2001年4月〜6月

2001/4〜6


6/4

 今日、ワイドショウで引きこもりの話をやっていました。
 僕自身、引きこもり的な要素を十分に持っているから(自覚してるだけいいかな)人事で無く見てたけど、親に暴力を振るうとかそう言ったことは自分には無いけど、たまにうっとおしくなることはあります。それだけ自分がせっぱつまって無いのかもしれんけど、だけど、自分の性格は持ってうまれたものだけでなしに、その後の環境が結構大きく作用してるのだと思うし、「親のせい」という指摘も責任転嫁で無くそれはあると思う。やっぱり性格を形成するのは親の意向もからんでいるのだから。(この子にはこうなってほしいとかという善意的なエゴによるもの)

自分自身も「いいこちゃん」でいたい幻想があるから親とすれば手のかからない子では(あくまでも自分は)いたと思うし、親の期待もあったと思う。でも実際はそうでないし、そうしたい自分と、自分自身の考えで悩む自分があって、結構きついです。結局、どうなのかな、その辺のことを妥協しながら生きていくのか、難しいです。


6/2

 今日は雨でした。雨の中を歩くのもまた「おつ」なもので、側溝に流れる水もいつもより量が多く、道路のきわを流れる雨水を辿っていくのも、またおもしろいです。
 そういった楽しみで僕が一番好きなのは水たまりを見ることです。特に今日みたいにずっと雨が降ると、結構大きな水たまりができて、土の上にできるのは、なんかちょっとした池みたいになってて、なんかこう、すきなんですねぇ、ちょっと言葉にするには僕の語彙が無いのだけど、見ててとても趣のある風景になるわけです。
 なにかしら僕は水がある風景が好きで、ちょっと歩いたとこにある親水公園なんかにチョコチョコと行って水の流れなんかをよく見てます。観光地にある名所のお庭も好きですね。遣水の流れを見るのが特にいいです。
 なんか「おっさん」くさいね〜。


5/22

 今日、うちの系列の店のサンドイッチを食べてみました。
いやあ、パンはスライサーで一枚一枚切っていかないとひどいことになりますね。コンビニなんかのサンドイッチにも言えることなんだけど、パンを切った断面がポロポロしてるでしょ、あれは機械で1斤を一気にそのサンドイッチ用の厚さに切ってるんですね。やっぱ無理な力がパンにかかるのかな、今日買ったやつもポロポロ。中の具もあんまり美味しくなかったんだけどやっぱりパンがね・・・、サンドイッチにおけるパンの重要性を再確認しました。


4/29

 あの怒鳴り付けて不登校を直すおばちゃん。自分の体験と信念に基づいてやってるんだろうけど、僕は嫌いだ。見るたびに虫酸が走る。

 別にあのおばちゃんはあのおばちゃんなりに成功してるし、子供のためも思ってやっているんだろう、そのことは認めてあげてもいい。でも、全部の子供があの調子でやれば不登校、引きこもりが治るのだろうか?怒られる恐怖でいい子になるのかなあ、
まくしたてて今までのその子の価値観と反対の対抗軸を提示して、おばちゃんのいい方向に持ってきたいのかな。でも、TVででてる例だけが真実でないはずだ。失敗例も提示しながらマスコミでも取り上げて欲しい。

僕は「いいこちゃん」が強かったから、結構我慢して学校にいってましたね。まあ、同好の志がいたせいもあるけど、いじめがあっても、クラスでも脆弱な存在であったけれどなんとかやれた。その意味では友人に感謝したい。


4/28

 はじまりました、ゴールデン・ウィーク。皆様いかがお過ごしでしょうか。
うちの店は営業するので毎年G.W.は関係ありません。あんな混でる時にどっか行くのもなんかね〜、なんて、負け惜しみじゃないけど。
じつは1回だけ期間中に出かけたことがあります。それはもう、ひどいもんでした。電車の方はうまく予約が出来ていたので問題はなかったのですが、現地での車移動にはずいぶん頭を悩ましました。

突然話は変わりますが、最近また空気に硫黄の臭いが混じりはじめました。こんだけ風が強いとかなり三宅島の方から飛んでくるのかな。でも母はこの臭いに気付かないのですが、あんまり気にしすぎかなあ、敏感すぎるのも困りものです。


4/27

 TVでは田中大臣のお話ばっかりであきますね、それに、「女性が」という形容詞が何とも目に付きます。適材適所と小泉君が言ってるのだから別に性別はいいのではないのかなあと思います。そんなとこばかり強調するから遅れてると(国、マスコミ含めて)言われるのかな。

 でも、どうなのかな、この内閣。おじいちゃんから若手中年までバランスが良く配置されてはいるけど。まあ、一応は期待してるんだけど政権交代はちょっと遠のいたかな、そういった意味ではつまらない気もします。


4/26

 うちのお店にきてくれてたおじいちゃんが亡くなったというので、母や従業員の皆様でお通夜に行きました。

 変なことに感心したんですが、お返し物が妙にかっこいい感じがしました。クッキーと紅茶のセット、クオカード、ミニタオル5本セット(色違い)というものでした。
 所謂、一般的なお酒、海苔、お茶といったものでなく、また、かさばらずに軽いものなので、こんなのもありなのかなあと。
袋も紙袋でなく、安っぽい感じだけど一応生地っぽいやつで出来た袋だったのでそのへんもちょみっと感心しました。

まあ、こんなとこだったんですが、御参りにきてくれる人にあまり負担をかけちゃいけないのと、少し変わった感じのお返しで「あの人のお返しは・・・」なんて盛り上がる(?)のもまた違った感じの供養になるんじゃないかと思ったしだいです。


4/25

 まったくまいっちゃうよな、尾崎豊。まあ、ファンの人に対しては別に何の悪意もありません。人が好きなアーティストに対しての気持ちってのは、素直に尊敬してるから誰が誰を好きでもいいんだけど、レコード会社が絡むとね、10周年だかなんだか知らないけどファンにとっては何周年もなにもないよね。その人が好きなら、死のうが解散しようが何年たとうがその人、その曲に対する愛情は永遠だもんね。(煽動するものがなくても良いものは聴き継がれるしね)

 でも、全ての作品が名作って言うのは僕は嘘だと思う。駄作があるからこその名作だと考えてるから。その駄作の中の作者の心情を察していくのもファンでないかな。「十五の夜」とか「卒業」の後の尾崎豊、僕は好きですね。
別に詞は好きじゃないし曲も好きじゃないけど、方向性にもがく尾崎が僕は好きです。なんとかしようという葛藤、たまらないですね。

 ハッキリ言って僕は屈折してます。だからあんな恥ずかしい歌詞を堂々と歌える尾崎に対してちょっとうらやましい気持ちがあるのかもしれません。(死んでも認めたくないけど)僕は彼に対し何の影響も感慨も受けてないけど、ああいって若者達が感銘を受けると言うのはそこにパワーがあるのだと思うし、それを否定する気も毛頭ありません。ただ、世代の代弁者と皆があおるのに対して僕は少し不快感を表明するだけです。