◆ 亀石 ◆

Mongol 2001
(2001/08/14 撮影 at ハラホリン・モンゴル)
エルデニ・ゾーを出て少し歩いたところに、 亀の形に彫られた石像(亀石)がある。

エルデニ・ゾーが建設される更に以前(13 世紀くらい?)、 ハラホリン(カラコルム)はモンゴル国の首都であった。 ここには壮麗な宮殿が建ち、亀石は宮殿の柱を支える台座であったらしい。 亀は世界の底を支える動物として宗教的に神聖な意味を持っている。

この亀石の周囲をぱっと見た限りでは他に遺跡のようなものは見あたらず、 草原が広がるだけだが、 何カ所か発掘調査が進行中で、大量の瓦やレンガの破片が掘り出され 積まれている。

僕等が亀石を見にやって来たのを嗅ぎ付けて、 周囲にはにわか土産物屋が集まり、地面に小物を広げて勧誘してくる。 売り物はやはりこの辺から発掘されるのだろう古銭や仏像や装飾物が多い。
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2002/01/15 T.Minewaki
2002/03/11 last modified T.Minewaki

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