![]() Two Hearts [1991] |
![]() Two Bridges [1996/08] |
松浦雅也(Arrange ♂)と
チャカ(Vocal ♀)のユニット。 日本のポップロック系(?)の中では、今一番気持ちがいいです。 僕にとってちょうどいいスピード感の「ノリ」を つかんでいます。体が勝手に踊っちゃう踊っちゃう。 松浦さんは電子楽器オタクのような人で、アルバムの多くは電子楽器の プログラム、打ち込みによって作成されます。1st アルバムから順番に 聴いてみると、音質の変化などからここ数年の間に電子楽器が大きく性能向上 したことが伺い知れます。 電子機器技術のことは別にしても、曲とアレンジがすごく良い。 特にアレンジャーとしては優れていて、映画「Sweet Home」の音楽を 担当したり、ゴンチチなんかのアレンジもやっていた気がする。 チャカの声はまっすぐに良く通る、 独特の声質をしています。無表情な感じも受けますが、曲、アレンジと 良くあっています。 僕は「つやつやに磨かれて光る針金」みたいな声だなぁ、という印象を 持っています。 もっとメジャーになってもいいのになぁ、とここ数年思っていましたが、 昨年(1991)くらいから TV や映画でもときどき曲を聞くようになってきました。 ・「遊びにきてね」 ・「Kisses」 ・「青空は天気雨」映画「きらきらひかる」のイメージソング CD が 10 枚くらい出ています。 僕から見て、当たりはずれが少しあります。 とにかくお勧めなのは ・Two Hearts [1991] リミックスベスト版 ・Signal [1990] です。 「atlas」はハズレ、「holiday」はいまいち、 ライブ版ベスト「Two Spirits」は、悪くないけどやっぱり ライブだとちょっと音が薄いかな、という感じです。
チャカが PSY・S から離れて作ったアコースティックバンド 「チャカと昆虫採集」のアルバムで 「うたの引力実験室」[1991] というのがあります。PSY・S とは全然違った内容で、この中には ・「大きな古時計」 ・「ひまわり娘」 ・「Sweet Memories」 など、なつかしい曲がつまっていて、ほのぼのとしてしまいます。 ・PSY・S は解散したらしいです。う〜ん残念。(1996/07/22) たまたま TV 番組「The 夜もヒッパレ」(1996/07/20) を観ていたら、 Chaka が出てきて、LINDBERG の歌を歌っていた。番組初登場。 自己紹介するときに、「1985 年から PSY・S をやってきたけど、 2人のやりたいことが違ってきたので PSY・S は解散した。」だそうだ。 ふうん。やっぱりそうか。 松浦雅也の WWW でもそんな雰囲気があったので、もしかしたら…と 思っていた。 Emotional Engine が PSY・S 最後のオリジナルアルバムになってしまったな。 ・Chaka は、 Delicious Hip という ひとりユニットで再デビューしました。 1997/10/22「誘惑のハンマー」発売。(1997/10/23) |