◆ イグアノドンのアゴのアップ ◆

Iguanodon Jaws Close Up
(2000/08/22 撮影 at フルンドッホ, モンゴル)
これがアゴ。奥の方が先に歯が出てきた。 右端がグニョーンと曲がっているので本当にアゴだろうかという気がするが、 歯が付いているからアゴには違いない。
手前のアゴの方は、下に向かって歯が生えている。 こちらの方がヒビが多く損傷が進んでいる。
後から博士に教えてもらったことだが、手前が上顎で、奥が下顎ということだ。 両あごとも頬側が見えている。噛み合った形に並んでいないのは、 頭骨を構成する部分部分が離れてしまっているということらしい。

▲ クリーニング済みの化石と比べてみる ▲

Iguanodon Jaw, Cleaned 1996
これは、たまたま別の機会 (1996 年ツアー) に撮影してあった、クリーニング済みのイグアノドンのアゴ化石です。
ひっくり返っているのでわかりにくいですが、 左下アゴを舌側から見ています。 写真左側がくちばし側、右が耳側、上がのど側、下が耳側です。
これは最初の写真では、奥に写っているアゴ化石に対応していて、 上下にぱたんとひっくり返すとおなじ形になるはずです。 右上にグニョーンと曲がっているのはアゴを閉じるための筋肉がつく 突起のようです。
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2000/10/01 T.Minewaki
2001/01/18 image added T.Minewaki

ゴビ 2000夏思い出のアルバムMINEW

T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp