昆虫ナウ！2007 #43
「悩ましい」
掲載：2007/9/14（3画像で構成）
良く見かけるけど謎だらけの悩ましい存在。私にとっては蛾がそれに当たります。
種類があまりにも多すぎて何が何やら・・
一般的にも華やかな蝶・不気味な蛾という負のイメージで受け取られ易い。
幼虫の多くが野菜等の害虫であることも嫌われる一因と思われます。
でもよく見ると変化に富んでおり、これほど面白い観察対象は他にないのかも。
あずき等の豆の重要害虫とされるマメノメイガ。
鳥で言うと猛禽類の雰囲気さえ漂う威風堂々ぶりです。
ふんぞり返って葉にとまる独特の姿勢がそう感じさせるのでしょうか。
蛾の中では一番偉そうかな。
（撮影：9/13）
上の画像の場合は目に表情がありませんが、こちらには大いにあり。
茶色いぎょろ目がこちらを睨んでいます。
幼虫がほうれん草等を食害するシロオビノメイガの成虫です。
（撮影：9/1）
一見すると風に飛ばされて葉っぱの上に落ちたゴミにしか見えません。
でもこれが結構俊敏。不用意に近づくと畳んでいた翅をさっと拡げて飛び去ります。
ほんの一例ですが、この様に蛾のバリエーションは容姿・行動とも多彩です。
今後も注目して行きたいと思います。
（ツトガの一種？ 撮影：7/9）
Digital Camera: Nikon D40/AF-S VR Micro Nikkor 105mm(1st image),
PENTAX Optio 750Z(2nd image),
Processed by Adobe Photoshop Lightroom & CS3 Mac,
Exp.Date: 2007/9/9, 9/1 & 7/9 at Tokyo (東京)
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