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ノイシュヴァンシュタイン城&リンダーホーフ城 |
〜Schloss Neuschwanstein & Schloss Linderhof〜 |
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Willkommen! |
ミュンヘンから、ノイシュヴァンシュタイン城へは、ロマンチック街道のヨーロッパバス内で予約した(現地ホテルで予約でき、有名ホテルだとピックアップもしてくれます)パノラマツアーを利用しました。日本人のガイドツアーのいるOPは¥11,000くらいと高いです。英語ツアーですがPanorama ToursのDie Königsschlösser Neuschwanstein und Linderhofは2つの城を1日でまわれて、オーバーアマガウで買い物の時間も取ってくれます。料金は78DM(当時1DM¥67くらいだったので、¥5000くらい)と安かったです。また、食事は別なので自分たちで好きなところで休憩もとれました。連れてってくれてあとは自由・・・・と自由旅行の人でも充分楽しめます。実際、この二つのお城(とくにリンダーホーフ城)へ行くにはフッセンから1日の本数も少ないバスに乗って、乗り換えてとかなり不便です。フッセンに泊まるなら、行き来も可能ですがミュンヘンから行く場合は極力バスツアーかレンタカー、タクシー等を利用する方が現実的と思われます。(ただし、このバスツアーは冬はやっていません!ヨーロッパバスにもいえることですが冬の個人旅行は不向きでしょう)
パノラマツアーの発着所はミュンヘン駅近くの、エりーゼン通り沿いの(多分・・・ちょっと忘れた)旧植物園でした。ここに出発時間ころになるとたくさんバスが到着し、行くツアーの名前を読上げてくれるのでそしたらきれいな2階建てバスに乗り込みます。バスはきれいでとても快適です。
ミュンヘンから南西、もうオーストリアの国境近く、イメージ的にはスイスのようなおうちがたくさん建っているかわいい町です。空気もとても澄んでいて景色も抜群!各家には窓からピンクのお花が飾られていてフレスコ画が壁に描かれています。赤頭巾ちゃんやヘンデルとグレ―テル、7匹のこやぎなどグリム童話を描いたおうちもあるのです。1日でもゆっくりとこんな素敵な町ですごしてみたいです。
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左の壁の絵わかります?? オーバーアマガウの家にはこうした フレスコ画がたくさん見られます。 レース、刺繍などの かわいい雑貨ショップがたくさん! |
オーバーアマガウから、バスで約30分ほどルードリッヒ2世がヴェルサイユ宮殿を意識して建てたという小さめのお城にたどりつきました。ルードリッヒ2世(彼についてはちょこっと!ドイツ史で紹介していく予定です)が建てた3つの城のうち、唯一彼に生存中に完成できたものです。リンダーホーフという意味は菩提樹(リンデンバウム)の館・・・昔ここに菩提樹があったんですかね??
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リンダーホーフ城入り口 お城へはガイドがいないと入れてくれません。 (日本語はないので英語ガイド利用しました。) 入場料は9DMでした。 |
外装は↑のように、白くて綺麗なのですが、内装はキンキラキンです。これは多分、行って見てみるとびっくりすると思いますが、あまりにも趣味が・・・・悪いと言っては失礼ですね。いたるところに金装飾がほどこされた豪華絢爛なつくりです。それととくにびっくりするのが、城の裏手にある人工の鍾乳洞・・・です。ワーグナーのオペラ「タンホイザー」のワンシーンをイメージしてつくったらしいのですが、この中にも金色の船が池に浮かんでいて・・・ピカピカ・・・絶句です。
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リンダーホーフ城の庭園 本館の前にはこんな大きな噴水があり とても綺麗。 でも、噴水口の女神像はやっぱり 金ピカでした。 |
シンデレラ城のモデルとしてあまりにも有名なこのお城、ドイツ語で「新白鳥の石」。城の名に石をつけるのは多いらしいです。この白鳥城の下の方には黄色いホーエンシュヴァンガウ城も見えます。パノラマツアーはここで3時間ほど自由時間となりました。観光案内所の近くのテラスカフェで蜂と格闘の上(蜂がぶんぶん飛んでいる)ランチをとった後、いよいよ白鳥城に行ってみます。
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観光案内所 ここが出発地点です。 ![]() |
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ノイシュヴァイン城への馬車 馬車の利用はいつも混んでいます。 |
後ろに見えるのは ホーエンシュヴァンガウ城 |
バス停留所と観光案内所のあるふもとから、ノイシュヴァンシュタイン城へは観光馬車、ミニバスに乗るか歩いていくしか行けません。歩いていくと登り道で30分くらいかかるそう・・・けっこうきついですよね。わたしたちは時間も限られていたのでミニバス(3・5DM)を利用しました。馬車乗り場がすごく並んでいたのでミニバスにしたのですが、ミニバスも混んでいました。10〜15分くらい待ったかな?ミニバスに乗っても城の至近までは連れて行ってくれません。バスを降りて15分ほど歩いてやっとお城の入り口に到着しました。
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ミニバスを降りるとこの展望台(↑)につきます。アルプ湖とお城がほんとに綺麗です。一瞬で霧がかかると城が見えなくなります。きれい!と思った時が撮影時です。ただ、いつも混んでいるらしくなかなかチャンスがないとか・・・・
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マリエン橋から撮影したノイシュヴァンシュタイン城!! 自分の面前の視界をを切り取ってとってそのまま アルバムにしまってしまいたいほど 綺麗な景色でした。 |
バスを降りて少し登って行くとマリエン橋にでます。ここからのノイシュヴァンシュタイン城の眺めは最高!!!(↑の写真)超おすすめ写真スポットです。ただ・・・橋の下は見ないほうがいいかもしれません。滝になって水しぶきが上がっていてきれいなのかもしれませんが、けっこうコワイ。(高所恐怖症の方は要注意です)
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ミニバスを降りて15分くらい登り道を歩くと お城が見えました!!! 標高1000メートル ルードリッヒ2世が中世の憧れをを 具現化したこのお城は外観は ロマネスク様式とビザンティン様式を 混合させた建築様式でデザインは 王自身がデッサンしたそうです。 ![]() |
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着きました!!!
でもここからがまた長い(そうです)。入場券売り場でチケット(大人11DM?)を買ってから、ドイツのお城にはこういう入場形式ばかりだったのですが、ガイド付きでないとお城に入れません。つまり自分のペースで自由にまわることはできないのです。そのガイドは1回につき30人くらいだったかな??英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語と列が分かれていてその列に並んで待たなくてはなりません。でも、日本語ツアーに並んでもぜんぜんダメなんです。英語とドイツ語ツアーの交互にすすむので日本人はたくさん呼ばれない日本語ツアーの列に待っていました。わたしたちは(英語わかんないけど)英語ツアーに並び、そのおかげで10分くらいしか待ちませんでした。でも観光シーズンの特に混んでいるときは1〜2時間待つなんてこともざらだそうです。世界中からたくさんの人が来ているからしょうがないのかな・・・
お城の中の写真を撮れなかったのでHPに載せれないのが残念ですが、とにかく金きら、きんです。内装はゴシック様式が多用されているらしいですが、もうただただびっくりです!(リンダーホーフ城で免疫を養っておいてよかった・・・)王が謁見する部屋でしょうか?玉座の間は階段が大理石ですごいシャンデリアもきんきらきん。その他、更衣室や居間、寝室(わたしこんなとこで絶対寝れない!)などの壁にはワーグナーのオペラ絵がたくさん書かれていました。そして本当に歌劇を催したかったそうです(王の生存中は一度もそこで歌劇は催されなかったのですが)5階には黄金の歌劇の間がありました。
どの間も異常ともいえるほどの華美さなのですが、マイセンなどの陶器、それから美食家だったという王は台所を充実させ、自動肉焼きグリル(オーブン)や温水給湯器などがありそれらは見ても楽しかったです。
帰りは城の入り口から5分ほど歩いたところにある馬車の停留所から馬車に乗ってパノラマツアーのバスの待つ観光案内所に戻りました。・・・・そこからミュンヘンまで牛さんがたくさんいる山の車窓を楽しんでバスで帰りました♪
Auf Wiedersehen! |
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