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この度は『Junk Shop -DataSlim2's Room-』にお招きいただきありがとうございました。

平成12年の初め頃初代の『DataSlim(上写真)』を手に入れました。

さっそくケースを購入し、この小さなケースにぴったり収まるようなペンもあちこち当たってみたのですが、「そこまで小さいペンはちょっとないですねぇ〜」という返事ばかり。
某所で紹介されていた『世界で一番小さいボールペン』(管理人注：下の写真を参照してください。)というのを２ヶ月ほど懸命になって探したのですが「文具ならなんでも揃う」といわれている文具店にもなかったものですから、ついにあきらめて自分で作ることを決心しました(この後「なんでも揃う文具店＝銀座伊東屋」では「世界で一番...」が売られるようになりました)。

各ペン対比。
上：伸ばしたとき(失敗作) 中：縮めたとき(成功作)
下：『世界で一番小さいシャープペンシル』

とはいってもまったく何もないところからフルスクラッチして作ることはできそうになかったので、利用できそうなものがないかと探したところラジオのアンテナを利用して作ることを思いついたのです。
しかもいくら小さなペンでも手に持ったときに書きにくいのではイヤなので、書くときは伸びてちゃんとした長さになるように伸縮式のものを作ろうと。

さっそく秋葉原で実物のアンテナをみてみたところ、太さ的にはボールペンの替え芯とドンぴしゃみたいだったので、店のオヤジに用途を説明した上でバラし方など教わり１本購入してみました。

結果的にたいへん具合の良いものができあがったため、以下にこのアンテナを使った伸縮式ボールペンの作り方を細かくご紹介したいと思います。

※なお『伸縮式ボールペン』ってのも面白みがないので現在名称を募集中です。『ロッドペン』とか『伸ボ(笑)』とか。