぜ。
20/12/19
これは困った。Windows Update で再起動したら更新プログラムの構成が0%から全然進まない。本体SSDの空き容量が足りないのでUSBメモリを使用したのが原因なのだろうか。明日の朝になっても0%のままの予感がするが、とりあえず朝まで放置してみよう。なかなか思ったように進まないな。
20/12/18
今日も引き続き寒い。短い時間だが今日も Inkscape と戯れる。僅かな前進でも未来の成果につながることを信じよう。明日も前に。
20/12/17
今日はとにかく寒い。昨日に続き Inkscape を立ち上げて SVG ファイルを編集。しかし今日の自分は持続力が無かった。明日はもう少し長続きするとイイな。
20/12/16
準備が大事だ。次の切断に向けて Inkscape を立ち上げ SVG ファイルを作成。送りねじ式直動機構のスライド部を従来のものから変えてみる。〆切が遠い今だからこそ地道な活動に時間を投入しよう。明日も地味に。
20/12/15
海の向こうが遠い。PC Watch の記事にて COMUTEX TAIPEI が来年の6/1-6/4にリアルイベントとして開催されることを知る。いつもは平日に加えて週末も含む日程だが、今回は平日のみ開催となるようだ。来年の6月に自由に渡航できる世界が訪れているのかは正直未知数だよな。来年3月に台北で開催される工作機械見本市 TIMTOS 2021 にも昨年に続き足を運びたかったがこちらは確実に難しそうだよな。先日訪れたヤマザキマザック工作機械博物館もそうだったが、ホンモノの工作機械が動く様子を見るのはサイコーに楽しいよな。そして東アジアの工作機械関連展示会について書いた同人誌を通じてこの楽しさを多くの方と分かち合えると更にサイコーなんだけどな。紙冊子版は beep 秋葉原店さんの店頭でも委託販売しているが、先月に続き今月も吊るしで並べて頂いているようで非常に有難いよな。詮無いことを求めても仕方が無い。今の環境で自分の楽しさを追い求めようぜ。
20/12/14
短い時間でも前に。昨日の Seeeduino XIAO コントローラ基板の DRV8835 モータドライバを別のボードのものと交換し動作を確認。とりあえずモータドライバは壊れていないようだ。このコントローラ基板は別の用途に使用してみるか。明日も短くても前に進めよう。
20/12/13
今日も後ろを振り返る。遅ればせながら11月発行のロボット学会誌を読む。今回の特集はロボットコンテストだが、高橋先生による知能ロボットコンテストの解説記事を読み、2002年から2010年にかけて参戦していた30代の自分の記憶が蘇ってくる。あの頃は外界センサをカメラ1個というオレ縛りルールで参戦していた。チンケなコダワリで自分を縛るのは今も昔も変わらない。しかしあの頃の自分は仙台市科学館に事前設置された競技コースに足を運び真面目に事前デバッグを行うひたむきさがあった。今の帳尻合わせだけの自分は退化しているよな。そしてベテラン常連の山口さんは来年の知能ロボコン参戦に向けて開発を始められている。惰性で生きる今のヌルい自分にはマブしすぎる光景だよな。過去の自分のモロモロを今の活動に繋げようぜ。
1週間前の自分を省みながら。昨日分解したベルト駆動ペンプロッタのテーブル駆動部は可変抵抗の動きがシブくなっていた。直動機構デモや XY scanner と比べてペンプロッタのペン圧と紙による抵抗の負荷は高いということか。という訳で可変抵抗を交換。テスト用モータコントローラ基板で修復したテーブル駆動部の動作を確認。これまで動かなかった直動機構が動くようになるのはそれだけで楽しいよな。続いてペン左右駆動部を分解する前に動作を確認。大垣では調子が悪かったが今日は快調に動く。そして直動機構が上下に動く様子を見るのは楽しいよな。という訳でテーブル駆動部とペン左右駆動部を組合せて動作を確認しようとしたらペン左右駆動部が動かない。Seeeduino XIAO コントローラ基板の問題かと思い旧型の Arduino Nano 互換コントローラ基板と交換。今度は動作する。そうか大垣で調子が悪かったのはコントローラ基板の方だったのか。調子が悪くなるのは仕方が無い。今の自分のスタイルは常に新しいペンプロッタを作り続けることだ。年内にあと1回切断できるように頑張ってみようかな。妄想を膨らませようぜ。
20/12/12
今日は後ろを振り返る日。大垣から発送した荷物を遅ればせながら今日着払で受け取る。そして現地で動かなくなったベルト駆動ペンプロッタを分解。まずはテーブル側から分解する。本格的に分解しないとプーリまで至らないのはベルト駆動のツライ所だよな。明日も後ろを振り返りつつ前に進もう。
20/12/11
来年もまた夢を見たい。来年の5月に Maker Faire Kyoto 2021 が開催されるようだ。夢の3日間を終えたばかりではあるが、関西圏にお住いの方々とお会い出来る機会を頂けるようにビシッと応募しようぜ。新しいものをどこまで盛り込めるかで自分の真価が問われる。今月も気を抜かずに前に進もうぜ。しかし先週末の夢の3日間の後の1週間はヒジョーにキビシーものだった。週末立て直して来週こそは前に進めようぜ。
20/12/10
物欲が一番先に復活。Switch Science さんにて Wio Terminal 用バッテリーベースが販売開始していることを知る。製造元価格が typo となっているお蔭で割安感があるな。Seeed K.K.エンジニアブログの松岡さんの記事を見る。バッテリだけでは無く Grove コネクタ6個搭載も魅力的だよな。早く店頭で買えるようになることを祈ろう。そして M5Stack用超音波測距ユニットも店頭に並んでくれるとイイなあ。10月に形にした3台目の XY scanner に取り付けたいよな。物欲だけでは無く次に向けた妄想力も復活させようぜ。
20/12/09
今日もヘビィな展開となり 1byte でも前にの精神が取り戻せなかった。明日こそは。
20/12/08
予定通り今週はヘビィな展開となる。明日は 1byte でも前にの精神を取り戻そうぜ。
20/12/07
社会復帰はハンダの煙を吸う所から。Ogaki Mini Maker Faire が終了したので地味な世界に戻ろう。という訳で今日はユニバーサル基板にコネクタをハンダ付けして分岐基板を作成。この分岐基板を介して Wio Terminal とスライド抵抗を接続し AnalogRead() で値を確認。値のふらつきはあるが0から1023で変化することが確認できた。〆切の無い今だからこそ色々なことを確認していこう。明日も前を向いて。
20/12/06
夢の3日間の最終日はグルーヴ感と共に。今日は Ogaki Mini Maker Faire 2020 の2日目。家族連れやご夫婦、友人同士など老若男女という言葉がピッタリな方々が沢山来場された。入口近くという非常に有難い場所に配置して頂いたこともあり、今日も自分のオレンジ色のブースに多くの方に訪れて頂いた。非常に有難い。Ogaki Mini Maker Faire への出展は 3回目となったこともあり、過去にペンプロッタを見て下さった方が何人も再訪して下さった。その上で「また再来年」と言葉をかけて頂けるというのは出展者冥利に尽きるよな。次も出展者として恥じないものを形に出来るよう精進しよう。これまで Ogaki Mini Maker Faire に出展する度にホンワカとした楽しさを感じていたが、運営スタッフの皆さんのアットホームな雰囲気も大きいのだと今回感じた。開催に向けたご尽力に加え、開催当日もスタッフの皆さんと直接楽しい時間を共有出来たのは非常に嬉しかったな。久しぶりのグルーヴ感はサイコーに楽しいな。
そんな楽しい雰囲気に浮かれて Seeed ガチャにチャレンジ。Seeed バンダナを腕に嵌めて万全の体制でガチャに臨んだ結果、Seeed ケースを頂ける結果となった。このケースは開ける部分が独特な形状となっていることを知ることが出来たのは収穫だった。ペンプロッタもトラブル多発。まずは昨日動かなくなった赤富士ペンプロッタと途中で止まる80mmペンプロッタは動かない旨を掲示。10月の Maker Faire Tokyo 2020 の時のようにシレっと1台減らして展示する卑怯な自分とはこれでオサラバだ。続いて突然1台のペンプロッタのペン上下用 RC サーボが片側だけ動かなくなった。RC サーボが壊れたかと思い予備の RC サーボを用意して分解しようとしたら背面のコネクタが抜けていたことに気が付いた。LED 点灯用に FET を載せた拡張基板と名刺用紙のクリアランスが小さいのが原因だな。そして昨日好評だったアマビエ出力用のベルト駆動ペンプロッタのペン左右駆動部が動かなくなった。意を決してテーブルが動かない赤富士ペンプロッタと合せて2台を分解。赤富士ペンプロッタにアマビエペンプロッタのテーブル駆動部を組合せて完動品1台でっちあげ、赤富士モチーフ画像を出力させた。今回の出展ではベルト駆動ペンプロッタの弱点を知ることが出来たのは収穫だった。現状を真摯に受け止めて次のペンプロッタ制作に活かそうぜ。
夢の3日間は幕を閉じた。明日からの現実とも真摯に向き合おう。
20/12/05
オレは1人では無かった。今日から2日間開催される Ogaki Mini Maker Faire 2020 の物理会場にてペンプロッタを出展。こんな状況なので余り人が来ないのではと思っていたが、一昨年と同じような Ogaki Mini Maker Faire のホンワカとした雰囲気を楽しむことが出来た。そして takeyama masahiro さんをはじめ多くの方に自分のブースに訪れて頂いた。非常に有難い。10月の Maker Faire Tokyo 2020 ではそれ程でも無かったアマビエの人気が、今回の Ogaki Mini Maker Faire 2020では思ったよりも高かった。やはり今はキビシイ状況になってきたということなのだろうか。ペンプロッタ達も頑張ってくれた。朝の動作確認時に花札画像の短冊の赤が薄くなっていたので赤ボールペンを交換。交換後は快調に出力してくれた。しかし朝の動作確認時には快調に動いていた赤富士モチーフ画像が12時の開催直前に動かなくなってしまった。更に隣の80mmサイズペンプロッタも途中で止まるようになった。Maker Faire Tokyo の時に不調だったのはもう一台の80mmサイズペンプロッタだったんだけどな。これが今の実力だ。全機完動では無いのは残念だが、明日も貴重な機会を楽しもうぜ。
夢の3日間の2日目は電気街と共に。Ogaki Mini Maker Faire 2020 初日終了後に大須に向かう。大須に足を運ぶのは一昨年の Ogaki Mini Maker Faire 2018 の前日設営の時以来だな。まずは第2アメ横ビルから。タケイムセンが閉店してから初めての訪問となったが、電化パーツ・大須パーツ・海外通商の変わらぬ品揃えを見て安堵する。続いて中京マイコンを訪れて、不動の Visual C++ 5.0 と Visual Basic 5.0 のパッケージを堪能。更に MEIKOYA でレトロゲームの雰囲気を楽しみ、スーパーポテトレトロ館で2階に登る階段途中のテラドライブを堪能。スーパーポテトの地域共通クーポン対応を見て、ふとスーパーマリオが動く STM32H7 開発ボードを入手したくなってしまった。そして満を持して第1アメ横ビルに。2階に上がりボントンに向かう。今回は一期一会のモータには出会えなかったが、豊富なつまみ類を眺めたり東芝CMOS Z80SIO の TMPZ84C40 を記念購入しようか悩んでいたらあっという間に閉店時間を迎えてしまった。という訳で隣のパソコンショップパウに移動。店内の棚位置が以前の櫛型から回遊型に変わったんだな。残念ながら 8bit パーコンには巡り合えなかったが懐かしの松下 CRT の丸いつまみを見てトリップ。そして MZ-2000/X1 ソフトと書かれたケースを見つけて中味を見る。パッケージソフトのカセットテープが入っているのかと思いきや、そこにあったのは誰かのマイコン人生そのものだった。何か見てはいけないものを見たような気がしてエモくなり第1アメ横ビルから逃走。三洋堂書店に入り気持ちを落ち着かせた。ここの2階は書棚の並びが独特で楽しいんだよな。という訳で2年ぶりに大須を楽しんだ。電気街訪問は海外でも日本でもサイコーに楽しいよな。夢の3日間の最終日も存分にたのしもうぜ。
20/12/04
夢の3日間は工作機械から。今日は昨年末にオープンして一度足を運びたかったヤマザキマザック工作機械博物館を訪れる。今年は JIMTOF もオンライン開催となりホンモノの工作機械から遠ざかっていたが、1階の受付に入った瞬間油のニオイで工作機械展示会に来たような感覚が得られる素晴らしい博物館だ。見学コース前半の古い旋盤やフライス盤には想定以上の刺激を受けた。特に卓上型モデルは今でも色褪せない感じがした。19世紀末の米国の技術力や今と変わらぬドイツのマニアックさを味わっていたらあっという間に時間が過ぎて行った。戦後の工作機械コーナもイイ。フランス製の門型平削り盤や山崎鉄工所時代の汎用旋盤 REX-10M など長尺の機械が目の前で動く様子をじっくり見ることが出来る。これは貴重な時間だよな。終盤の NC マシンもヨカッタ。FANUC や東芝の NC コントローラから自社コントローラに至る流れが泣ける。グリーンモニタや半角カナのコントローラ画面もグッときた。見学を終えてバスを待つ間に博物館の方がわざわざやってきてお話させて頂けたのも非常に嬉しい出来事だった。このような貴重な場所が永く受け継がれることを祈るばかりだ。自分が頒布している同人誌「展示会でホンモノを見るのは趣味の活動にも刺激になるよね」では東アジアの工作機械やロボット関連の展示会の楽しさを紹介しているが、ヤマザキマザック工作機械博物館のような素敵な博物館の楽しさをもっと多くの人達と分かち合いたいよな。まずは自分が作ったマシーンを楽しもう。
という訳でヤマザキマザック工作機械博物館を堪能した後は、明日から開催される Ogaki Mini Maker Faire 2020 の事前設営のため大垣のソフトピアジャパンセンターに足を運ぶ。事前発送した荷物も無事到着。いつものオレンジ色のテーブルに12台のペンプロッタと4台の直動機構を並べた。イロイロとキビシイ状況だが Ogaki Mini Maker Faire 2020 の物理会場という貴重な場で多くの方と楽しい時間を共有できることを祈ろう。オレは1人では無いはずだ。
今夜はゆっくりできると思っていたがアマかった。ギリギリで制作した赤富士モチーフ画像の出力時にペンプロッタが止まる時がある。10月の Maker Faire Tokyo でも姑息な作戦で動かしていたことを忘れていた。という訳で夜に Seeeduino XIAO 用ファームウェアを姑息に変更して対応。繰り返し動作させても止まることは無くなかった。アナログ入力に GND 接続時に A/D 変換値が0になってくれると良いが個体差があるのがキビシイんだよな。アナログ入力を内部で増幅する今のマイコンでは仕方のないことなのかな。今の時代に追従できる自分でありたいのだが。
20/12/03
一足早く夢の3日間に突入する。貴重な時間を存分に楽しもう。
20/12/02
週末に向けて。Ardiono IDE のボード設定を Wio Terminal から Seeeduino XIAO にスイッチ。先月から放置状態となっていた赤富士モチーフベクトルデータ制作の続きを行う。葛飾北斎の凱風快晴を元に2値のビットマップ画像を3つ作成。自作のPythonコードでビットマップ画像を横線のベクトルデータに変換。元絵の良さは活かせていないが、とりあえず赤富士モチーフ画像を2色対応ペンプロッタ出力できるようになった。雲の部分が入ると先月よりも少し雰囲気が高まった。横線の出力時間が短いベルト駆動方式ペンプロッタにもマッチしてくれそうだ。後は手持ち荷物を無事に大垣まで運ぶだけだ。イロイロとキビシイ状況ではあるが、普段なかなかお会い出来ない方々と楽しい時間を共有できるとイイな。貴重な機会を頂けたことに感謝しよう。
20/12/01
週末に向けて。久方ぶりに Wio Terminal を動かす。将棋盤プロット用データを Ogaki Mini Maker Faire 2020 用に変更して出力。大垣の2文字は漢字での出力が似合うな。準備の時間は残り僅かだ。明日も準備に全力投球しよう。
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