※説明中の「料金」や「所要時間」等は、基本的に1997年6月現在のデータです。

〜旅その9補足説明 札幌の祭りについて〜

 今回の旅日記では、「初夏を告げる」というように5月、6月が登場したわけですが、札幌という町は本当に祭りの多いところです。 この時期以外にも、四季を通じて大きなお祭りがたくさんあります。

 有名なところではやはり、2月の厳冬期に開かれる「さっぽろ雪祭り」でしょう。
 大通公園を埋め尽くすかのように雪像・氷像が並び、特に夜にはそれらがライトアップされて、とてもムードがあります。その規模において、日本で一番大きな雪祭りだと思っています。

 ここ数年、冬には何度も仕事で札幌へ出かけているのですが、なぜかこの雪祭りの時期だけが外れています。そのため、最近の雪祭りは 開催時期に見たことがないのですが。

 1月の中旬を過ぎると徐々に雪像が作られ始めますが、その雪像作りは私たちの想像を超えています。まるで「これからビルを建てるからねぇ〜」という感じです。パワーショベルやクレーン車などを使って作るのですから・・・。自衛隊の車両が隊列を組んで、あちこちから雪を運んでくる姿もかなり強烈です。
 近年は雪不足の年もあり、雪の確保に苦労することも多いとも聞いています。町を歩いていると、雪山だらけなんですがねぇ・・・。雪の質が違うんでしょうね、やっぱり。

 雪祭りは、大通公園と真駒内の自衛隊の2カ所の会場で開かれます。また同時期にはススキノでも氷祭りが開かれています。

 この雪祭り以外にも、8月には阿波踊り(正式な名前を知らないのですが、地元の人に聞いたらそう言っていました)などの夏祭りがありますし、10月には菊祭りも開かれます(このお祭りはよく知らない・・・ご存じの方お教え下さい)。
 そして、これはお祭りではないのでしょうが、「ホワイトイルミネーション」というのがあります。
 11月中旬から1月初めまでの期間、大通公園と駅前からススキノに掛けての駅前通りなどがライトアップされます。
 その光景は「幻想的」の一言。恋人同士で見たりしたらとってもロマンチックな気分になること間違いなし!男同士で見たって、そうなのですから(笑)。
 もっとも、ライトアップの飾り付けをされたオブジェは毎年同じだったりするんですよねぇ・・・。夏場には、オブジェの一部が羊が丘(札幌の南にある観光名所。ガイドブックに必ず出てきます)に置かれて、6月中旬(?)ぐらいからライトアップされているようです。

 やっぱり札幌は商業都市であると同時に「観光都市」でもあるのですね。


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1999.6.16 Ver.5.0 Presented by Yamasan (Masayuki Yamada)