1999 年 7 月 3 日、青山 CAY でのライブを観に行った。
(同じライブが 6/25 に小淵沢でありました。
大阪では 8/2 にあります。)
昆虫採集としてのライブを観たのは初めて。
「うたの引力実験室 (1991)」は愛聴 CD なので、
どんな曲を歌ってくれるのか大期待だった。
レストランバー青山 CAY はスパイラルビルの地下。
3月にライブのあった 南青山 MANDALA
の倍くらいの広さ、カウンターバーのあるホールで、
席は 約200人+立見100人 くらいかな。
開演前のアナウンスはいきなり Chaka の声で流れて、笑かしてくれる。
「他のお客様のご迷惑になる、会場での『土俵入り』『さば折り』『そば打ち』
はしてはいけない」とのこと。(^_^)
Chaka の語りは爆笑の連続。歌なしでもステージやってええんちゃうかぁ
ゆうくらい、ツボを突いてくる。少女時代の話が面白い。
1曲目「星になれたら / ミスターチルドレン」に始まり、
古今東西新旧の歌を歌いまくります。
めちゃめちゃ懐かしい「虹をわたって / 天地真理」とか、
唱歌「夏の思い出」とか、なんでもあり。
知らない歌もあるけれど、それがまた楽しみ。いい歌を選曲してくれる
ってことについては信用できる。それが昆虫採集。
やっている本人たちが、この歌好きなんだ──それいいねって
選曲・アレンジして楽しんで作っている感じが伝わります。
演奏も歌声も素敵で、心に届く。
今回驚いたのは、「浜辺の歌」。
♪ あしーたーはーまーべーーをさーまーよーえーばー
これは、僕のふるさとの歌なのです。
僕が少年自体を過ごした、
秋田県北秋田郡森吉町米内沢という、
小さな小さな村落があるんですが、そこがこの歌の作者、
成田為三先生の生誕地で、今では「浜辺の歌音楽館」というのが
建っています。緑の山々に囲まれた、とてもいいところです。
そんな僕が、20 年経って、昆虫採集のコンサートで
懐かしの歌に出会うとは、なんという偶然。歌の良さを再認識。
→ 浜辺の歌音楽館(外部リンク)秋田県森吉町
──<アンコール>──
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp