◆ がれきのオボー ◆

Ovoo with Bricks Mongol 2001
(2001/08/14 撮影 at ハラホリン・モンゴル)
亀石近くにあった「オボー」らしきもの。
オボーというのは、日本でいう道祖神のようなもので、 その土地の神様を祀ったもの。 オボーに出合ったら、その周りを右回りに3回まわって石を積むのが儀式。

通常は石を積み上げて作られる。 てっぺんに動物の頭骨が置かれていることも多い。 このあたりには遺跡が眠っているということを反映してか、 このオボーは掘り出された大量のがれきが土台となっている。 載っているのは山羊の頭骨。

周囲のあちこちからピッピッという声が聞こえる。 注意して見ると、がれきのすき間や地面にたくさん開いている穴から、 ちょこんと顔を出してナキネズミがこっちを見ている。
↓:次ページ前ページ:↑

2002/01/21 T.Minewaki
2002/03/11 last modified T.Minewaki

モンゴル 2001夏 index思い出のアルバムMINEW home

T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp