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Microsoft .NET Framework
Version 1.1 の概要とセットアップについて
.NET Frameworkが何かということと、セットアップの方法について紹介します。＜参考＞アスキー デジタル用語辞典 など
.NET Framework 概要
2000年6月にマイクロソフトが発表した同社の企業戦略によって誕生。どのOSやハードウェアに縛られず、「どこでもMicrosoft」の製品を使えるように仕向けるためのコンポーネント(部品)が、.NET
Framework(ドットネット・フレームワーク)です。
.NET Frameworkには、Visual
Studio.NETで作られたアプリケーションのための、ランタイム環境とライブラリが入っています。つまり、Visual
Studio.NETで作られたアプリケーションの動作に必要になります。
かなり簡略化して、図にすると、以下のようになります。
ただし.NET Frameworkは、インストーラのサイズが 24MBytes
もある上に再起動が必要だったり、.NETアプリの起動に時間が掛かるなど、扱いにくい面があります。これが.NETアプリがなかなか増えない原因でもあります。
.NET Framework セットアップ方法
- セットアップを完了するには、再起動を含め、10〜15分程度掛かります。
- .NET Frameworkだけでも動きますが、日本語 Language Packも追加でセットアップするとより良いです。
Microsoft のサイトから.NET Frameworkをタウンロードします。(24MBytesあります)
→「Microsoft
.NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ」
「ダウンロード」を選択すると、以下のダイアログが出るので、適当な場所に保存してください。
dotnetfx.exe というインストーラが現れるので、それを実行します。
構わず「はい」を押します。
「同意する」にチェックし、「インストール」をクリックして進めます。
(注意) Internet Explorer などを起動していると、この時点で終了するように求められます。
インストールが進みますので見守ります。
セットアップが完了します。
再起動を求められるので、開いているファイルがあれば保存し、「はい」を押します。
再起動が完了すれば、セットアップ終了です。
日本語 Language Pack セットアップ方法
日本語 Language Pack をセットアップすると、エラーメッセージなどが日本語で表示されるようになります。
Microsoft のサイトから日本語 Language Pack をタウンロードします。(1.4MBytesあります)
→「Microsoft
.NET Framework Version 1.1 日本語 Language Pack」
（以降省略します）
追記：一部のアプリが実行時エラーで動作しない
[BUG] Redist.txt ファイルに Visual Basic の互換用 DLL ファイルが記載されていない
にも有るとおり、動作に必要な一部のファイルが再配布時に含まれず、実行時エラーが出るという現象があります。これは、以下の
- Microsoft.VisualBasic.Compatibility.dll
- Microsoft.VisualBasic.Compatibility.Data.dll
が、不足しているのです。
当ホームページでは、この問題を解決する「VisualBasic Compatibility
再配布パッケージ」を配布しています。ご利用ください。
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