156DIARY
24015km〜24789km(2001年10月25日〜11月20日)

●2001年10月25日(木)走行距離24015km
10月8日にモンスーンカフェ代官山店内で置き引きされたショルダーバッグが、その店内で3日前に発見された。昨日行った美容室のスタッフの人たちが「お店に電話してみたら?案外出てきてるかもよ」と口々にいうので、ナイナイ!と苦笑しつつも電話してはじめてその事実を聞いた次第。3階のトイレの奥にあったらしいんだけど、約2週間の間そこに放置され続けていたことになる・・・思わずお店のスタッフに文句のひとつでも言いたくなるような気分だったが、ウェイティング席に数十分の間置き忘れていた自分の手落ちは否定できないので、ぐっと我慢!で、その場でさっそく中身を確認・・・財布から現金が全部抜かれてる・・・カードは入ってた位置がちがってるけど残されてる・・・ケータイはある!が、置き引きされた前日に「あるじゃる」で買ったストラップが抜かれてる!!その他はたぶん・・・ある。つまり、犯人は、すぐにバッグの中身を丹念に調べて、足がつかない現金とほぼ新品のアルファ・ストラップだけ盗み、店内の発見されにくい場所にバッグを隠したことになる。これは、KANTAが盗まれたことに気づいて大慌てしてる最中に、まだ犯人が店内にいた可能性があることを意味する。あまりにも大胆だ。フツーだったら?盗んですぐに店から極力離れようとするものではないのか?!カードの位置が変わってる=すべてのカード類をチェックしてる点からも、実に冷静な犯行を思わせる。にしてもだ、現金はともかく、一銭にもならない?アルファのストラップをなんでわざわざケータイから抜いてったのか??ただ真新しかったからという理由だけじゃ説明にならない気がする。現金以外で(たぶん)唯一とられた「モノ」なわけで、犯人は“それが欲しかった”のだ。アルファに興味のない人間が、金銭的価値のない、しかもヘタすると足がつくかも知れない「趣味性の高いモノ」に手を出すだろうか・・・。あるじゃるで買うか買うまいか散々悩んだ末に買った「気持ちの入ってるモノ」を盗まれるのは、その数十倍の現金よりも気分が悪い。断じて許しがたい。大胆不敵な犯人だけに、モンスーンカフェ代官山店に再び現われることも大いにありうるだろうし、万一遭遇する可能性だってないとは言えない。盗まれたアルファ・ストラップには小さく“KANTA印”が入っている。首を洗って待ってろ、ドロボー!Ψ(`o´)Ψ

●2001年11月14日(水)走行距離24429km
今月末に引越しを考えてる。最初はコスト&広さを重視して、都心から離れた、神奈川県のとあるピンポイントエリアで探してた。実際に、あっ、安い!とか、ほっ、広い!とか実感したわけで、その時は“川向こう郊外生活”にかなり気持ちが傾いていた。・・・けどね、20代の頃からずっと便利なところに住み続けてきちゃった今になって中途半端な郊外に出るのはちょっと抵抗あるのも事実・・・通勤時間は通勤コストは渋滞は満員電車終電タクシーの深夜料金??・・・結局、渋谷区の現住まいから近いところに決めた。今よりはちょっと広くなるけど、その分家賃も高くなる。このご時世に不安がないと言ったらウソになる。でもでも、よくよく考えてみると、これまでの(引越しやクルマ購入といった)おっきな自分イベントって、仕事がヒマな時にばかり決断してきたような気がする。早い話、ヒマだから余計なこと考えちゃうっつーことかも〜{゚o゚}"・・・とゆーことは、その時々いつも不安だったはずだし、それでも、なんとか乗り越えてきたわけで・・・(^-^;)まっ、もともとが石橋を叩いて渡るタイプじゃないんだから、いまさら慎重なふりしてもしょうがないのであったぁ!\(^O^)/
それにしても今回は物件探しに時間をかけなかった。神奈川の現地物件探し約3時間ご近所物件探し約2時間5時間。ズバリ最寄駅を決めてピンポイントで探したからということもあるけど、のっけから掘り出し物件を追求しなかったのが大きい。決め手は、高い採光性と通風性、それに機能的な設備・・・収納の少なさはこの際キッパリあきらめた。設定限度額がある以上、(よっぽどの掘り出し物件じゃない限り)何かをあきらめないと何も得られないのが現実なわけで、モノが少ないKANTAにあってはまぁ妥当な選択なんだろうなぁ・・・。
しか〜〜〜し、ここまで書いてきて言うのもナンだけど、実はまだ契約してないんだわ、これが。つまり、何らかの事情により“ひっくり返る”可能性も無きにしもあらず〜〜(^-^;)・・・ただ、今の住まいは約半月後に契約終了なわけで、さすがに今回ばっかしは“ひっくり返っちゃ”マズイよね!!>ぢぶん(*^^*)

●2001年11月20日(火)走行距離24789km
11月19日AM1:30頃のこと、厚着をしたKANTAはクルマに乗り込んだ。深夜ゆえに(ご近所さんのご迷惑を考え)暖機は短め。駐車場を出たクルマは、西参道から甲州街道に入り、初台ランプから首都高に入る。深夜にもかかわらずクルマは比較的多い。永福、高井戸を過ぎ三鷹料金所を経てそのまま中央道に入り、一路八王子インターへ。途中振り返って見る東の空には相変わらず薄い雲が広がっている・・・せっかく出てきたんだから観たいよなぁ、獅子座流星群。流星群のピークといわれる時間はAM2:20頃と4:30頃・・・飛ばす。八王子インターを出て16号経由新奥多摩街道。流星群のピーク時にできるだけ奥多摩に近づいていたい。羽村市に入ってしばらくすると、ラジオから流星群の話題が流れてくる。「○○さん、渋谷でも流星群見えますかぁ?」「見えますよぉ・・・あっ、今またひとつ・・・」焦る。前を走るクルマがとてつもなく遅く感じる。白い中央線を確認して追い越しにかかり、前にいたクルマと並んだとき、白い中央線がいきなり菱形形状の大きなキャッツ・アイに変わる。えっ!まずい!とはいえそのまま走り続けるわけにもいかない。やむを得ず、その大きなキャッツ・アイを乗り越えにかかった。激しいタイヤの挙動とともにかなりの振動がステアリングに伝わってくる。果たして、本線に戻るやいなや、クルマの挙動がおかしいのに気づく。やばい・・・止まって現実を直視するのに一瞬躊躇する。が、止めないわけにもいかないだろう。目の前に現われた交差点を過ぎてから、クルマを路肩に止め外に出る。・・・フロント右のタイヤがつぶれているのがすぐに目に飛び込んできた。や、やってもうたぁ!!近づいて見るとアルミホイールにも何ヶ所かキズが見受けられる。しばらくぼう然と立ち尽くした後やおら時計を見ると、いつしかAM2:45。こうなったらもう流星群どこの話じゃない。意を決して、トランクから車載工具とスペアタイヤを取り出す。ジャッキアップの前に、まずはパンクしたホイールのナットを緩めにかかる。かたい。ホイールナットの角を傷めないようにと、しばらく腕の力だけでレンチを回そうとする。うんうんうなりながら全体力を注ぎ込むようにして格闘するもナットは頑固に抵抗し続ける・・・だめだ。もはや手段を選んでる場合じゃない!レンチに足をかけ全体重をかけて緩める。やっとの思いで5つのナットを緩めた後、車載工具入れからずるずるとジャッキを取り出す。アルファでジャッキアップするのは今回が初めて。というか、クルマをジャッキアップすること事態がかなり久しぶりなため、ジャッキを当てる位置決めがままならない。深夜活動の疲労と、流星の尾よりも長くショックが尾を引いていることが重なって、位置の確信が持てないままジャッキアップ・スタート。ぐるぐるぐるぐる・・・大丈夫そうだ。ぐるぐるぐるぐる・・・『ミシ』・・ぐるぐるぐ『バキバキバキ!!』ひ、ひえ〜〜〜サイドスカートの塗装が落ちてきた〜〜〜/(>o<)\あわててジャッキ・ダウンダウンダウン!やっぱ位置がまずかったんだ。・・・サイドスカートをよく見ると、塗装がひび割れてバッサリ剥れ落ちてるうえに、タイヤハウス脇の部分がめくれ上がってきてる!・・・ずん!重いショック有り。だから、メカ音痴なうえに人一倍不器用なKANTAにやらせちゃダメだっつーの!!・・・とはいってもこんな深夜(朝方)じゃ、誰が助けてくれるわけでもなく・・・なんとか気を取り直して再びジャッキの位置決めにかかる。車体の下を手探りしながら、慎重に場所を見定める・・・ここでしょ、ここしかないでしょ・・・慎重にという思いとヤケな投げやり気分との戦いは(推定)5分間。多少の不安(実は大きな不安)を残しつつ、恐る恐るジャッキアップ再スタート。ぐるぐるぐるぐる・・・ぐるぐるぐるぐる・・・今度はなんとかOKみたい。タイヤがちょっと浮き上がったのを確認するや、タイヤをはずし、クルマの後ろにコロコロ。KANTA号の脇をすごいスピードで快調に走り去っていくトラックが恨めしい。スペアのテンパタイヤを装着しジャッキ・ダウンして、すべてが終わったのがAM4:00。見上げると、あれだけ広がっていた雲がすっかり消えて空には星、星、星・・・。あーー、そういえば2回目のピークはAM4:30頃だっけ?・・・ここで観てくか・・・。しょぼしょぼの目を真っ黒になった手でこすりながら、それでもやっと観れた獅子座流星群にちょびっと感動してみた後、AM4:40帰途につく。テンパタイヤを履いたまま高速に乗るのはさすがにはばかれて、ひたすらゆっくり一般道を行くKANTA号。渋谷に着いたらAM6:00は回ってるわな、そりゃ。寝たら起きれないのがわかってたから、そのままシャワーに直行。こうして、いつもよりだいぶ早い月曜の朝が始ったのでありました。(/_;)

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