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1996−09−06
やっと看護婦の倫理綱領見つけました。(僕が知らなかっただけで、昔からあるのですが。)
でも、1988と、比較的新しいですね。
SWの綱領より、後になるのですね。
そのかわりというか、さすがというか、後半は、自分たちのレベルアップへの意欲の集成という
感じの規定ですね。
我々も、見習わなきゃね。



                ≪看護婦の倫理規定≫
                     1988年 社団法人 日本看護協会
  人々の看護への二一ズは共通で,その基本は不変である。看護婦の基本的責任
 は,人々の健康を増進し,疾病を予防し,健康を回復し,苦痛を軽減することで
 ある。この責任を遂行するにあたっての看護婦の行動の指針を日本看護協会は以
 下のように提示する。

   1.看護婦は,人間の生命を尊重し,また人間としての尊厳および権利を尊重
    する。
  2.看護婦は,対象の国籍,人種,信条,年齢,性別,社会的身分,経済内状
   態にこだわることなく対応する。
  3.看護婦は,対象のプライバシーの権利を保護するために,個人に関する情
   報の秘密を守り,これを他者と共有する場合については,適切な判断のもと
    に対応する。
  4.看護婦は,現実の状況下において個人としてあるいは他者と協働して,常
   に可能な限り高度な看護を提供する。また自己の実施した看護については個
    人としての責任をもつ。
  5.看護婦は,対象のケアが他者によって阻害されているときは,対象を保護
   するよう連切に行動する。
  6.看護婦は,地域における健康問題の解決のために住民と協力すると共に,
   行政当局の政策決定に積極的に参画する。
  7.看護婦は,常に質の高い看護を提供できるよう個人の責任において継続的
   学習に努める。
  8.看護婦は,看護実践の水準を高め,よりよい看護ケアのために研究に努め
    る。
  9.看護婦は,人々に常に質の高い看護を提供できるよう看護教育の水準を設
   定し,実施する。
  10.看護婦は,常に看護水準を高めるような制度の確立に参画し,また,看護
   専門職のレベルの向上のために組織的な活動を行う。

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