更新:98/06/14 06:00

製作に失敗したとき


NEKO−1の試作がやっと完成しました。

私のは、最悪の場合を想定しての組み立てです。(自慢じゃありません
が今まで一台もTNCは自作したことがありません(^^;)。)

Z84の半田付けをわざと(?)失敗して、パターンをはがした状態に
して、AKI80を乗っけるっていう方法です(^^;)。

CPUのランドだけ剥離した状態なら良いのですが、ランドから
コネクターにかけて線も剥離した場合、CPUの近くでは線どう
しが接近してますので、間隔が広くなってるコネクターの手前で
全部CPUからの線を切断することにしました。(ランド同士の
ショートも、これで防げると思ったので。)

AKI80が30分程で完成し、コネクターでNEKO−1にさし
ました。POWER ONにすると、なななんとTTMの画面に化
け字が出て来ません。うげげげ! しかたなく、AKI80を外し、
ROMのソケットをひん曲げてS−RAM、00、32のICのチ
ェックにかかりました。全部テスターで回路通りの導通があるかチ
ェック(2回もやってしまった(;_;))。異常が無いのでもう一度
NEKO−1に装着です。

さて、またPOWER ONしましたが、うんともすんともいいません(;_;)。
そこで、今度はNEKO−1の方かなと思い、TNC関係の配線をチェックし
ましたが異常無し。うーむ。弱った。測定器はテスターしかありません。

そこで、何時もやってる方法を開始しました。そうです、指で回路のあち
こちを触っていくのです(^^;)。 すると、CN2の15番か18番を触る
と化け文字が出て来ました。うーむ、これはAKI80は多分動いている
なと思い、回路図をみました。すると、CN2の15番、18番は接続さ
れていることが分かりました。 しかし、 それらと接続されているはずの
CN3の22には導通が無かったのです。    ついでに眺めていると結構
AKI80のコネクター同士で接続されなければならないピンがあること
が分かりました。回路図に従って導通チェックしてると、なななんと!次
のピン同士がパターンカットにより導通が無くなっていたのでした!

CN2 15 - CN3 22
CN2 19 - CN3 20
CN1 9 - CN2 2 - CN2 20

と、いう訳でこれらをジャンパーすると、PRESS *が出て来ました。
後は、全然ノーチェックの3105、80C31周辺部は無事一発で動いて
くれました。半田付けしたままの状態です(^^;)。 

以上、最悪の場合を想定した組み立て記でした。これで、安心してCPU
の半田付け失敗出来ますね(^^;)。

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