鳥居の奥の手招き
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鳥居鉄塔 プレート
(鳥居鉄塔 本庄線−22)

 鉄塔が密集しており、さらに、送電線の行き交う方向がバラバラだと、どうしても交差してしまいます。そんなとき重宝なのがこの鉄塔。そう。鳥居鉄塔なのです。
 送電線を一列に並べてしまうことによって、背の高さを低く押さえることができます。(その代わりに幅が広がってしまうということもありますが)
 上の写真では、この鳥居鉄塔を経由している送電線の他、2系統の送電線が行き交っているのがわかります。
埼玉県深谷市にて

手招き
(鳥居の向こうは手招きしている)

 鳥居のところで、一列に並び替えられた送電線は、次の四角鉄塔で元の配列に戻されます。
 この鉄塔の下から次の鉄塔を写してみると・・・。
 ほら、まるで送電線が僕を手招きしているようじゃありませんか。
 四角鉄塔の腕金部分から伸びる送電線は、指先を緩やかに曲げた状態で鳥居鉄塔まできています。なんだか、ぼぉ〜っとしていると、連れていかれそう(笑)。

夕暮れの鳥居
(夕暮れの鳥居)

 夕暮れ。
 気温が急に下がってきて、地面付近は靄ってきました。

 余談ですが、この鳥居鉄塔は、さらに2回線増強することができます。今後電力需要が増えれば、さらに6本の送電線を通す鳥居鉄塔の姿を見ることができるのでしょう。

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