◆ 村上 春樹 ◆

初めに読んだのは「蛍・納屋を焼く・その他短篇」かな。 「羊をめぐる冒険」かもしれない。まぁとにかくそれ以来ずっと好きで、 短篇も長編も読み続けています。
飽きないのは、きっと主人公のモノの考え方が自分に似ているから なんだろうなぁ。

「カンガルー日和」の中の「4月のある晴れた朝に100パーセントの 女の子に出会うことについて」という短篇はとても気に入っています。

この人の作品の特徴は「やれやれ」という言葉だろう。どの作品の 主人公も、自分なりの暮らしをしているところになにやらトラブルが やってきて、係わりたくないけれども無視することもできず、それで 「やれやれ」とつぶやきながら、彼は巻き込まれてゆく。



1995/11/06 T.Minewaki
2000/01/27 last modified T.Minewaki

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