作成者 | BON |
更新日 | 2007/07/15 |
Warnning !! このページで紹介するのはプライベートな旅行です。一応水道関係も注目はしておりますが,水道技術に関連する部位はちょっとしかありません。あしからず。m(_ _)m
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07月07日 鳩待峠から尾瀬ガ原,見晴まで。 |
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07月08日 尾瀬沼を抜けて。 |
2007年7月7日〜8日,尾瀬を訪問してまいりました。環境工学的には尾瀬の環境というのは非常に興味深いということで,一度行って見たかったのです。ということで,ざっくりと紹介。
【参考】
朝8時に新宿発のバスで出発,途中戸倉で乗り換えて鳩待峠という入山口へ。一説には半分はここから入るんだとか。いっぱい人がいましたが,高齢化の著しいこと。お昼をいただいてこれから出発です。
最初は1時間ほど下り。山道はよく整備されており,特に木道は出来たてです。ところどころ花が咲いてます。
降りてくるとビジターセンターとかがあります。展示の熊とかも。
さて,ここから尾瀬ガ原のど真ん中をつっきる木道です。
尾瀬は貧栄養,寒冷な環境において,河川がせき止められたりして発生した湿原(尾瀬の場合は河川ではないかもしれませんが)が,草原に遷移していく過程のちょうど中間くらい。湿原化しつつ,しかし栄養が少ないので水が腐敗したりしない(藻があまり生えない)ので,湿原として枯死した植物がだんだん堆積していくわけです。最後には草原になります。
ところどころに花。季節がわるかったので一面の花畑とはいきませんが。黄色いのが有名なニッコウキスゲ,つぼみがバナナみたい。
もくもくと一列に並んであるく人々。もっと混むシーズンだったら大変でしょうなぁ。
山際側の迂回路に入ります。木道は少し傷んでますね。
ヨッピつり橋。ヨッピというのは,川が集まるところという意味らしい。支柱がヒンジサポートなのが微妙にツボ。
山荘。宿泊したのはここではないのですが,こんな感じの山荘です。
宿到着は15時くらい。その後はまったりと,老朽化して通行止めになってるという橋を見に行ったりしました。ちなみに,お風呂は洗剤禁止。食べ物も残飯禁止,ごみは自分でもって帰らないといけません。あたりまえか。
【参考】
見晴らしの尾瀬小屋にとまりました。7時くらいまでゆっくりしてから出発。
瀬ぞいにのぼりを1時間ほど。今回見ることができた唯一のみずばしょう。
途中にも小さな湿原があります。こちらの方が標高が高いので,まだ若い湿原のような感じ。
尾瀬沼に着きました。やはり琵琶湖よりはきれいだな。
尾瀬沼ぞいに池を回ります。草原が美しい。
長瀬小屋だったかな。休憩ポイント。
もうひとつの入山口,沼山峠。もう少し近いかと思った。
尾瀬沼の向こうに見える燧ヶ岳。百名山だそうです。望遠鏡で見ると人が鈴なりなんだとか。
で,大清水に下りてきます。途中の坂は一番ちゃんとした山道でした。
予定より早めについたので,戸倉温泉でお風呂入ってかえりましたとさ。筋肉痛についてはミクシに書いたのでそちらを参照のこと。
今回の尾瀬訪問,前から行ってみたかった尾瀬にいけて大変満足でした。豊かできれいな水源環境というものはどうすれば保全できるか,その壮大かつ大掛かりな実験の例が尾瀬といえるでしょう。まだ行ったことのない水屋さん,是非,一度訪問してみてくださいね。
【参考】