「ちかい」・「おきて」とは

  ■「ちかい」は心のおきどころ、スカウトの行動の指針。

  ■「おきて」はスカウトの具体的な行動。

   ☆スカウトの「ちかい」と「おきて」は世界共通です。

   ☆国によって表現の違いはありますが、おなじ内容です。

  ■ボーイスカウトから指導者まで同じ「ちかい」と「おきて」をもちます。

スカウトの「ちかい」と「おきて」

「ちかい」

  わたくしは名誉にかけて次の3条の実行をちかいます。

   1.神(仏)と国とに誠を尽くし、おきてを守ります。

   1.いつも他の人々をたすけます。

   1.身体を強くし心健やかに徳を養います。

「おきて」

  1.スカウトは誠実である。
     スカウトは、信頼される人になります。
     真心をこめて、自分のつとめを果たし、名誉を保つ努力をします.

  2.スカウトは友情に厚い。
     スカウトは、兄弟として仲よく助け合います。
     すべての人を友とし、相手の立場や考え方を尊重し、
     思いやりのある人になります。

  3.スカウトは礼儀正しい。
     スカウトは、規律正しい生活をし、目上の人を敬います。
     言葉遣いや服装に気をつけ、行いを正しくします。

  4.スカウトは親切である。
     スカウトは、すべての人のカになります.
     幼いもの、年寄り、体の不自由な人をいたわり、動植物にもやさしくします.

  5.スカウトは快活である。
     スカウトは、明るく、朗らかに、いつも笑顔でいます。
     不平不満をいわず、元気よく、進んでものごとを行います。

  6.スカウトは質素である。
     スカウトは、物や時間を大切にします。
     むだをはぶき、ぜいたくをせず、役立つものを活用します。

  7.スカウトは勇敢である。
     スカウトは、勇気をもって、正しく行動します.
     とんな困難なことかあってもくじけすに、新しい道を切り開きます。

  8.スカウトは感謝の心を持つ。
     スカウトは、信仰をあつくし、自然と社会の恵みに感謝します。
     お礼の心で、自然をいつくしみ、社会に奉仕します。

カブスカウト隊、ビーバースカウト隊では

「ちかい」と「おきて」をスカウトの年代に合わせ、わかりやすく表現したものがあります。

「カブスカウト隊」

  • 「やくそく」とカブ隊の「さだめ」

「ビーバースカウト隊」

  • 「やくそく」とビーバー隊の「きまり」