雷サージ

雷雲や雷により発生する直接・間接的に発生する異常電圧。



ラインフィルタ

電源装置で、装置と商用電源側との関に雑音成分の流出・流入を防止するためのもの。



ランダム呼

呼の発生の仕方が互いに独立で何の関連性も持たないような呼。ランダム呼には、次の3つの条件がある。
・ 任意の時刻における呼の生起確率は同じである。
・ 任意の時刻における呼の生起確率は、それ以前に起きた呼とは無関係である。
・ 十分短い時間内における2つ以上の呼の生起確率は、無視できるほど小さい。



ランダムジッタ

熱雑音や外部雑音に起因するジッタ。



リアルタイム処理

データの発生の都度即座に処理する方法。



リザルト・コード

端末からモデムに対してATコマンドを送ったときに、モデムから端末に返ってくる文字列。OK、BUUY、CNNECTなどがある。



リダイヤル

最後に電話をかけた相手に再び発信できる機能。



リバース検出回路

極性の反転を検出する回路。発信時、相手側が応答すると発信回路の極性を反転する。また、着信時はまず回路の極性を反転し、次に呼出信号が到来する。



リモートバッチ処理(リモートジョブエントリ)システム

遠隔地の端末からオンラインでバッチ処理を行い、データだけでなく処理プログラムを含めたジョブ単位で中央のコンピュータに伝送し、その処理結果を受け取るシステム。

      



量子化

標本化で得られた標本値(パルス)を有限個の値にすること。このとき発生する誤差を量子化雑音という。



両方向同時伝送モード

基本形データ伝送制御手順(ベーシック手順)の拡張モードの一つ。全二重回線を利用して同時に両方向のデータ伝送する。



リンク

ネットワークのノード間をつなぐ通信路。リンクには、物理的な通信路と論理的な通信路がある。



リング形

各装置を環状に接続した構成。各装置から送出されるデータは、リング上の伝送路で1方向にのみ伝送され、各装置では自局宛てのデータのみ取り出し、他のデータは順次次の装置に送出する。



リンクバイリンク

端末と交換機間又は交換機と交換機間で、伝送を繰り返しながら相手端末に転送する方式。この伝送では、各伝送段階で誤りチェックが行われるため、各伝送路の符号誤りの相加がなくなり高品質の伝送が可能である。



リングバックトーン(RBT)

呼出音参照。



リンク方式

クロスバ交換機などで用いられている接続方式。リンク方式には、開リンク結線方式と閉リンク結線方式がある。



リンクレイヤプロトコル

X.25で規定されているレイヤ2のプロトコル。このプロトコルは、物理レイヤのコネクションを通じて、ビット列を透過的に伝送する隣接ノードまでのデータリンクコネクションが規定されており、データリンクの設定・解放手順、データの送受を行うための伝送制御手順が定められている。



ルーズチューブ

コネクタ付光ファイバの単心部分などに用いられるもの。ルーズチューブを用いることで、ある程度の曲げに対しての自由が利く。



ルーティング

ネットワーク上のパケットが、正しく目的ノードへ届くように制御すること。ルーティングには、経路の情報をあらかじめネットワーク機器に設定しておくスタティックルーティングと、経路情報を動的に更新するダイナミックルーティングとがある。



ループ1(DTE試験ループ)

DTE動作の基本的な試験。ループ1はDTE内部で送信信号をループバックすることで試験を行う。

      



ループ2(網試験ループ)

通信事業者の試験センタからDCEの全部あるいは一部の動作試験。ループ2には次の2種類がある。
ループ2a
試験センタが加入者回線とDCEの全部の動作を試験するために使用する。
ループ2b
試験センタが加入者回路とDCEの線路符号化及び制御回路までを試験するために使用する。

      



ループ3(ローカル試験ループ)

DTEの運用状況、接続ケーブル及びDCEの全部あるいは一部の動作試験。ループ3には次の4種類がある。
ループ3a
DTEの動作とDCEの全部を動作を試験するために使用する。
ループ3b
DTEの動作とDCEの線路符号化及び制御回路までを試験するために使用する。
ループ3c
DTEの動作とDCEの相互接続回路の起電部及び負荷までを試験するために使用する。
ループ3d
検査のために送信信号をDTEに戻すことによって接続ケーブルを含めたDTEの動作を試験するために使用する。

          



ループ4

線路保守のため試験センタにより提供される試験。ループ4には次の2種類がある。
ループ4a
4線式の加入者線の場合のみに用いられ、回線保守のための試験に使用する。
ループ4b
試験センタがDCEの線路信号等価回路を含む加入者線の動作を試験するために使用する。

      



ループ試験

ITU−T勧告X.150で規定されている、DTEとDCEの保守試験。



レイヤ1

物理層参照



レイヤ2

データリンク層参照



レイヤ3

ネットワーク層参照



レイヤ4

トランスポート層参照



レイヤ5

セション層参照



レイヤ6

プレゼンテーション層参照



レイヤ7

アプリケーション層参照



レスポンス

ユーザがコンピュータに対して与える命令に対する返答のこと。



レスポンスフレーム

送信側のアドレスを持ったフレーム。



漏話

電気通信回線において、一方の回線の信号が他の回線に漏れる現象。漏話には、近端漏話と遠端漏話がある。



ロードシェアシステム

回線群、通信処理、CPU、補助記憶装置を2分割し全く別のシステムとして処理を行い、両システムでデータの交換が必要なときは通信制御装置又はCPUの直接ルートで行たり、補助記憶装置を双方から共通に使えるようにしたシステム。

          



ローミング

ユーザが直接契約している通信事業者のサービスエリア内ではなく、契約していない通信事業者のサービスエリア内でも通信サービスを受けられるようにすること。また、PBXの子機(事業所コードレス)が他の事業所で使用できる機能もローミングという。



論理チャネル

パケット多重通信を行うための概念的なチャネル。1回線に見かけ上複数の仮想回線(論理チャネル)を割り当てることができる。



論理チャネルグループ番号(LCGN)

論理チャネルを利用して、複数の相手端末と同時通信するための識別番号。論理チャネル番号とともに用いられる。
LCGN:0〜15



論理チャネル番号(LCN)

論理チャネルを利用して、複数の相手端末と同時通信するための識別番号。論理チャネルグループ番号とともに用いられる。
LCN:1〜255


論理的条件

信号を送受信するための方法や動作条件など。





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