◆ 黄色い本 / 高野 文子

黄色い本 黄色い本 〜ジャック・チボーという名の友人〜
アフタヌーン KC デラックス 1488
著者: 高野 文子 Fumiko Takano
発行所: 講談社
印刷: 図書印刷
2002年2月22日 第1刷発行
定価: 800 円
ISBN4-06-334488-6 C9979 \800E
待ちくたびれておりました。高野文子の6年半ぶり!の本。 アフタヌーン(1999, 2001)や Comic Cue(1996)掲載のものは すでに読んだことがあった。1編「マヨネーズ」だけ コミックアレ臨時増刊号(1996)初出で初めて読んだ。 うまいなぁ。ほんとにうまい。読む度に感心する。
数少なく簡素な線なのに、的確な表現。気のきいた観察眼。 表情と人物の心の動き。漫画界の熟練された職人の味だなぁ。

「黄色い本」: 「チボー家の人々」は読んだことはないが、読書して 心が没入していく感じがよーくわかる。
「マヨネーズ」:なんなんだこの展開は。意外な方向へ。
「二の二の六」:ラストの意外なオチ。あっはっは。

* 第7回手塚治虫文化賞 マンガ大賞受賞!(2003) (Link)

2002/04/04 T.Minewaki
2003/06/06 last modified T.Minewaki

高野 文子好きなものMINEW home

T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp