茅ヶ崎交響楽団第85回定期演奏会
プレ・コンサート

2026年5月10日 13:30〜

1.3つのラテンダンス〜No.1 「チャランガ・デ・シオマラ・レイエス」 作曲:パトリック・ヒケティック

 ヒケティックは、ベルギー出身のピアニスト兼作曲家です。彼はフランダース・クラリネット四重奏団のために多くのクラリネット作品を作曲しました。
 「3つのラテンダンス」は、世界的な称賛を受けた非常に挑戦的な作品です。「チャランガ・デ・シオマラ・レイエス」、「メレンゲ・センプレ・デ・アイチェム・スナル」、「ダンサ・ラティーノ・デ・マリア・デル・レアル」と3曲で構成された本作品は、フランダース王立バレエ団の元「プリマ・バレリーナ」3人にちなんでいます。
 本日演奏するのはその中の1曲目、キューバのダンス音楽“チャランガ”の軽快なリズムと、クラリネットアンサンブルならではの精密なアンサンブル技術を融合した、スピード感あふれる、いかにもラテン音楽らしい陽気な音楽です。

2.Koscak!! 山田耕筰の主題によるクラリネット四重奏のためのカプリチオ 原曲:山田耕筰 作曲・編曲:本門寺 がみら 【世界初演】

 「砂山」「からたちの花」「赤とんぼ」・・・日本音楽の礎を築いた山田耕筰の旋律は、日本語の持つ美しいイントネーションがそのまま音楽になったような唯一無二の存在感を放っています。
 今日は、この「歌」の世界観を、歌詞を持たないクラリネット四重奏という編成で表現します。
 実は、歌詞のある曲を楽器だけで演奏するのは、私たち演奏者にとって大きな挑戦です。言葉が語るストーリーを、4本のクラリネットの音色、息遣い、そしてアンサンブルの濃淡だけで表現しなければならないからです。
 歌曲のしっとりとした情感と、童謡の楽しげな雰囲気が織りなすカプリチオ(奇想曲)。それぞれの曲が持つ懐かしい情景を感じていただければ幸いです。

3.Bach Goes to Town 〜Prelude and Fugue in Swing〜 作曲:アレック・テンプルトン 編曲:ヘンリー・ブラント

 テンプルトンは1909(1910年という説も有る)生まれのイギリスのピアニスト・作曲家で、クラシックとジャズを自在に行き来する風刺的・ユーモラスな作品で人気を得ました。生まれながらの盲目でしたが絶対音感の持ち主だったそうです。
 Bach Goes to Town は、 「バッハが現代の街に降り立ち、ジャズに染まっていく」 というコンセプトを、音楽的ユーモアと高度な書法で描いた名作です。クラシックとジャズの「街での出会い」を音楽的に描いた、洒落たパロディ兼クロスオーバー作品として知られています。
 クラシックとジャズの境界を軽やかに越える、テンプルトンらしい洒脱なセンスが光ります。


クラリネット

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