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東京の昆虫レポート2011
”困りごとも”
セセリチョウ2種、コフキゾウムシ、ヨコバイ2種、コガネグモ
撮影・掲載:2011/5/21(6画像+参考1画像で構成)
一日、間を空けるとこんなに!。草むらの草の成長がここに来て急加速しています。
それを受けて、そこに集まる昆虫たちもいよいよフルキャスト体制に入った感じです。
嬉しいことなんですが、一寸困りごとも・・キャストには当然蚊の類も入っています。
かゆいのは苦手。いよいよかゆみ止めを忘れちゃいけない時期に差し掛かりました。
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びゅんびゅん飛び回る元気者・セセリチョウの数がここに来て急増中です。
東京で普通に見られるのは2種類。これはそのうちの一つチャバネセセリです。
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もう一方のイチモンジセセリも近くのアカツメクサに来て吸蜜中でした。
特徴はその名の通り一直線に並ぶ翅裏の白い斑紋。
チャバネに比べシャープに感じるのは、このくっきりした斑紋のせいでしょうか。
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小さい身体に似合わぬ大食漢・コフキゾウムシもいよいよ登場しました。
好物はクズの葉の筈なんですが、これはアカツメクサの葉の上を徘徊中でした。
”たまには違う味も試してみるかね” と言った感じでしょうか。
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各種ヨコバイ系が相変わらず賑やかに飛び跳ね中です。
”ヨコバイ君・・はーい” って言う感じの面白動作を見せてくれたこれもその一種。
クワキヨコバイの成虫と推測しました。
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これは俗称バナナムシの方が有名になってしまったツマグロオオヨコバイ成虫です。
成虫での越冬も可能なタフな奴。その耐逆境力からすれば今の時期の気候は大甘の筈。
警戒力もゆるみ気味なんでしょうか。葉っぱの上でぼーっとしているところを一枚。
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昆虫のキャストが揃えば、当然のことながらこうなります。
草むらに潜む魔の手・クモの罠設置が着々と進行中です。これはコガネグモの場合。
脚の延長上にくっきり浮かんだエックスパターンがトレードマークです。
いつも疑問に感じるのですが、このマーク昆虫を騙す効果が本当にあるんでしょうか。
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【撮影メモ】
今日の撮影はマイクロフォーサーズ機に他社APS-C機用レンズを付けて行いました。
レンズはPENTAX 35mm MACRO、マウント変換アダプターはNOVOFLEX社製です。
露出は実絞り。またAFは効かず、マニュアルフォーカスによる撮影となります。
このレンズのフォーカスリングはしっとりとした感触を持ちとても心地よい。
外付けEVFの精緻さにも助けられ、ピント合わせの楽しさを久しぶりに味わいました。
昔のレンズの感触は皆こうだったんですが、AF時代に入りいまいちの物が多い気が・・
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Digital Camera: OLYMPUS E-PL1/PENTAX 35mm MACRO with Mount Adapter,
Exp.Date: 2011/5/21 at Tokyo(東京)
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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