発掘キャンプ地には、ときどき近隣の遊牧民の子供たちが
2・3人ほどお手伝い&遊びに来ていました。
その子供達は、僕達日本人を、とてもいぶかしそうな硬い表情と目つきで
追っていました(怖いのかな)。 5日目の夕方、僕がひとりで山羊の群れの写真を撮りに 丘を登っていると、 興味を持ったのか、2人の子供が近づいてきて後ろから見ている。 「めえぇぇぇぇ、めえぇぇぇ」と鳴きまねをしながら山羊に近づいて行く日本人。 さぞ不思議に思われただろう。 振り返ると、やっと打ち解けた雰囲気を見せているので、そこで写真をカシャリ。 彼女らの初めて見せた笑顔が撮れました。 いい顔だ。 こういう瞬間があるのも、滞在型ならではの楽しみ。 これが、この夏のベストショット。 この日から後は、虫を捕まえてみせたり、 手袋を丸めたボールを投げあったりして、楽しく遊んだのでした。 全然言葉は通じないし、名前も知らない。 そういう、モンゴルの子供たち。 |