なにわつうしん 6月

もくじ


(プロローグ)
突然ですが、、、
6月6日より、大阪本社へ出張となります。
約3〜4ヶ月の単身赴任です。新大阪近辺の社宅住まいで、

勤務地は京阪の「香里園」という所です。
地理も大阪人もよく分からず不安も大きいですが、「次」へのステップアップのため、真面目にお仕事しに行きます。
お近くにお越しの方、是非ご一報ください。まずは、連絡まで。



「緊急!大阪発(初)お知らせメール」
以前から、ごく一部の方々に親しまれてきました「幸かふくおか はかたより」知る人ぞ知る、塩川のごく個人的エッセイ(?)ですが、今回よりリニューアルです。「はかたよりメルヘン(メール編)」としてこのメールにて、皆様のもとへ勝手に発信させて頂こうかと思います。
ちょうど今回、大阪単身赴任が始まったばかりなので、その辺の話しも織り交ぜて発信できればと思います。
「塩ちゃんのはかたより」特別編:なにわつうしん不定期身勝手通信として、時々送られる幸せメール。どうぞお楽しみに!!返信は気まぐれで結構です。一方通行通信ですから。
(受信拒否という方は、どーぞお知らせください・・・)そのうちホームページ開いて発信したいなんて考えていますが、まずは、このメルヘンからスタート、、、



「塩ちゃんのはかたより」特別編:なにわつうしん 6/5号
ちょうど3年前、愛車CB750と共に、神戸から福岡へ渡った船旅。
今回は逆に九州から大阪へ、本州再上陸です。社用車を乗せて、大阪南港行きフェリーに乗り込みました。
「出航」(さすらいと読んでください)。僕の好きな、寺尾聡の昔の歌。
自然に頭の中にメロディーが流れ、歌詞を口づさんでしまいます。
「♪ひっとつ〜ま〜たひっとつ〜港を出て行く船〜♪」
でも寺尾聡と言えばヤッパリ「ルビーの指輪」。で、指輪といえば結婚指輪。
と無理やり結び付けたのは、久々に僕の薬指に結婚指輪が輝いているからです。今回の単身赴任にあたり、妻にはめられた首輪のようなもんです。
でも不思議と結婚しているという実感(あたりまえのことですが)と、責任感と、正義感などが、ムクムクとこみあげてくるのです!!
(と、妻向けのコメントも入れといて)とにかく梅雨入り前の大阪で、僕の熱い熱い夏、大阪夏の陣は今、始まったのです。僕の人生、東へ西へ、、、次はどっちへ行くのやら。


「塩ちゃんのはかたより」特別編:なにわつうしん 6/14号
ちなみに知らない人のために教えてあげるけど、僕のお仕事は新築マンション販売の営業です。京阪本線の「香里園」という所で新規発売されるマンションの担当チーフとして大阪本社入りした訳です。
社宅扱いの中古マンションに、後輩と2人で住んでおりますが、この後輩がまただらしのない奴で、まったく世話がやけます。
でも自分よりも帰りが遅かったりすると「どこかでお酒でも飲んでんのかしら?まったくもう!ぷんぷん!」なんて主夫気分になったりして、、おえっ。
場所は阪急宝塚線「服部」とほとほ5分、、まあ、福岡で言えば「井尻」、、東京で言えば「東武東上線沿線」あたりの、、群馬で言えば、、こんな所ねーな。生活には便利そうな町です。テレビは会社から借りて、冷蔵庫はアコムのレンタルで借りたけど、洗濯機は与えてもらえず、ああ青春のコインランドリー時代再び、、といった状況です。

1ヶ月位でまた更に条件の悪い社宅に移されるとのことで、、、住まいにスマイルとはなかなかいかないようで、、懐かしいネタでまた、、


「塩ちゃんのはかたより」特別編:なにわつうしん 6/18号
先日、大阪環状線(山の手線のようなもの)に乗って「鶴橋」という駅で降りた。ここは「アンニョンハセヨ!」「ケンチョナヨ!」の言葉が飛び交う、そのまま韓国の街。
駅ガード下に密集したミニ韓国商店街がある。キムチなどの食料品はもちろん、民族衣装・チマチョゴリの原色鮮やかな店などが、狭い路地にギッシリと詰まっている。実際、この地域の住民の3分の1は韓国人との事。
せっかくなので、韓国風お好み焼「チヂミ」のお店に入る。丸く焼いたチヂミを、おばちゃんが鉄板の上でヘラを使って切ってくれる。それほど大きくないし、400円という価格も決して安くはないけど、唐辛子ベースの真っ赤なタレは本場の味がした。ビール1本飲んでお勘定!「ハイ!400万えん!あ、900万えん!!」ってサラリと明るく言うおばちゃん。庶民的な雰囲気は大阪と韓国にどこか共通するものを感じる。そしてここ「鶴橋」は近鉄の駅もあり、という事は幻の「近鉄ファン」を探すのも容易なことかもしれないが、その時は時間が無くて取材は出来ず、、、野球の話しをすれば、当然の事ながら「阪神タイガース」一色の街です、大阪は!!


「塩ちゃんのはかたより」特別編:なにわつうしん 6/25号
先日、会社の同僚の結婚式二次会があるとかで、しかも30階建てのビルの最上階であるとかで、しかも結婚式から3ヶ月も経っているとかで、しかも誘われるままに行ってみれば会費7000円とかで、、、何でや、何でや、ぶつぶつ、、、と帰り道、深夜の梅田駅地下構内を歩いていると、、、路上ミュージシャンらしき連中と、見物客。
いつもならそのまま通りすぎるところだけど、この時は美しい音色に心打たれ「ハッ!」という驚きと期待でそのバンドに足を止められる。民族衣装をまとった3人組の外国人達が演奏しているその楽器は何と「サンポーニャ」。(トイレ掃除じゃないよ)。竹製(?)のハーモニカ風というか、尺八系というか、とにかく僕はその楽器の演奏を1度テレビで見たことがあり、非常に興味を持っている楽器なのだ。フォークギターやウクレレのようなギター、打楽器、それと「ビャ〜んっ!!」と鳴る楽器(分からないね)を使ってのテンポの良いラテン系音楽を生演奏で聞くことが出来たのだ。3000円のCDは買わなかったけど(7000円払ったばかりで、、)その見事な演奏は、甲子園帰りの虎キチの足も止め、タイガース応援メガホンの音頭も混じって、不思議な梅田ラテン系空間が出来上がった。
横に座っている髭面浮浪者もなんかええ感じやん!って雰囲気で、終電の時間も忘れそうになるほどに、感動的なミニコンサートであった。まる。