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2013年の総括

2013.12.27. 掲載
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目次
  1.重点をおいたこと
  2.新しく始めたこと
  3.続けていること
  4.サイトに載せた記事
   ●ことば  ●音楽  ●映像
   ●パソコン  ●旅行
  5.交流
  6.健康
  まとめ


2004年から、年末にその年の総括を載せてきた。今年は「サイトに載せた記事」を一つにまとめた。

1.重点をおいたこと

1.動画保存のシステムを構築した
 ファイルベース時代の動画保存

2.動画作品を大量生産するシステムを開発した
 動画制作システム

3.Windows 8 PCを使いやすいようにカスタマイズし、8.1へのバージョンアップにも対応した。
 Windows 8 パソコンのカスタマイズ

4.異なるPC間のデータのバックアップに、バッチファイルの活用を復活した。
 これにより、頻繁かつ簡単に重要データのバックアップを行っているので、メインのPC(BOW8)が不調
 の場合、即サブのPC(JUNS)に切り替えて、メール、Web、手紙、住所録、重要情報などの処理を続け
 ることができる。


2.新しく始めたこと

これまでまとめて来なかった両親のことを書いた
 母の歌
 子を亡くした母の心(手記)
 母の一生
 父の影響

結婚して今年で46年になるが、年末年始は自宅に居ることを続けた来た。ところが、北海道で過ごさないかと息子夫婦に言われ、受け入れることにした。おそらくは、これが最初で最後になるとは思うが、孫娘たちと存分に楽しんで来ようと思っている。


3.続けていること

1日およそ10時間くらいPCに向かっていることは、医業を退いた2005年から続いている。そのほとんどが、何かを創るためにPCを道具として活用している。

夕方約2時間程度の妻とのウォーキングは2007年末から続けて来たが、3月に妻が転んで右ひざを骨折したので、2ケ月ばかり、私が一人で、地下鉄を使って梅田に出かけ、夕食のおかずなどを購入した。その後は、妻と地下鉄で梅田に出かけるスタイルに変わっているが、来年からは、ウォーキングを復活したいと考えている。

夕食はほとんど家で、午後7時から9時頃まで、休肝日を設けずスーパードライ350mlを3缶から4缶飲み、妻ととりとめもない話しをし、TVなどを見るのも変わりはない。そして、この時が一番しみじみとした幸せを感じる時間であることも変わっていない。また、夕食が腹12分目であることも、20年以上前から続いている。

朝食は、毎日うどんか蕎麦を、一味唐辛子を思いっきりかけて食べるのも変わっていない。これは結婚以来で、今年は結婚46周年だから、それほど長く続いていることになる。この麺類に、たっぷりの刻みネギと固い蓮根の天ぷらを添えるのも、大阪市内へ転居してからなので、8年以上続いている。

6年前から、毎月2回コーラスのレッスンを受けている。長く所属したサークルは、大学3年間の男声合唱団だけだから、これは異例なのだが、楽しい雰囲気が私に合っているのだろう。


4.サイトに載せた記事

今年サイトに載せた記事は、この「1年間の総括」を含めて20件で、Google検索で1位の記事は4件(20%)、1〜10位の記事は10件(50%)だった。

●ことば

10歳のころの遊び (01/09) Google検索:2位/約32,400件
60年間の手紙の整理保存 (03/20) Google検索:1位/約1,900,000件
ある患者への手紙 (03/21) Google検索:4位/約3,290,000件
4月に思う (04/30) Google検索:100位以下
歌劇「アイーダ」 (09/26) Google検索:100位以下
父の影響 (10/03) Google検索:34位/約6,860,000件
庄野学級喜寿のクラス会 (11/13) Google検索:1位/約10件

PCに10時間も向かっているのは、何かをまとめたり、記録に残したりしているためで、そのうちの文章が主体のものを「ことば」という大分類に区分している。

孫が遊ぶエネルギーに圧倒され、自分にもあのような時期があったのか振り返ってみると、一度だけそれがあったことを思い出して書いたのが10歳のころの遊び である。

また、これまで保管してきた60年間の手紙を整理し、それを60年間の手紙の整理保存 のタイトルで掲載し、その際に見つかったある患者への手紙も追加した。

今年はフェスティバルホールのこけら落とし公演でヴェルディーの「オテロ」を観たが、秋にはスカラ座の演奏会形式の「歌劇アイーダ」を鑑賞した。その感動を歌劇「アイーダ」のタイトルで音楽エッセイとして掲載した。

父から受けた影響を喜寿になって知る父の影響としてまとめた。若いころ反発することの多かった父だが、影響もかなり受けていることを改めて思った。

小学校4年の庄野学級クラス会は12年前から毎年続いている。今年はお互い喜寿の年になり、庄野学級喜寿のクラス会を開き、旧交を温めた。誰もがこのクラス会を続けたいと言ったのが印象に残る。


●音楽

メモリアル チャリティー コンサート in 大阪2013 (01/14) Google検索:1位/約22,300件
母の歌 (01/24) Google検索:77位/約30,600,000 件
子を亡くした母の心(手記) (01/28) Google検索:2位/約2,090,000件
母の一生 (01/31) Google検索:5位/約6,750,000件
生きている喜び (03/01) Google検索:100位以下
合唱曲の数字譜 (03/11) Google検索:1位/約20,100件

出演したチャリティー コンサート の記録をメモリアル チャリティー コンサート in 大阪2013として残した。七夕の日にミニ・コンサートも持った。

このコーラスで、今年が2回目となる親睦旅行があり、出雲・松江に行ったが、夕食のあと、コーラスとしては初めてカラオケで歌い、また、忘年会ではレッスンをしていただいている先生の生ピアノで、たくさんの歌が流れた。私もかなり歌った。その多くは英語のポピュラーソングだった。

歌好きだった母については、母の歌子を亡くした母の心母の一生のタイトルで掲載した。

私には、約20年前から、50年60年代のオールディーズを英語で歌い、飲む友人がいて、医業を退いてからも、年に2〜3回はその機会があった。今年はその中でも最高に楽しく、生きる喜びを満喫できたので、生きている喜びの名前で書き残した。

複雑な構成の合唱曲を理解しやすいように、合唱曲の数字譜を考案した。


●3.映像

ファイルベース時代の動画保存 (07/02) Google検索:2位/約1,200,000件
動画制作システム (10/24) Google検索:3位/約1,760,000件

PCに保存している個人データは、大きく分けて、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックに大別される。

本年7月の時点では、ドキュメント(文書)45GB(4%)、 ピクチャ(静止画)31GB(3%) ビデオ(動画)993GB(91%)、 ミュージック(音楽)21GB(2%)  合計1,090GB(100%)であった。

これで分かるように、ビデオ(動画)の占めるサイズの割合は、全個人データの91%以上を占め、12月の時点では、1,204GB(92%)に達している。

このことから、個人データについて、最も重視しなければならないのはビデオ(動画)であると考え、動画を中心にしたファイルベース時代の動画保存をまとめた。

これは、動画だけでなく、そのほかの個人データ全ての保存とそのバックアップ、メインのPCが不調の場合のダブルPC化による業務代行までをも含んだ、総合的な個人データ保存システムである。

3台のPCを、1)すべての記録の中心、2)バックアップと動画制作の補助、3)動画制作専用の3種に分け、LANで共有して、使い分けをしている。

また、この大きいサイズのビデオのデータには、未だ編集していないものが大量にあり、その迅速処理を目的として、動画制作システムを開発した。


●パソコン

Windows 8 パソコンのカスタマイズ (04/28) Google検索:35位/約6,510,000件

Windows7機を2009年より使ってきたが、Windows8機に切り替えることにした。データの移行は、これまでの方法で問題なく行えたが、不評のWindows8をカスタマイズするのに苦労した。その詳細をWindows 8 パソコンのカスタマイズとして記載した。

これに慣れた頃、Windows8が8.1にバージョンアップされたので、これを行ったところ、便利になったところもあるが、不都合も生じ、いささか困惑した。

それに対処している途中で、バッチファイルによるデータバックアップを復活させ、結果的には、生産性が向上した。


●旅行

スイス旅行 (08/03) Google検索:100位以下
東北旅行 (11/11) Google検索:100位以下
冬の出雲・松江旅行 (12/22) Google検索:100位以下

7月にはスイスとフランスのエビアン、イヴォワールに旅行した。私の海外旅行先はヨーロッパが多いが、スイスにはあまり興味がなかった。妻がスイス行きを希望するのを渋り、延ばし延ばしでやり過ごしてきた。

ところが、急にスイス行きを決めたのは、この春、妻が転んで膝の骨折をしたからだ。私たちは思っている以上に老化が進んでいる。もう一度転んで骨折をするようなことがあれば、海外旅行は無理かもしれない。それでは妻が可哀そうだし、私の寝覚めも悪い。

そのような事情からのスイス旅行だったが、幸運の連続に近く、アルプスの名峰を良い状態で見ることができた。

以前から、中尊寺金色堂のある平泉、支倉常長の主君伊達政宗の治めた仙台藩、東日本大震災の被災地をこの目で見ておきたかったので、10月末に東北へ旅行した。天候に恵まれ、予想していた以上に得るところが多かった。

また、コーラスの親睦旅行で、12月に出雲・松江に旅行した。ここでも、雨の予報がほとんど外れ、60年ぶりに「平成の大遷宮」が行われた出雲大社を参拝し、松江をに観光することができた。


5.交流

●コーラス

2007年末から加えて頂いているハートリー合唱団で月2回のレッスンを受けている。そのレッスンが楽しい上、食事会、お誕生会、親睦旅行などがあり、今年は初めて忘年会も行われ、親睦を重ねた。

●同窓会

今年は喜寿に当たるので、高校の同窓会、高三のクラス会、中学のミニ同窓会、小学4年のクラス会、それと、第一外科同期入局者の会が催され、それぞれに参加した。小学4年のクラス会は2002年から毎年開かれ、今年は12回目となる。10歳の頃のことを誰もがよく覚えていて、毎年集まりたいと誰もが話す。

●飲み会

50年代〜60年代のいわゆるオールディーズを、ともに英語で歌い、飲むのを楽しむ友人を1995年から持っている。私が現役中は2〜3ヶ月に1回、引退してからは半年に1回くらいのペースで18年間続いてきた。今年は、1回だったが、これまででいちばん思う存分に歌い、飲み、その状況を生きている喜び として書き残した。

もう一つは、1996年のボージョレ・ヌーボー解禁日以来17年間続いている飲み会で、今年も楽しく駄弁り、飲むことができた。

●弟

私には妹2人、弟1人がいたが、妹は早く亡くなり、8歳下の弟が唯一の身内である。彼とは、手紙やメール、電話で話すことはあっても、会話をしたことは久しくなかった。

この夏、弟が私のマンションに1泊し、かなり長時間話を交わした。彼のあまり知らない両親のことが中心だったが、私にも、彼にも良い機会だったと思う。

●亡くなった人


図1.人生はすぎゆく 自選百詞集 岩谷時子著 シンコー・ミュージック 1993年9月刊

岩谷時子氏
作詞家、訳詞家の岩谷時子氏が10月25日に97歳で亡くなった。私はこの人が作詞、訳詞された歌に思い出をたくさん持っている。このサイトに掲載した「歌と思い出」に、私が0歳から60歳までの61年間で思い出に残る510曲のことを書いているが、その中で岩谷時子氏の作品としては以下の14曲がある。

1.愛の讃歌(訳詞)、2.ろくでなし(訳詞)、3.サン トワ マミー(訳詞)、4.ラストダンスは私に(訳詞)、5.君といつまでも、6.旅人よ、7.恋のバカンス、8.ウナ・セラ・ディ東京、9.月影のナポリ(訳詞)、10.恋の季節、11.夜明けのうた、12.いいじゃないの幸せならば、13.マイ・ウェイ(訳詞)、14.おまえに

これほど思い出のある作品がたくさんある作詞家は、阿久 悠氏だけで、15曲あるが、すべて作詞で、訳詞はない。


6.健康

老化は確実に進行している。特に聴力、視力、とっさの判断力の低下を自覚し、車はなるべく運転しないようにしている。記憶力の低下は著しいが、いろいろ工夫をしてそれを補うようにしている。

歩行に支障はないが、階段を下るときに不安を覚えるようになり、自然と手すりの傍に近寄っている。

快眠、快食、快飲は続いているが、快便ではなくなり、風邪をひきやすくなった。排尿困難はない。

何かを構築したい意欲と能力は、まだあまり衰えていないと思えるのが、いちばん嬉しい。

右手の震え、正確には右示指、中指の震えが年々強くなり、マウスの操作がし難くなった。これは一種の生活習慣病だと思うが、何とか工夫して対処している。一番指が震える右クリックを、ショートカットキー(Application Key)で行うとか、タッチパネルの長押しも試みている。


まとめ

1.老化は少しずつ、しかし、確実に進行している。

2.それでも、何かを創りたい、構築したいという意欲と能力は残っているようだ。
3.その成果も、動画関係では、かなり良い仕事ができたと思う。
4.何かをまとめ、創り、構築することを、死ぬまで続けているのではないかという気がする。
5.それができなくなることも当然考えられる。その時、私はどのように生きるのだろうか?。面白い。

6.今年は思い出に残る、人との交流が多かった。

7.音楽的には、能動的にも、受動的にも実りの多い年だった。
8.暗譜が、工夫次第で、この年になっても意外とできることを知った。

9.孫娘たちの成長には驚かされ、しばしば感動する。人間は素晴らしい。

10.政治の面では、戦後最悪の年であった。しかし、希望を捨てずに生きたい。


<2013.12.27.>

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