二十八宿

二十八宿は古代中国における、黄道上の「宿」とよばれる28の星座区分を言います。月は1日に1宿ずつ西から東へ移動します。これは二十八日で月が黄道領域を1周することによります。しかし正確な区分ではなくて、中には1度角あまりの「宿」もあります。七夕関連のお話なので、その部分のみキタナイ絵を書いてみました。どなたか綺麗に書いてたもれ(^^)

28宿の絵

「織女」と「漸台」を合わせると現在の「こと座」であることが分かります。

また「河鼓」は「わし座」中の三星であることが見てとれますね。

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月中の織女・糸紬女の分布

月の中で機を織っている話は、太陽が夫・月が妻という話の分布とかなり重なり世界を帯のように取りまいていおります。〜次はフロベニウス原図より〜

月中織女分布図
北アメリカアルゴンキン族・女性が月で額に巻く帯を織っているが出来上がる直前に猫にほどかれる
北アメリカオジブウエ族・女性が月で、織機を使い決して完成しない帯を織っている
北アメリカポトウォタ族・女性が月で、完成しない籠を編んでいる
メキシコ月のショチケツアルは機織りの女神
ポリネシアヒナが月でタパ(樹皮布)を叩いている
インドネシア月の中に糸紬女がいる
スマトラバタク族・月に機織り女がいる
古代インド夜の織女バヤンティ。満月の神がバヤンティが夫の服を作るのを手伝う。故にバ>ヤンティは満月の女神がじきに輝くように、いつまでも機織りをしないように懇願される
トルコイリテュイアはエロス神の母で、機織り女であり、月の女神
ギリシア夜が生んだ、運命の糸を操る、3人の運命の女神モイライ
北欧神話3人の運命の女神ノルニルは、糸紬と関係があります。
ゲルマン神話フレイアの後身ベルタも糸紬女で、月中に移されました
ブランデンブルグの伝説女性が日曜に糸を紡いだため、又は、日没後に紡いだため月中に移された
ドイツ民話月が糸紡車を贈ってくれた
イタリア民話月が糸紡車を贈ってくれた
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