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新・大森なんでも伝言板

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とりあえず試験レンタル中。旧伝言板ルールは引き継がれます。


大森 望 純文学の定義 2002年03月16日(土)02時51分24秒

 改行の少ないやつ。
 ってのは冗談としても、基本的には文章の問題では。
「キャラとストーリーとアイデア/トリックを抜いてもまだ面白さが残る小説」とか。しかもなるべくなら残った部分に核心があることが望ましい、かな。オレSFやオレミステリもこのパターンで定義できるかも。
 ストーリーが面白くてキャラが萌え萌えじゃなくても純文学は成立するけど、ストーリーが面白くてキャラが萌え萌えの純文学も当然あり。もちろん本格SFでなおかつ純文学もありでしょう。

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sidryac いや構造改革でITらしいから予算はむしろ今のほうが 2002年03月16日(土)02時03分28秒

……おととしですか、補正予算で IT な超大型予算がつくことになって
でも単年度なので逆算すると予算がついてから一週間以内だかで
応札しなくちゃだかで
つーことは予算ついてからほげ日で応札仕様書準備、官報公示、
あたし、死んじゃう。

というわけで管理者側も事務官側もみんなして
「お願い、補正予算通らないで!!」
と祈ってたけど通っちゃいました。がちょーん(血涙)

……てな話を某所でこっそり教えてもらいました。
その後しばらくみなの合言葉は「(某政治家)、許すまじ」だったそうな。

ちなみに ac.jp サイトでは技官じゃなく教官が管理している場合が
いまだにままあります。管理は業績にならないのよねん……

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kaosug 出会いは14000番のUDP 2002年03月16日(土)01時40分47秒

そろそろパラフレーズ警報とかすさんだこと考えてたのですが、ほのぼのとした笑いで楽しませていただきました。たぶんtelnetだのwell-known-portだの知らないのは世間では普通のことでしょうから何も恥ずかしいことないすよ。これでもうみんなの可愛い妹分の地位をがっちりゲットですね。お茶目さん!
少なからぬ官公庁には優秀なネット管理者の方がいると思いますが、予算がつくのがなかなか大変みたいと思ってます。民間の方がそこは融通が効くような。

ラッカーファンサイトオープン、めでたやでごさいます。
「人工生命の美学」展の講演は大森さんもいらしてたのですね(当然かも)
ラッカーのサインをもらうのは行列になっててあきらめたのですが、大森さんのサインもらえばよかった。
なに喋ってたかは全然覚えてないですが。遺伝的アルゴリズムのデモしてた。
カルヴィ−ノの件では余計なことを言って申し訳なかったとかあまり思ってないので、SFMの方を楽しみにさせていただきます。

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匿名記者 しょうがないのでこれをコテハンにしてみる 2002年03月16日(土)01時38分20秒

ふーん、俺は大森先生の「純文学」の定義を知りたいな。

「売れてない小説」のこと、じゃないですよね。

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大森 望 純文学コンプレックスとか 2002年03月16日(土)01時05分55秒

>>三鷹さん

 もう一つ。問題の作品に適用できるかどうかはともかく、「SF」に純文学コンプレックスがあるかどうかという問い自体、頭っから笑いとばせない物も感じますが。

「純文学コンプレックス」に大森が愕然としたのは、『鳥類学者のファンタジア』からまさかそんな言葉が出てくるとは夢にも思わなかったから。これが『ペニス』だったらまだしも理解できるんだけど。
『鳥類学者』が純文学なら『かめくん』だって純文学でしょ。たとえば北野勇作が文芸誌からデビューして三島賞でもとってれば、『かめくん』に授賞するのも純文学コンプレックスだったのか?
 実際、去年だかの《文学界》新人賞(『サイドカーに犬』と同時だっけ?)をとった吉村萬壱の『クチュクチュバーン』なんか、まあそりゃ全然つまんないわけじゃないけど、昔のSFのネタをなんのひねりもなくそのまま書いてる感じで、純文学かSFかと言えば、どう見てもSF。『かめくん』のほうがよほど純文学的でしょう。

「作品」のジャンル分けに意味がないとは思わないけど、「作家」のジャンル分けには意味がないというか、分けることがほぼ不可能なので、作品ごとに判断するしかない。SF書いてSFコンテストからデビューすれば、その後なにを書いてもSF作家――みたいな思い込みがある程度まで共有されてたのは70年代までなのでは。

 それとは独立の問題として、「「SF」に純文学コンプレックスがあるかどうかという問い」については、「昔はあったかもしれないが、いまはたぶん、まったくない」と思いますね。だってコンプレックスを感じるべき対象がほぼ存在しないんだから。少なくとも現役のSF読者で、「純文学」(というか文芸誌に載るような作品)が「SF」よりえらいと思ってる人はいないんじゃいですか。「純文学」は「SF」よりはるかに早く冬の時代を通り越し、春が来そうな気配もないなあと(やや同情的に)思っています。商業的にはSFより売れない珍しいジャンル(レッテル)のひとつでは。

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空を飛ぶ中年 ラッカー!!! 2002年03月15日(金)23時45分24秒

 重版期待。
 「空を飛ぶ少年」

 これはきっと編集の責任だ(功績とも呼ぶ)


 ついでに募集。
 先生実録集も四百枚、浮いてます。
 育児パパ日記、百枚も浮いてます。

 蒼穹の覇者、三巻、プロット完成。浮いてます。

 誰か買ってくれ〜。

 あ、あとSF募集中。
 サイエンスフィクションにあらず。

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sidryac ATTACCA 2002年03月15日(金)23時40分41秒

ラッカーに再挑戦しようと思って、ある筈の本棚を探しましたが
みつかりませんでした。絶対あるはずなのに。……量子論的に存在する本?

ちなみに数学的ギミックに翻弄されて一冊として読了したことがありません。
でも周りの純数屋さんは「常識的すぎてつまらなかった」「まあ読んでて
腹が立つとか笑かしてくれるとかいう本ではないよね」とかおっしゃります。

……なんか、すげえ、くやしいだぞ。

>ゲーデルの不完全性定理に照らせば,人工知能が人間と肩を並べることはありえないと

なんかホフスタッターを思いださせる組みあわせですね。ビバ亀レス。
……ってのはとにかく、「知能」の定義からそゆこという人もいますよね。
もう退官されたけど阪大産研の豊田先生とか。生物系の方はこー
人工知能いつかは人間説と人工知能しょせんはエミュと見事に
くっきりきっぱりわかれちゃうのが楽しいですね。
アルゴリズム屋さんは逆に微妙に煮えきらない感じの人が多い。
サンプリング数少ないので大勢とは逆かもしれないけど。

私は……そうだなあ、有限なものにそもそも知性的認識は不可能だ
というカント的なテーゼで逃げておきます :)
# で、P教授の御高説はどの辺が「と」なのでしょう。こっそりでいいから教えてください:)

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Psykhe ご冗談でしょう?ペンローズさん. 2002年03月15日(金)22時29分06秒

#以下のリンクでは,JAVAアプレットを使用してますが,私のほうで一応安全は確認済みです……

ぐにゃぐにゃ三角形で、心理学業界でも有名なペンローズ氏ですが,“The Emperor's New Mind”でかなり「と」なことを語り,喧喧諤諤の事態を引き起こしました.いわく,ゲーデルの不完全性定理に照らせば,人工知能が人間と肩を並べることはありえないと.
まあ彼の著書は,機能主義的な立場に対する宗教じみた攻撃を除けば非常に面白く,自然科学サイドから「心」の問題を考えるには良い本だと思います.

「知能」の定義自体も曖昧で,このテーマでは「チューリングテスト」や「中国語の部屋」など面白い話が一杯ですよね.まあ,そこらへんは端折りまして,AIのお話.

人から「何を仕事にしてるの?」と訊かれるたびにあれこれと説明するのですが,相手は大抵「昨夜,牛脳人身の妖怪にいきなり罵倒され,怖くて一晩中震えていた」などというヨタ話を語る人物を見るような目で「ふうん……」と流されるだけで,寂しい思いをしていたのですが,最近では,慌てず騒がず「この本を読んでよ」と渡すことにしています.

GA(遺伝的アルゴリズム)NN(ニューラルネットワーク)は,学習型人工頭脳の二大潮流でしたが,それぞれに得意分野が違うんですよね.大雑把に言うと,最適化を得意とする遺伝的アルゴリズムに対し,推論(バックプロバゲーションはこっち)・記憶(こっちはホップフィールドかな)が得意なNNという感じでしょうか.GAは,クリティカルな解法を出すのは得意ですが,生物をモデルとすると環境変化に弱い.NNはクリティカルな解を出すのは苦手ですけれど,融通が利くといった印象です.ちょっと人間にも当てはまるかも.

 一般的に人工知能による学習では,最初のルールと言うか,学習の目的を設定しなければならず,そこに頭を悩ませます.「生存本能」という形でルールを与えようとすると,そこに必ず自己境界性を持たせる必要が出てきて,オートポイエーシス論になっちゃったりして.今のところ,どうやら我々の知性は我々の身体感覚と不可分らしいと言われています.純粋思念体・純粋情報としての知性というのは想像の彼方で,アリシア人への道は遠く険しいみたいです.
ヨタ話になりますと,身体構造が違えば知性の形態も変わると予想され,どこからどこまでが知性化という定義が曖昧になってしまうんですよね.

ここらあたりの話と,今複雑系で注目されている自己組織化理論・内部観測などが面白いところでしょうか.

ちなみに私は,人間と機械には本質的な差は無いだろうと考えています.

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大森 望 前のも読んでといいたいのは山々なんですが…… 2002年03月15日(金)21時19分03秒

 残念ながら『ウェットウェア』は品切なんですよ>アキラの母さま。
『ソフトウェア』だけ読みましょうっていうのもアレですし。
『フリーウェア』が売れると『ウェットウェア』にも重版がかかると思うんで、アキラくんの遊興費を捻出するためにも(笑)、『フリーウェア』を宣伝してるわけです。あとはアキラを翻訳者に育ててがんがん新作を訳させるとか。
 しかしアキラくんのパパはSF翻訳者の中ではダントツに重版率が高い人だったと思います。でもさすがにもう『ニューロマンサー』もあんまり重版しないのかなあ。
 ちなみにアキラ・パパの訳書をamazonで検索した結果はこれです。
 うーん、あとは復刊フェアに期待するしか。ファンタジーブームに乗って、『ディルヴィシュ』とか『黒龍』とかどうですか>そのへんの人。

>>いなばさま
 関係ないけど、こないだ樋口有介『海泡』を読んでたら、イルカの肉をみんなでうまそうに食べるシーンがあって、けっこう新鮮でした。

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アキラの母 前のも読んでよ! 2002年03月15日(金)20時06分46秒

大森さ〜ん、ちょっとちょっとお〜
『ソフトウェア』『ウェットウェア』を知らなくても安心。
とは言わず、新刊と合わせてぜひ買って欲しい! です。

重版この素晴らしい言葉をずっと聞いていない・・・by 残された者たち

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いなば 仄聞するところでは 2002年03月15日(金)17時18分58秒

animal rightsとかanimal liberationは古くからある運動で、神学とか倫理学でも少数派だがそれなりに有力な立場として認知されているはずです。またそれにコミットしている人の多くはベジタリアンです。(有名人ではプリンストンのピーター・シンガーですな。翻訳も出てます。)こういう人なら犬猫や類人猿やイルカさん以外に、牛や豚の権利や福祉にも当然配慮するわけで。

それ以外にもエコでベジタリアンって欧米には多いのだ。逆に日本のエコの人には少ないですね。

「鯨(犬)を食うのは野蛮だ!」というアホ丸出しの奴らばかりではないってことですなあ。

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林 譲治 ときに 2002年03月15日(金)16時17分30秒

|なお、いまのところ話題になっているのは連中が称するところの companion animals、
|一部のきゃわゆい哺乳類だけなのですが、

 ブスに理性などない、と本当は言いたいのかもしれませんね、こういう人達は。

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sidryac オットセイは何をくわえているのだろう。 2002年03月15日(金)14時30分11秒

戦後すぐの GHQ だかとの漁業交渉だかで農林省水産庁の担当者が
オットセイを英語だと思っていて、いろいろアクセントを変えて試したけど通じない、
最後は手をぱたぱたしながら、アウアウ鳴き真似までやったけど
やはり駄目だった。
という話をどこで読んだのか、目がさめたらふと気になったら頭から離れません。
助けて。
(丸谷才一のような気がするんだが……)

さてアザラシかセイウチかオットセイか知りませんが、NeXTSTEP 向けの
教育ソフトで俗称「おっとせい.app」というのがありました。
ほんとに Ottosei.app だったかもしれず。

内容はというと、オットセイに口で棒をくわえて立てる芸を自律学習させるつー
ニューラルネットワークお勉強ソフトなのですが、
これが学生時代に猖獗を極めて、一時期部屋に数十台あるマシン全部でこいつが走っていて
プロセスを監視していた管理者に馬鹿にされた……なんてのはどうでもいいですね。
でもオットセイのグラフィックがかわゆくて本当に素敵だったのです。はい。

さて、棒立てオットセイ君ですが、学習はバックプロパゲーション、
棒立てに失敗するとすぐ次の試行に移り、オペラント条件付けは特に
なかった気がします。まあシミュレーションと本当のオットセイを
一緒にしちゃいけないんですが、平均で 600回くらい試行させると
ブレイクして、24時間くらい平気で棒を立てられるようになります。
というより、ほぼ失敗しなくなります。
シミュレーション結果をたんに GUI で表現しているだけと知っていても
学習の瞬間を見ると感動します。これ見たさに 600 回が近くなると
ずっと寝ないでディスプレイにはりついてるなんて奴までいたくらいで。

なお最長記録は覚えていませんが足かけ三日でマシンがハングって
泣きながらシャットダウン……なんてのがあったような気がします。

話は変わってペットを猫かわいがりして服を着せたり葬式を出したり
墓なんか建てちゃっておめでてーな。の北米を中心に、近年
「動物に理性はあるのか」神学論争がまたもや復活しつつあります。
伝統的には anima rationalis は人間だけが持っているということに
なっておりましたが、聖書に直接そう書いてあるわけではないので、
理性の定義か理性魂(霊)の定義をいぢって一部の動物に理性がある
ことにしようというかなり無理筋な話もあるようです。オットセイ
に理性があるかどうかは、イヌイットの人たちが捕獲する都合上、
たぶんさきざき政治的に問題になるんでしょうね、と予測。

なお、いまのところ話題になっているのは連中が称するところの companion animals、
一部のきゃわゆい哺乳類だけなのですが、
「牛や羊は北米人が食べる都合上、現実に理性があろうがなかろうが
理性がないことにされるのだろうなあ」
と容易にオチが想像され、なにかもののあはれを感じる今日このごろです。

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TOMTOM 新しいウワサ&昨日のウィルス 2002年03月15日(金)10時57分12秒

三鷹センセイ、ご機嫌ナナメのようですね。
>自分で話題を見つける才能があるわけではなさそうなので。

では、新しい話題=ウワサ。
“アユ”って、目を大きくするために整形して、両目の脇、
切りすぎて、メイクさん&カメラマン泣かせになってるって
知ってる(笑)?

大森様。
昨日は私のところにも怪しいメールが何度も来ました。詳しく
ない私は怖くてソッコー捨てたけど。ちなみに周りは映画業界
です。

冬樹様
本の広告ページ、ありがとうございます。ぜひ活用させていた
だきたいと思っています。

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堺三保 WORM_FBOUND 2002年03月15日(金)05時15分14秒

うちには、こないだから仕事している、あるアニメの製作会社から「資料」というタイトルで届きました。
いやあ、いくら本文がなくても、添付ファイル名がもっともっともらしかったら、テキストファイルでなかったとしても、絶対開いてしまっていたかも。
実際、最近は画とかもメイルで送りあったりしてますし。
というわけで、アニメ関係で流行っちゃうと、かなり破壊力はあるかも。
怖すぎ〜〜。

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sidryac 刊行予定ってかなしい言葉だね。いや、まぢで。 2002年03月15日(金)05時05分35秒

うー。ちと書き物をしていたらこんな時間。
一人暮しするとどうも自堕落になっていけません。

> しかし自分がジープに詳しいから、小説についても語るべきものがあると思うってのは、車屋さんの考えていることはわかんない、
> とか。

はあ、そうですか。

私はセキュリティどころか計算機科学全般に渡って素人ですが
いちおう美学会会員で某大学院博士後期課程での専攻も芸術学でしたから
小説読むことにかけてはあなたより玄人だと思います。

さて、あなたの掲示板の書きこみから判断する限り、
あなたにフィクションであれノンフィクションであれ、
ある一貫した構想のもとに、まとまった量の文章が書けるとは思いません。

……とか主張する人が出たら三鷹さんはどんないいわけをするのか
ちと考えさせられました。いやなんとなく。

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大森 望 WORM_FBOUND 出版界で大流行? 2002年03月15日(金)03時14分55秒

 さっき書くのを忘れましたが、昨日から複数の出版社でWORM_FBOUND(だと思う、たぶん)が流行中。うちにも何通か届きました。
「例の件」とかってsubjectで来るのがけっこう新鮮。
 ♪きむらかずしさんがhttp://rental1.virtualave.net/dengon0067.html#dengon20020314202624で書いてるやつでしょう(あ、『フリーウェア』お買い上げありがとうございます>きむらさん)
 この伝言板を見てる人にもけっこう届きそうなのでご注意を。メールが来ても、添付ファイル(patch.exe)を実行(ダブルクリック)しなければ問題ないはずですが。
 しかしいまどきpatch.exeとは……。

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大森 望 re:辺境の電脳たち『ウェットウェア』篇 2002年03月15日(金)03時04分34秒

>>ふぉXさま
 おお、それがあったのをすっかり忘れてました。
 ラッカーサイトに早速リンクを張っておきました。多謝。

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大森 望 セキュリティ問題雑感 2002年03月15日(金)02時54分24秒

 ええと、身近なことから言うと、この伝言板ではじめてブラウザクラッシャーにリンクが張られたのは、1999年10月21日です。問題の発言はこれ。
 このときはあえて削除しないで、その発言の直後に、
「うっかりなにも考えずにクリックして、作業中の書類とかを飛ばしてしまった人は、セキュリティ意識を高めるきっかけになるかも(笑)。
 なんでもかんでもクリックするのはやめましょう。いや、それはそれで人間的な態度だが。」

 と書きました。

(ちなみに、「リムネットサポートデスク平岡」の名を騙ったこの発言者は、リムネットから威力業務妨害の被害届が出たとかで、警視庁某署の人から問い合わせが来ました。面白いのでネタにしようと思ったら、「容疑者が逮捕されるまでダメです」と言われたんですが、その後半年ぐらいして逮捕の報道があったので、アスキーのコラムのネタにしたんでした(笑)。)

 つまりこの伝言板上でさえ、「なんでもクリック」はすでにこの頃から明確に危険だったわけです。

 しかし、だからといって、三鷹さんの発言がまったくの見当はずれだとは思いません。危険が明確に存在することと、その危険を実感することとは別問題なので、2000年06月18日時点でも、
「クリック一回ですむので、たいていの人はURLが提示されていると押してみる」
 ということはあったかもしれない。だからたとえば、
「たいていの人はセキュリティのことなんか全然考えてなくて、買ったパソコンに入ってるIEとOEをそのまんま使いつづけてて、nimdaの大流行あたりで自分もしくは身近なだれかが感染したときにようやく、『なんでもクリックは危険なんだなあ』と実感しはじめた、というのが実情じゃないでしょうか」
 ぐらいの発言なら、まあそう反発されることもないでしょう(アダルトサイトとかアングラサイトにがんがん突っ込んでいた男性ユーザーはもっと早い段階で痛い目に遭ってたはずですが、「たいていの人」がそれに該当するかどうかは不明)。

 一方、サーバのセキュリティに関して言うと、うちのサイトがこないだしばらく止まってたのは、不正アクセスの痕跡が見つかったため管理者がただちにネットワークからサーバを物理的に切り離し、必要な対策を講じていたためです。ユーザーの利便性は犠牲にされてたわけですが、これは当然必要なコストでしょう。
 と、ぼくは思うんだけど、「たいていの人」がそう思うかどうかはこれまた別問題。ネットの知識なんか全然ない人でも常時接続が当たり前になってくると、自分のパソコンが踏み台にされようがどうしようが、「ネットの倫理なんか知らんもんね。法律で罰せられるわけじゃないんでしょ」という人も出てくるわけで、
「アクセス制御機能を特定電子計算機に付加したアクセス管理者は(中略)不正アクセス行為から防御するため必要な措置を講ずるよう努めるものとする」程度じゃ抑止力にならないだろうなあ。

 つまり、三鷹さんの主張は、あるレベルのユーザ(たいていの人?)の「本音」を直感的に代弁してるとも言えるんじゃないですか。で、こういうレベルの人は、ネットワークに詳しそうな人が出てきてまちがいを訂正すると、「すいませんでしたあ」とあわてて退散するのがふつうなんですが、それでも反論をつづける勇気には(その過程でどんどん間違いが出てくるにしても)ちょっと感心しますね。

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ふぉX 噛んで含めるが如く、反芻するが如く。若しくは午の耳に念仏 2002年03月15日(金)02時20分00秒

>三鷹さん

多分、三鷹さんが一番気にしていらっしゃるのは、サイトを閲覧したときにクラックされることだと思うのですが、どうでしょう?

Nimdaには幾つかの感染ルートがありますが、サイトを覗いた時の感染ルートは極めて限られています。そのサイトが感染したIISを使用しており、閲覧者がIEを使いActiveXを使用してるときだけです。
ですから、ActiveXを使用してなければ感染することはありません。

次にブラウザクラッシャーですが、JAVAやActiveXによってなされるため、それらを切っておけば平気です。ただ、すでに一SFファンさんが書かれていますが、リンクなどでJAVAを使用しているサイトがある為、その時どうするかが考えどころだと思います。

1)閑なひと=ソース読み。
2)チャレンジャー=さっさとJAVA on

が、三鷹さんの主張にそえば分かれるかと思います。しかし、

3)賢い人=ブラクラチェッカー

もありますし、信用できるサイトならばさっさとJAVA onでも大丈夫だと思います。

ps 先に一SFファンが書かれてますね>Nimda
   一SFファンさんのほうが丁寧ですので、Nimdaはそちらも読んでください。

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sidryac 「アゲーム」と彼女はいった。 2002年03月15日(金)02時08分15秒

タイトルは内容と関係ありません。また重箱つっこみですみません。
# この場合「許すがよいぞ」のほうが適切なのか?

Psikhe gegraphen
>「星海の戦旗」のアーヴ語とかも良い感じです.

『星界』でふ。
# しかし紋章でなくて戦旗とは……アニメ化の功績?

北米版戦旗DVDも売れ行きよいようで、重畳です。
早川書房はアーヴ語文法書を森岡さんに書かせて、翻訳権をどこかに
高額で売りつけるとけっこうよい商売になるのではないかしら。

われわれにはいささかピンとこないのですが、非日本語圏人工言語者にとっての2001年は

春 Baronh in: Crest of the Stars(anime)
秋 Baronh registration for TRON
   Baronh in: Banner of the Stars(anime)
冬 Quenja etc. in: Lord of the Rings(movie)

となんつーか「人工言語祭」の年だったようです。
これで Star Trek 映画があったら完璧でしたね。

蛇足だけど、現在、某星界サイトの PV per day は日に60+、
そのうち 6割は非jpサイトからという噂。

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冬樹蛉 池乃めだかは死なず、ただ消えゆくのみ 2002年03月15日(金)01時55分39秒

 おやおや、今日の牛追い祭りはすごかったみたいですね。ようや
く三鷹ういさんが本性を顕してきたようで、とても懐かしいです。

 でもまあ、これくらいはむかしの三鷹さんに比べれば序の口で、
職場から一日に六十回近くもあちこちの掲示板に口汚い書き込みを
して、〈週刊東洋経済〉2000年1月22号の「覆面座談会」で取り上げ
られたころの勢いが嘘のようにおとなしくなりましたね。なにもか
も、みな懐かしい……。

 で、三鷹さんの言葉遣いが自然になってきたところで、「三鷹う
いを256倍楽しむ方法」
をお教えいたしましょう。なあに、簡単
です。昨年暮れに、三鷹さんがひさびさに現れたころの発言を、
“いまこそ”もう一度読むだけです。
これ、むちゃくちゃ笑えます。
「角川書店に切られてしまいました。」あたりからですね。慣れない
言葉遣いがすぐにぼろぼろ剥がれ落ちて、たちまち“お里が知れる”
ようすが手に取るように楽しめます。「三鷹ういホームページ研究」
にある発言のタイトルだけを眺めていっても、三鷹さんがだんだん
自然になってゆくさまがはっきりわかります。やはり人間、あまり無
理をしてはいけません。おのが本性のままの言葉遣いが、いちばんしっ
くりくるものです――

◆三鷹うい「ひとまとめでごめんなさい」2002年01月03日(木)23時07分52秒

>>ふぉX さま、
>
> ありがとうございます。前の出版社の作品については勘弁して下さい。永久抹殺状態です。
> ビーンズは面白い作家さんが多いので、贔屓にしてあげて下さい。わたしのお薦めは相坂きいろ先生で
>すが、他社で人気のある作家さんも沢山参加されているので、愉しみですね。


◆三鷹うい「とおっしゃられても」2002年01月13日(日)16時20分26秒

> と、おっしゃられても、その評価は、大変に売れていらっしゃるベテランの作家先生と、その仕事の長
>い編集者さんの意見ですからねえ。


◆三鷹うい「もしかして、混乱してらっしゃいませんか?」2002年01月20日(日)03時20分43秒

> 妙だ妙だと思っていたのですが。もしかして高野先生、勘違いされていませんか?


◆三鷹うい「ほらまた、言っていないことを」2002年01月28日(月)07時14分32秒

> 自分が何のために発言しているのか、わからなくなってきているんでしょう?
> わたしに絡むのはやめてくれませんか。あなたの不安までは背負えませんから。


◆三鷹うい「ほらまた詭弁がはじまった。」2002年03月13日(水)23時58分11秒

> 頭大丈夫かあ?


◆三鷹うい「ああ、それから」2002年03月14日(木)00時50分35秒

> 頭が悪いのだから、本題以外の内容を書き込まないことですよ。文章がとっちらかって無様になるの
>で。


◆三鷹うい「バカって面白いな。」2002年03月14日(木)22時10分26秒


――いやあ、ほんとに面白いです。おや、珍しく三鷹さんと意見が一致してしまった。

 ま、どうやら、当分平和になりそうですね。だが、これが最後の三鷹ういとは
かぎらない。ウェブに掲示板があるかぎり、第二、第三の……。

 ところで、「三鷹ういホームページ研究」に、「狂牛病関連リンク集」
「インターネット・セキュリティ関連リンク集」をとりあえず新設しました。
ご利用ください。まあ、爆笑セキュリティ漫才のコーナーはまたいずれという
ことで(どうせリンクするだけだけど(^ ^;))。


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一SFファン Nimda について 2002年03月15日(金)01時48分02秒

Nimda について簡単に説明したいと思います。

まず、参考となるサイトを紹介させてもらいますね。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20010922nimda/nimda_01.html
エンジニア向けのサイトなので少々高度かもしれませんが内容は信頼できます。

Nimda の感染経路としては以下の様なものがあります。

経路 1.端末から Web (IIS) サーバ パターン 1
  他のウィルス (Code Red II) が作成したバックドア(裏口)経由の感染

経路 2.端末から Web (IIS) サーバ パターン 2
  IIS のセキュリティホールを使用した感染

経路 3.Web (IIS) サーバから端末
  IE のセキュリティホールを使用した感染
  IE のセキュリティホールを使用してウィルスを含むファイルを自動で
  ダウンロードおよび実行

経路 4.端末から端末
  電子メールを使用した感染
  Outlook, Outlook Express といったメールソフトを経由してウィルスを
  含むメールを送信
  受信側で Outlook Express を使用している場合メールを表示しただけで
  感染

経路 5.端末から端末もしくはサーバ
  Windows のファイル共有機能を使用した感染

注) 文中の IIS とは Microsoft 社製の Web サーバ Internet Information
    Server を指します。

このうち 1. および 2. が Web サーバへの攻撃となりますが、この攻撃は
近い IP アドレスを中心に無差別に実行されますので、特に官公庁中心という
ことはありません。

また、リンクをクリックしないことで回避できる可能性があるのは 3. による
感染ですが、Nimda が蔓延した場合社内の Web サーバすら安全とはいえま
せん。したがって、たとえば Web ブラウザのホームページとして設定してい
るイントラネットサーバが感染してしまった場合、IE を立ち上げただけで感染
してしまうため、クリックするかどうかはあまり重要ではありません。

ちなみに Nimda に対する対策としては以下のいずれかが有効です。

対策 1.IE のアップグレード (経路 3, 4 対策)
  セキュリティホールを修正したバージョンの IE にアップグレードする

対策 2.IIS へのパッチの適用 (経路 1, 2 対策)
  IIS のセキュリティホールを修正するパッチを適用する

対策 3.IE を使用しない (経路 3 対策)

対策 4.Outlook Express を使用しない (経路 4 対策)

経路 5 については通常の Windows の機能を使用しての感染なので感染
したら最後防ぐことはできません。

> 「官公庁のサーバにいっせい攻撃が行われるようになった」と三鷹先生が
> 記されている2001年に一斉攻撃によるWebサイトへのサイトアクセス
> を感染経路とするウィルスまたはワームによる顕著な官公庁サーバの
> 被害発生の事例についてご存知でしょうか。

なお、この質問については、こちらの世界ではそのような事実は観測されており
ません、と回答させてもらいます。

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花敏次 サーバ管理について 2002年03月15日(金)01時39分36秒

<要約>
閑じゃない、忙しい、といっても、放っておけないことはある。
それはたとえばサーバを踏み台にされることである。
</要約>

>三鷹さま

 長くなったので、もう一度まとめさせていただきます。

> 倫理的な問題は、個人の判断に任されるのではないでしょうか。

 倫理的な問題は、個人の判断に任される、というのは、個人の判断でネットテロの幇助を許してもいい、ということにはならないと思います。

>もう一度考えていただけませんか? いったい誰にそんな犠牲を強いることが
>できますか? そういった犠牲を強いることは、倫理的に問題がありませんか?

 ろくな権限もなく、給料も時間もなく、無理な条件で仕事をさせられている管理者がいたとして、その人個人だけに、そういった犠牲を強いるとしたら、倫理的に問題がありますね。

 でも、サーバはきちんと管理しないと、ある日私がネットに接続できなくなったり、私のメールが破壊されたりしかねないのです。

 サーバは、不特定多数に大きな害を及ぼす危険性があるため、責任を持って管理すべきです。責任を持った管理ができないのであれば、そのサーバは落とすべきです。管理者が責任者なら、落とせるはずです。

 万一、それが様々なしがらみでできない、という場合、それは由々しき事態であり、管理者個人の、ではなく、組織全体の姿勢として、到底、看過するわけにはいきません。

 たとえば、総務庁が国民の細かなデータを外にばらまいてしまったら、それは大問題でしょう。
 厚生省が麻薬の管理をできずに、ばらまいていたら、それは大問題でしょう。 
 警察が、拳銃の管理をできずに、ばらまいていたら、それは大問題でしょう。

 その理由が、省庁の個々の職員が働き過ぎで、そこまで手が回らない、ということなら、それ自体大きな問題でしょう。
 まして、もしそれを防ぐ法律がないというなら、さらなる大問題でしょう。

 そういう現実があった場合、国民としては放っておけないわけで。
 倫理的にすべきことは、その組織が無理な運営をしていることを指摘し、状態の改善を図るか、さもなくばネットへの参加をあきらめろ、と伝えることです。
 具体的にどう行動するかは、人それぞれと思いますが、少なくとも

>みんなそんなに閑じゃないんですよ。特に官公庁にはネットの専門官なんて、
>ほとんどいませんからね。

 ……という意見は、私は看過できません。

 これは、忙しければ、麻薬をばらまいてもいい。忙しければ、拳銃をばらまいてもいい。忙しければ、DDosアタックで、広範囲にネットを麻痺させていい、という意味にとれるからです。

 三鷹さんは、そうお考えでしょうか?

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花敏次 セキュリティ問題 2002年03月15日(金)01時16分43秒

<要約>
一般ユーザーにとっても、2年前と現在では危険はそれほど変わっていない。
管理できないサーバは、減らすべきである。
</要約>
>三鷹さま
> まずここでの問題は、わたしが危険を避けるために、不特定多数が投稿できる
>掲示板におけるリンクは、クリックしないという発言をしたことに対して、
>それが2年前とは違う意見ではないかと言われたことに端を発しています。

 これは理解しております。確認させていただくと、こちらはサーバ管理の問題とはまた別で、一般のユーザーがブラウザを使ってページを読む場合の話ですよね。

> で、2年前と現在とでは不用意なクリックをしないことが意味があるのだと
>いう話をしています。

 再確認ですが、これは「2年前も現在も、不用意なクリックはしないほうがいい」という意味でしょうか?
 それとも、「2年前は不用意なクリックをしてもさほど危険ではなかったが、現在は危険である」という意味でしょうか?

 前者でしたら、私は賛成します。普段からセキュリティに気を配っているなら、いちいちソースを確認する必要はありませんが、適切な注意をしつつクリックをすべきです。

 後者でしたら、前に説明しました通り、2年前と現在で、それほど危険性は変わっていません。

 適切なセキュリティ手段を取らずにクリックするのは2年前も現在も、非常に危険です。90%が95%になったくらいの差はあるかもしれませんが、「非常に危険」であることは変わりません。

 適切なセキュリティ手段を取ってクリックする場合(これは、いちいちリンク先のソースを読むという意味ではありません)、危険度はユーザーのセキュリティ知識に大きく依存し、時間によるファクターは相対的に非常に小さなものと考えられます。

> ましてや、管理を主たる任務にしない人に休日出勤して対策をとれ(踏み台
>は、ゴールデンウィーク、正月等の時期を集中的に狙われます)と、いったい
>誰が言えるでしょうかね。彼らの本音は、長期休暇中にはサーバをとめてし
>まいたいだとは思いますがね。

 さて、あえて正論を言いますが、自分の組織が金銭や人事の面で問題を抱えていることは、不特定多数に迷惑をかけていい、という理由にはなりません。

 要するに、「うちの人手が足りないから、その分うちのユーザーに不便をかける」のは仕方ないことですが、「うちの人手が足りないから、よそのユーザーに不便をかける」ことは許されません。

 現場で働く人のほとんどは、その板挟みで大変な苦労をされながら、それでも自分のところのツケをよそに回さないという矜持を持っている、と私は知っています。

 そうした人たちは「君たちはそれだけ苦労しているんだから、たとえ君の怠慢のせいで、日本中のサーバが長時間シャットダウンして、ネット社会が麻痺しても仕方ないよね」と言われても、決して喜ばないと思います。

 ちなみに三鷹さんも書いておられる通り、本当に責任を持てないのであれば、その期間は断固としてサーバを止めるべきです。

 で、繰り返しますが、私は現在の官公庁のサーバが踏み台オッケーのザル管理だ、とは到底思えません。
 また、もしそうだったとしたら、そうしたサーバにより、今、この、私のネット接続が脅かされている、という事態に基づいて、異議申し立てをします。

 国が管理する官公庁のサーバーであるならば、きちんと人手を確保するか、あるいは、管理すべきサーバを適切な量に減らすべきです。
 法律が整備されていないせいで、そうなっている、というなら、なおさら認めることはできません。

 一方(本当にそうであれば)個々の管理者に対して同情はしますし、必ずしも責めるつもりもありませんが、それはまた別の問題です。

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Psykhe ハイホ〜.多謝! 2002年03月15日(金)01時15分05秒

sidryac さま

おお!ホビットの人(む,微妙に間違っている気が)はこのように喋るのですね!これで,もう一度読み直すきっかけが.ウェールズ訛りで喋るホビットに,三輪明弘さんのゴクリ……

トールキンの偉大さは言うまでもないのですが,中でもオリジナルの言語を作りこむくらいの世界構築は凄いですねえ.日本だと,「星海の戦旗」のアーヴ語とかも良い感じです.設定を読み込むだけで,ちょっとした旅行を楽しめますものね.

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コマル やっぱりupしておこう。昔の(今も?)IEはどれだけ危険だったか 2002年03月15日(金)01時11分17秒

>三鷹さん

>>2001年9月にWebページにアクセスするだけで感染するウィルス(正確には
>>ワームですか)を埋め込むウィルスであるNimdaが猛威を振るいました。

> 2年の間にむやみにリンクをたどらない方が良いのが常識になったのは、それだよ〜っ。
>やっぱり、この2年以内だったー。
>助かったです。ちゃんと事実関係を調べることができる人がいて。

これに対する反論というか、昔からIEがどれだけ危険だったか、という話は

http://www.asahi-net.or.jp/‾ki4s-nkmr/mswatch01.html

で読めます。
IEの基本的な欠陥はこのころからかわっていません。

個人的な感想をいえばIE3.0のころが危険度マックスでした。
恥ずかしながら、クラックされた経験ありです>IE3.0のころ。

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Psykhe スキーマの歪みは…… 2002年03月15日(金)01時07分57秒

コマル さま

むー.行動分析の前提って「相手がまともなルーチンで動いている」ところから始めるはずなので,テンパった人の分析は理論が確立されていないような……

>己の無知の自認は直接自律的な学習には結びつかないんだろうな〜という気はします。

「理解できるバカさ加減」の奴らは今でもゴロゴロしてますが,いい具合にテンパる人工知能はまだ遠い未来ですねえ.学習しない人工知能とは無駄の極致ですし(笑)
でも,テンパる人工知能は挑戦してみたいですね.サンプルは,まだ沢山取れそうだし.

宮崎恵彦 さま
>なにぶん、簡単に実験が組めないような対象ですので、何とも言えませんが。

そうですねえ.実験に協力してくれる人を探すのが難しいだろうし,動物は普通,半可通を気取りませんものねえ……サンプリングは悩みの種ですね.

>牛用のオペランダム(ラットでいえば、レバー押しのレバーに相当するもの)を見せてもらいました。鼻を使って押すそうです。

やっぱり牛も錯誤帰属を起こすのでしょうか?「自分が元気なのはレバーを押さないからだ」とか.

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宮崎恵彦 ついでなので、本の紹介 2002年03月15日(金)01時00分25秒

『行動分析学入門』、一般読者にも理解しやすいように書かれている本だと思います。

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sidryac gotcha! 2002年03月15日(金)00時50分22秒

……検索キーワードを Welch から Wales に変更したらじゃかじゃか
ヒットしました。馬鹿でぇ。

ウェールズ訛り英語ですが、
http://www.bbc.co.uk/cgi-bin/history/community/oral/audio_search.pl?dbfile=oral.txt&templatefile=oralresults.shtml&config=multimedia_zone%2Faudio_vi
にかなり長めのサンプルがいくつかありました。
※要 Real Audio。

煙草について語っているサンプルがあればよかったのですが
さすがにそこまで世の中うまくはいかないようです。

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宮崎恵彦 牛の行動分析 2002年03月15日(金)00時43分57秒

Psykheさま:

おっしゃる通り、オペラント強化は、行動頻度によって定義されますから、ある個体にとって強化子として作用するものが、別の個体にとっては罰子として作用することがあるわけです。

確かに、「人々の注目」が数多くの問題行動において、強化子として作用することは、応用行動分析の世界ではよく知られていることなのですが、普通の「荒らし」と違って、「半可通行動」の場合は、何かそれだけではないような気がします。なにぶん、簡単に実験が組めないような対象ですので、何とも言えませんが。

そういえば、ニュージーランドで、牛用のオペランダム(ラットでいえば、レバー押しのレバーに相当するもの)を見せてもらいました。鼻を使って押すそうです。

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ほーく 荒れ模様しまもよう牛模様 2002年03月15日(金)00時20分27秒

いやあ,荒れてますね,三鷹先生.
何かあったんですか? 大学にねじこむ計画,失敗しましたか?
それとも淋しいホワイト・デイで爆発ですか?

日記、更新してくださいよ.

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コマル 2002年03月15日(金)00時18分47秒

今朝Psykheさんのレスを見てから三鷹さんの問題に当てはめていろいろ考えて
見ました。
もう三鷹さんの「わたしは物知らずですよ。自分が何かを知っているとは思っていない。」
というレスがついている状態で言ってもなんですが、三鷹さんに「己の無知」を
とりあえず自認させることは難しくないと思います。
三鷹さんの過去の発言から考えるとそこまでたどりつくのは難しくなさそう。
しかし、そこから先が奇妙な迷走をする。

・己の無知を自認するにもかかわらず、無知な事象に対して自分の知識の範囲を越えた
 発言を平然と行う
・無知の指摘と新しい知識の提供、双方に対して反発する

まるで自分の発言とは違って「自分は無知ではない」と思っているかのようです。
しかし、「わたしは物知らず」と発言できる。

こういうのはどう捉えるといいのでしょうか?

>個人的には,「学習への動機」を持たせる部分がクリアできないと,自律学習する
>人工知能は完成しないと考えているのですが……

己の無知の自認は直接自律的な学習には結びつかないんだろうな〜という気はします。
三鷹さんを見ていると。

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sidryac ウェールズ訛りの英語…… 2002年03月15日(金)00時18分10秒

……さて、じゃ本題に戻りましょうか。
この週末にはなんとかして LotR を見にいきたいものですがはてさて。

ここ数日、がんばってウェールズ訛りの英語の音声サンプルを探してみましたが
探しかたが悪いのでしょうか、ありませんでした。
アラゴルンとブリーの衆が西方語で喋っているのだとしたら
やはりイメージとしては「ウェールズ訛り英語」でしょうから
是非とも聴いてみたいものですが……

# Quenya の音声ファイルってのはサイト数が多すぎるので最初から
# 努力を放棄(ぉぃ

ウェールズ語自体は、いくつかある文法or辞書サイトに音声リソースが
あります。Dmoz のディレクトリで Wales まで辿りつければ、すぐ
見つかると思います(つか沢山あるんです。紹介しきれん)。

問題は、私が見つけた範囲では単語の発音を例示するリソースしかない
ということです。文を読みあげてくれているサンプルがあるとよいのですが……

なお、Quenya や Sindar (いわゆる Elvish) のサイトはたくさんあるのですが
Hobbit Language 自体は教授自体があまり資料を残しておられないせいか、
私の調査力では見いだせませんでした。残念です。

なお、いままで超軽量リンク集にいれていただいていた goo のサイトですが
goo 自体がウェブスペースの提供をやめてしまいました。xrea.com のほうを
入れてくださいますか? って細井さまこちらは御覧になっているのかしら
(メイルしろよ、メイル)。

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一SFファン 官公庁への攻撃について 2002年03月15日(金)00時17分34秒

>SF大好き中年さん

ご質問に回答します。不正書き換え時の話ですが、

> サイトへの攻撃時の手法として「バッファ・オーバー・フロー攻撃」という
> 「大量アクセス」による大量データ送付でサーバーコンピューターから
> あふれ出たパスワードなどのデータを使ってクラッカが不正アクセス用の

一般的に「大量アクセス」による攻撃は DoS (サービス不能) 攻撃、もしくは
DDoS (分散サービス不能)攻撃と呼ばれ、「バッファ・オーバーフロー攻撃」
とは別種です。

「バッファ・オーバーフロー攻撃」についての説明は少々ややこしいので、
どのようなプロセスを踏むかについては省略させてもらいますが、この攻撃に
成功した場合、攻撃した側はサーバ上で任意のプログラムを実行することが
可能となります。

その結果としてパスワードファイルを入手したり、ウェブページを書き換え
たりすることが可能となる、と理解してください。

Nimda については別項で簡単に説明します。

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あだ 乙女の心理学、雌牛の心狸学・社怪学 2002年03月15日(金)00時06分41秒

>宮崎様
2ちゃんねるによく見られる「かまってくん」に関しては、相手にしてもらえること自体が褒賞になっているようですね。
無視される(リアルライフではそうなのでしょう)より馬鹿にされたほうがまし、といったところでしょうか。
(・・・と、ここでふと別窓をリロードしたら激しく既出になってました。ははは)

だから鉄則は「煽り、荒らしは完全放置。指さし確認もなしとす」なんですが、なかなか徹底はできないものです。
(・・・また既出になってる。うーむうーむ)

個人的には「馬鹿を放置できない心理」のほうに興味があるのですが。
殊に「自分を棚上げ芸」「おまえがいうかクラッシュ」が発生するメカニズムとか。

なんかかなりつまらない結論になりそうなので、掘り下げなくてもいいような気もしますけど、そのありきたりな結論を
超越して、「義憤」とか「汚いものをつついて楽しんでいる」と正々堂々主張できるようになりたいと思ってたりします。
捨てハンを捨てて、スーツを脱いで、ってことなんだけど…道は険しいなあ。

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SF大好き中年  「頃」 2002年03月14日(木)23時59分03秒

>三鷹うい さま
不注意でご迷惑をおかけして申し訳ありません。
国語辞典を調べますと、「ころ:だいたいの時をあらわす」となっておりました。
「2001年頃」ということは、2001年前後の「だいたいの時」という
ことで理解いたしました。

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