4-(13).読者の皆さんの事例(その13) |
事故による評価損を得るまでの具体例 (読者の皆さんの事例) の紹介ページ・その13です。
●2006-10-15〜:新製、 ●2006-10-30〜:投稿者様チェック、 ●2006-11-01:校正、 ●2006-11-02:公開、 ●2007-05-14:追記(Δ1)
相手保険会社の
意図的な情報操作
とも思える態度に屈することなく、本人訴訟として
少額訴訟を提起。被告代理人の弁護士により 通常訴訟
に移行させられたが、地裁
の判断は 「修理費の20%相当額を認める」
旨の判決であった・・・という事例です。
↓ 2007-05-14 追記(Δ1) ↓
その後
投稿者様(=原告)は 上記結果 に留まることなく 控訴
されました。
舞台が 地裁から高裁
に移ったわけですが、結果は勝訴。高裁レベルにて
「評価損の認定が 20%から30% へと引き上げられる」
判例となりました。
事例13.赤信号で停車中に追突された例 投稿者 : 「mits」 さん |
以下、投稿内容をご覧下さい。
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〜 サイト管理人より ひとこと 〜 「mits」 さん : 貴重な体験を
ご投稿いただき、まことにありがとうございます。 「事故の経緯」 などを拝見しますと、表面上は事実のみを淡々と控えめに記されておられますが、その事実ひとつひとつの背後には、深い考察に基づく確実な決断があるように感じられます。これは私の想像になりますが、恐らく 「mits」 さんは大変な勉強家で、ご自身が成すべき判断はもとより、相手側の行為や判断に対しても、その根拠や是非をひとつひとつ検証しながら交渉を進められていらっしゃるように思います。特に、「mits」 さんご自身のブログ (→ 「ビジネスマンの評価損請求奮闘記」 ) を拝見すると、その思いを強くします。 訴訟では、少額訴訟から通常訴訟へと移送されましたが、前述のようなひとつひとつの考察ステップの積み重ねにより、ついには修理費の 20%にあたる評価損が認められるという判決言渡を得るに至ったのではないでしょうか。 ビジネスマンである以上、時間的制約は付きものですが、そうした制約の中で納得のいかないことに立ち向かうだけでなく、ご自身の体験を紹介するブログサイトを立ち上げ、広く一般の人々の参考になることまで願う姿勢には頭が下がります。特に 交渉資料や訴訟資料 は一見の価値がある(バイブルにもなる)と思いますので、このページをご覧になった方々は、ぜひとも 「mits」 さんのブログサイトも訪問されるようお願いいたします。 今後も何かとご苦労があるかもしれませんが、こうして貴重な体験を投稿していただいたことに 改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。 乱文ですが、それでは失礼いたします。 記:調布市のKAZ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ↓2007-05-14:追記(Δ1) ついに高裁での判決を得るに至りました。その内容も、「原審(地裁)では修理費の20%とされた評価損の金額を、控訴審(高裁)では30%に上方修正して認容する」 というものでした(→ 当WEBサイトの 第二章・「評価損(格落ち)に関する判例」 でも、事例紹介させていただきました)。 あらかじめ相手側が採る可能性のある複数の行動パターン(あるいは、予想される複数の結果パターン)を十分に検討されたうえで、自己にとってベストと考えられる対応策を先回りして採っておられます。思考が常に前向きとも言え、その点を見習いたいものです。 「mits」 さんのブログは、読み返すたびに新しい発見があるような気がします。資料としても大変価値が高いと思いますので、皆様にも ぜひ読んでいただきたいと思います。 簡単ですが、この場を借りて改めてお礼申し上げます。 記:調布市のKAZ |
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