原宿に新しくオープンしたライブ店 Blue Jay Way での Chaka Jazz ライブ。 初めて入店したが、中はきれいで食事も美味しくて音も良い、とてもいいところ。 早めに並んで待ってから入店したので、ステージ正面、かぶりつきの距離で 聴きました、生声が響きます。しかしあまりに近すぎると、 恥ずかしくてかえって目を合わせて聴いていられない、ということを発見。
最近の Swing Journal 誌で国内ジャズディスク大賞ヴォーカル部門 ２位！ という評価を受けたそうで、ファンとしては「ほれ見ろ、長く応援してきた甲斐が あったぞ」という気分。

最後にライブを聴いたのは昨年 11 月の Sometime だったが、ベーシストだけが納浩一から安カ川大樹に替わっている。 ピアノのユキ・アリマサはいつも体の動きが少ない。手元も全然見ないし、 表情も変わらず、お地蔵さんのよう。 （プレイはもちろんすばらしいですよ。(^_^)）

２枚の Chaka Jazz アルバムからの選曲を メインに、２ステージで 15 曲を楽しんだ。 James Gadson からの宿題で覚えたという Trust In Me はソウルフルな力の入ったヴォーカルを披露した。 Fascinating Rhythm はドラムスだけの伴奏でアドリブを多く交えて。 特に印象に残って好きだったのは「I Wish You Love」 「Everything Happens To Me」「Go Go Go」、それとアンコールで歌った 「Cheek To Cheek」。
Blue Jay Way でのライブは定期的に続けていくとのこと。 3/28 には「チャカと昆虫採集・うたの引力実験室 2004」が行われる予定。

＜ 演奏曲目 / 作詞・作曲者 ＞

1. L-O-V-E / Milt Gabler & Bert Kaempfert
2. Everything Happens To Me / Matt Denis & Thomas Adair
3. I Wish You Love / Albert Beach & Charles Trenet
4. I Hear Music / Frank Loesser & Burton Lane
5. What Is This Thing Called Love / Cole Porter
6. Trust In Me / Ned Wever, Jean Shwartz & Milton Ager
7. Since You Came To My Life / 安則 眞実
   
   ──（休憩）──
   
   
8. Fascinating Rhythm / Ira Gershwin & George Gershwin
9. Never Make Your Move Too Soon / Nsbert Hoper Jr. & Will Jennings
10. Vincent / Don McLean
11. Smile / Geoffrey Claremont Parsons, John Turner & Charlie Chaplin
12. Go Go Go / 安則 眞実
13. Perdido / Juan Tizol, Harry Lenk & Ervin Drake
14. Thank You For Everything / 安則 眞実
    
    ──（アンコール）──
    
    
15. Cheek To Cheek / Irving Berlin