◆ 遊牧民の少年 ◆
（2003/08/15 撮影 at フルンドッホ, モンゴル）
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近くに住んでいるらしい、遊牧民の少年が発掘現場に立ち寄ってくれた。 「サンバイノウ（こんにちは）」と声をかけると、 あとは身ぶり手ぶりでのコミュニケーション。13 歳くらいだろうか。 しばらく発掘作業を眺めていたが、それほど興味はなさそうだ。 着ているのはモンゴルの民族服「デール」。 夏場でも厚く長袖の服を着ているが、遊牧に適した遊牧民の正装である。 草原には木がないので枝に手綱を巻いて馬をとめることができない。 そこで、手綱を両前足に結んで、走って行かないようにする。これも彼らの知恵。 |