発見・発掘者ということもあり、クリーニングスタッフの計らいで、 これを僕がクリーニングしても良いということになりました。 ありがたいことです。 まずは、ジャケット(外側の石膏の殻)を取り外します。 石膏と麻布で1cmほどの厚みのあるこの殻は、簡単には割れないので、 グラインダーで脇に溝を掘って、最後は力で上下にパカンと開きます。 そうすると、見覚えのある、発掘状態のままで よく保存された化石の表面が顔を出しました。そうそう、こんな感じだった。 よおし、キレイにしてやるぞ。