美しく青きドナウ(投稿作品)
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青きドナウ
(青きドナウ)

Hisaさんからいただきました。

>>今回のタイトルはズバリ“青きドナウ”です。(笑)
>>鉄塔自体はドナウ型なのですが、色が青く塗ってあるので
>>すぐにこの名が思い付きました。
>>さらに良く見るとドナウ型で複導体になっていて
>>さらにお立ち台鉄塔にもなっているという結構珍しい鉄塔です。
>>(スーパードナウとでも言った方が相応しいかもしれません)

 何物にも、基本形があり、その亜種が存在します。
 鉄塔の場合、基本形は「四角鉄塔」「門型鉄塔」「烏帽子型鉄塔」などなど、教科書に載っているだけでも数種類あります。
 その他、懸垂型、耐張型、あるいは送電線の規格(送電容量)による碍子形状の変化、回線数による腕金数の変化や、送電線の取り付け角度の影響による腕金自体の変形取り付け、もありますね。

 ここで登場した「ドナウ型鉄塔」も基本形のひとつに数えることができます。
 今までに、基本形、腕金数の違い、腕金の上下関係の逆転など、数々の亜種をご紹介してきましたが、これまたインパクトのある鉄塔です。形状的には基本形を外れてはいませんけど、いただいたコメントの通り、数々の装飾的部分が渾然一体となっています。
 写真は夕暮れに撮ったものなのでしょうか。落ちたトーンが雰囲気を醸していますね。
 鉄塔の鋼材は青い塗装になっていて、赤く書かれた「上部送電線注意」が浮かび上がって見えます。また、鉄塔自体が川(?)の中に立っていることもあり、鋼材が水面上になるようコンクリートの台座から生えているようです。

 もちろんタイトルは、J・シュトラウスの2世の曲から(笑)。

Hisaさん、ありがとうございました。

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