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To be is to do. - Rene Descartes (1596-1650).

ぶらり旅日記 (富士山〜京都〜箱根 編)


 

Day 1

2004/11/4 (Thu)


実は出発日すら決めていないというやる気のなさ^^

とりあえず「平日中に行って帰らないと(道が)混むな〜」という理論で、遂に出発することに。

実は、この時点では目的地は富士山としか決まっていませんでした…

富士山といえば登山です。でもこの時期の登山はシロウトにはを意味します。

「登るのはムリか…」

「そうだ、とりあえず、5合目まで行ってみよう!5合目ならクルマで簡単にいける」

「よし、そこでこれからの予定を決めよう!!」

つー訳で、地元(埼玉)を昼頃出発〜。

クルマに寝袋と毛布を詰め込んで、行き当たりばったりの旅が幕を開けました。

この後誰もが(といっても2人しか居ないけど)予想しなかった展開が…

てか、この毛布、相方が飼っているネコの毛でイパーイだよ;;

 

一般道と中央道をひた走り、富士の麓に着いたのはもう16時頃。

今回は5合目まで登るのに、「富士スバルライン」を使います。往復2500円です。

麓の料金所についた頃は結構 日も傾いてました。早速登ろうと料金所のオッサンに料金を渡そうとすると

係員 「今から登るの!?構わないけど、6時に下のゲートを閉めちゃうから、ほとんど見られないと思うよ」

…マジかい!?まあ予想はしていたけどな…。ところでどのくらい”上”に居られるんだろう?時間を聞いてみた。

係員 「ほんの20分位しかないよ?」

なんだ20分あるのか。20分もあれば写真撮ったり、十分いろいろできるぜ〜。ということでGO!!

係員 「必ず6時までに帰ってきてね!!」(何度も言う)

はいはい、分かったよ。もう、何度もしつこいなぁ〜

相方 「あれだけ何度も言うということは、出られなくなる人が結構居るんだろうね…

富士山に幽閉。なんかヤだな。呪い殺されそうだ…

 

20分ほど走ると、どんどん景色が変わってきて、下界の景色が凄いことに!

まるでカリン様の塔に登っているみたいだったよ;;

そんな荘厳な景色を見つつ、更に走ると遂に5合目到着!やたー。

暖房の効いた車から降りると… 寒っ!!

なんだこりゃ、一体何度だよ!?ってことで車の外気温計で確認してみる。

い、1℃!? 1℃って、こりゃ真冬の朝の気温ではないですか。うちら薄着すぎだよ;;

とりあえず自分はウインドブレーカーを羽織って出直し!あたりを見回してみます。

↑ 富士山5合目には、このようなロッジというか城風の建物が建っていました。みやげ物などを売っているようです。もう店じまいしてたけどね。

近くをぶらついていたら、店の人が「今日はシバレルねぇ〜」とか言ってきた。しかし、無視してしまった。ごめんなさい、独り言の激しい人なのかと勝手に思って返事しなかったのです…オレに話しかけてたのね;;

↑ 5合目からみた富士山を撮って見ました。まあ今居る場所自体富士山だけど・・・

やはり下界から見るよりかは小さく見えますね。樹木限界も見えますね。

ちなみにうちらの車も写ってます(一番左)。

↑ これが5合目から見た下界の景色です!!どうです、すごいでしょう!?街なんか小さすぎてよく分かりません。

山々に沈む太陽がとても神秘的でした。

 

なんてカッコいい事言ってますが・・・

マジで寒い!!てか、寒すぎて手が震えて思うようにデジカメのシャッターすら切ることすらできません。

つー訳で早々に退散だ!!早く下界に戻るのだ〜!!

富士山5合目滞在時間、なんと13分…(笑)

↑ 記念にカーナビの画面も撮っておきました。高度2280mで、多分この車の最高記録更新だな!!

 

さて、無事下界のゲートもくぐり、安心したので夕ご飯を取ることにします。

ちょっと豪華な和食でいこう!と思ったので、近くの「藍屋」で済ますことにします。

相方さんは、結構食にうるさいです。ご当地料理を食べたがります。

でも、今日はこれで勘弁してね〜。

とか言って、ひとり1500円くらいの何とか御前頼んじゃってますが、何か?

 

夕ご飯を食べながら、今後の予定を考えることに。

相方 「これからどうしよっか〜」

自分 「でも、この分なら結構行けそうだね。名古屋くらいは行けるんじゃん?」

名古屋はいろいろ名物あるしね。けど、いまいち観光地が思い浮かばないなぁ〜

相方 「名古屋か。名古屋なら京都も近いよね。」

京都かー。修学旅行以来だぜ…。ん?京都??

自分 「京都!?そんなの車で行けんのかい!?」

オレしか運転できないしね。まあ、高速使えば行けなくもないか??でも一体いくら掛かるんだよ…

相方 「えーっと、おかねはたりるのかな?

そうか、オレに京都まで行けというのだな!?(←誰も言ってない)よし、行ってやろうじゃないか!!

 

…こうして京都行きは決定されたのでした^^

確かに、京都はぜひもう一度行ってみたかった所だ。特に、中学のときに行っていなかった龍安寺と、京都タワーに行ってみたいのだ。

龍安寺は、ぜひ石庭を見てみたい。そしてB級感たっぷりだという京都タワーにもぜひ足を運んでおきたい。

さあ、理由はそろったぞ。

 

京都に向けて、早速出発じゃ〜!!

京都に行く前に、もう一度、河口湖の湖畔で、写真を撮りつつ、考えてみる。

「ちゃんと生きて帰ってこれるのかな・・・」

湖を後にしたのは、20時頃だったかな〜

 

覚悟を決めた後は、早いです。

国道20号を北に走りまくり、諏訪湖にて高速に乗る。この時間を走ってるのはトラックだけ、快適〜。

道はすいているが、視界はよくないため、トラックの後ろを80km/hで定速走行します。

相方と平井賢とかを歌いまくり、車内はカラオケ状態。とにかく暇なので。

夜も更け、カラオケも飽きる(疲れる)と、今度は自分が暇になります。ということで、唐突に高速道路パーティごっこ開始!

説明しよう!!高速道路パーティごっことは、自分の気に入ったトラックを1台見つけて、後を無理やりつけ続けるというある意味超嫌がらせ的な危険でエキサイティングなゲームである!!(戦隊モノ風に)

 

・・・。

ま、要は、暇ってコトなのよ(涙)

 

急ぐ旅ではないので、らっくり運転し続け、山梨→長野→岐阜→名古屋→再び岐阜と、さくさくと県境と超えていきます。

そしてやっと滋賀県、そしてもう深夜1時を回っている。疲れも出てきたということで、そろそろ睡眠をとることに。

今日の寝床は名神高速・多賀サービスエリアに決定^^。経費節減です。

駐車場に車を止めて、おもむろに寝る準備を開始します。

いろいろ工夫した結果、2人で寝る場合は、セカンドシートとサードシートを倒し、フラット状態をつくり、そこに持ってきた毛布と寝袋を使うのがベストであると判断。お尻の段差が少しつらいけど、贅沢言ってられません。車中泊なので仕方のないことです。

そんなこんなで、眠りにつきます。今だから言えることですが、相方と横に並んで寝ているとなぜだか無性に笑いが混み上げてきます。寝れんのかなコレ^^

 

しっかし、滋賀まで来てなんで車の中で寝てるんだろうな・・・

だかしかし、ココまで来たからには絶対行き着いて見せるぞ!

待ってろよ、京都!!

 

(次の日に続きます)

 

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