作成者 | BON |
更新日 | 2009/02/14 |
水道関連の予算に関する情報を集めました。水道行政と併せてご参考ください。
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平成18年度水道関連予算 平成13年度の概算要求と水道関連予算案の概要について。 |
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過去の施策 過去の施策のうち特徴的なものについて。 |
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水道行政 平成14年度の概算要求と水道関連予算案の概要について。 |
【参考】
1)最新年度予算案とその施策概要
概算要求と水道関連予算案の概要について,公開された情報を掲載します。
●平成21年度(予算案)
総額 約958億円(他省庁分含む)(対前年比 95%)
1 水道水源開発など施設整備費補助
事業統合を行う場合の老朽管更新、重要給水施設配水管、石綿セメント管更新事業の補助採択基準の緩和や、老朽管更新事業の補助対象にTSソケット塩ビ管の追加、老朽管更新事業の補助採択基準の緩和、などが提案されています。
2 簡易水道等施設整備費補助
こちらも採択基準の緩和が提示されています。
3 補助メニューの廃止
浄水場の排水処理施設、水質検査施設、特鉱水道施設等の廃止。
4 国際貢献関連
【参考】
全国課長会議資料から、気になった点だけ抽出しました。
2)過去の予算とその施策概要
過年度の水道関連予算案の概要については、厚生労働省のHPにて公開されていますので、全文はこちらを参考にしてください。
さらに詳しい解説が必要な場合は,課長会議資料や水道新聞のバックナンバーを調べるのがよいでしょう。施策の意図なども含めて解説してくれています。
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予算の概要@【厚生労働省水道情報】 水道関連予算の情報について掲載。 |
以下、過年度の施策について簡単にチェックしておきます。毎年の予算の減額が目に付きますが、テーマもそれぞれの年の傾向を反映して少しづつ変化してきているのが興味深いところです。
●平成20年度
総額 約1,008億円(他省庁分含む)(対前年比 93.9%)
厚生労働省分は記述されなくなりました。
国際貢献の推進がメインテーマのひとつにすえられたのが特徴。耐震化の補助の採択条件が緩和されました。
●平成19年度
総額 約1,074億円(他省庁分含む)
厚生労働省分 770億円(対前年比 90.7%)
災害対策がより前面に。簡易水道支援の強化。水道ビジョンのフォローアップ。国際化にも一部予算。
●平成18年度
総額 約1,160億円(他省庁分含む)
厚生労働省分 849億円(対前年比 94.3%)
簡易水道の統合の補助範囲の拡大。ライフラインの耐震化強化へ。
●平成17年度
総額 約1,233億円(他省庁分含む)
厚生労働省分 900億円(対前年比 98.1%)
「民活」からより幅広い経営改善、に移行。各種の取り組みを水道ビジョンに基づいて一本化。簡易水道の統合における遠隔監視、ろ過に代替するクリプト対策、高度浄水処理に代替される施設の研究など。耐震化の補助も明確に。
●平成16年度
総額 約1,331億円(他省庁分含む)
厚生労働省分 964億円(対前年比 90.7%)
広域的な非常時融通も補助対象に追加。
●平成15年度
総額 約1,475億円(他省庁分含む)
厚生労働省分 1,063億円(対前年比 93.7%)
平成14年度予算は国の方針のもと,大幅にカットされてしまいました。
●平成14年度
総額 約1,554,億円(他省庁分含む)
厚生労働省分 1,134億円(対前年比 86.1%)
平成14年度予算は国の方針のもと,大幅にカットされてしまいました。
●平成13年度
が提案されました。石綿管関連の制度については別メニューにて。
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石綿セメント管の更新制度 石綿セメント管の更新に関する通達と補助制度について。 |
【参考】
ネット時代は便利なんですが、それに依存して古い情報の控えを怠ると、どんどん失われてしまうようです。気をつけましょう。