mori's Page     mori's system 分析・解析の手順


4.分析データの調整・修正・解析


4.分析データの調整・修正・解析
   3oct-Edit.exe / FFT_Edit.exe
 Waveファイルの1/3オクターブ連続レベルデータファイル(*.msA *.rdA *.hdA)解析システム

・本システムは下記のインターフェイス社のAcxtive-Xを利用します。
  Exelファイル管理:BZA-404 無償
  以上の製品をインストールした後使用できるようになります。
  詳しくは http://www.interface.co.jp/ を参照してください

 3oct_Dsp / FFT_Edit.exeで分析した時系列分析レベルデータファイルを読み込み、レベルの修正や解析を行って解
析結果をエクセルなどで使用できるデータファイルを作成します。
 3oct_Edit / Fft_Edit でレベル波形を見ながらまた音を聞きながら任意の範囲の Leq, Lx 処理およびレベル波形のエ
クセルファイルを作成する。
 データの部分Copy、時間情報やレベル調整、レベルデータの削除・分割も行う。
 詳しい説明はHelpを参照してください。
  
(1)レベルファイルの読み込み
  [Data Read]ボタンでレベルファイルを読み込む
  Wave File が指定されてないときは[Wave File]ボタンで指定する。
(2)ファイルの切断、分割などの修正
  ファイルを切断、分割の必要があるときは Date Process の Delete か Divide機能を使用して編集する。
  Delete マークやDivide マークは [Flag Write]ボタンでファイルに記憶出来ます。また[Flag Read]ボタンで読み出しも
出来ます。
(3)レベルの調整
  [All Select]ボタンを押すか必要な部分を選択して[Level Adj]ボタンを押してオールパスの値を見ながら相対レベル
を入力してレベルを調整する
(4)異常音などの除去
  レベルグラフ表示窓で異常音など不必要な部分を選択して、[Delete]ボタンを押してレベル表示を黒くする。
  必要であれば[Play]ボタンを押すと選択部分の音を聞くことが出来ます。
  Deleteマークを付けたデータは[Delete Enter]ボタンでマークを付けたデータを除いて新しいファイルを作ることも出
来ます。
  Delete マークは [Flag Write]ボタンでファイルに記憶出来ます。また[Flag Read]ボタンで読み出しも出来ます。
(5)レベルグラフの作成
  必要な部分を選択してその部分のレベルデータをエクセルに直接書き込むかあるいはテキストファイルに書き込む
ことが出来ます。
  周波数バンドを選択することが出来ますので必要なバンドにチェックをしてください。
  また Flag AP にチェックを入れると Delete マークのある部分を他の部分と色分けしてエクセルでグラフを作成する
ことが出来ます。レベルファイルを作る際、エクセル直接書き込みは時間がかかりますので、データが多い場合はCsv
  ファイルで書き込んだ方が時間が節約出来ます。
(6)周波数分析・解析
  必要な部分を選択して Leq, Lx, Max, Min を算出することができます。選択した範囲に Delete マークがある場合そ
の部分は外して計算します。
  計算した値はスペクトルグラフに表示され、[Text File Make] [Excel File Write]によりファイルに記録出来ます。
  また[Print Out]ボタンを押すとグラフをプリンタに出力します。
(7)多チャンネルへの応用
  フラグや Select Aria Memory(選択範囲の記憶)を使用すると同時に録音して分析した違うチャンネルに同じ操作を
繰り返すのに便利です。
  Select Memoryは10個まで記憶できます。

■ エクセルへの書き込み方法(3oct_Edit(L) / FFT_Edit)
  データファイルを読み込み後、[Excel Open] ボタンを押し書き込むエクセルファイルを選択する。デフォルトでは 
(3oct.Exl FFT.Exl)となっていいる。
  Point Window と Transaction Frame Window 及び Level Data Make Form の [Excel File Make] ボタンがTrue にな
る。
  これにより、エクセルにデータを書き込むことができる。
  あらかじめオープンするエクセルシートにグラフをセットしておくことで、データ書き込み後すぐにグラフができあが
る。  (3oct.exl / FFT.exlを参照)
  エクセルに書き込みは、シート名は 3oct / 3octL / FFT / Level となります。
  1シートには256個までのデータが書き込めます。それ以上の場合はシート名を変更するか、ファイル名を変更してく
ださい。
  Level File Make でレベルデータを書き込むには時間が掛かることが多いので、この場合Csv ファイルで書き込んだ
方が処理が早く済みます。

 ** 書き込みに使用するエクセルファイルは書き込み時(本システム使用時)は立ち上げないでください **

Use / Make File:
*.hdA:データ名、年月日、平均時間、測定間隔などの情報。
*.msA:測定時間、備考の情報
*.rdA:測定データ(Random Access Data)
*.Flg:消去などの情報
*.mem: 選択範囲の位置データ


試供版を Down Load ページに公開中です

前へ  ページの先頭へ  次へ

トップページへ
トップページへ
項目目次へ
項目目次へ