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2018年2月19日

平山プロデューサーの80歳のお祝いもしたイタリアンレストラン「プティパニエ」で開催した新年会には、お馴染みの顔ぶれに加えて初めての方も増え、O野の声掛けで、なんと、『世界忍者戦ジライヤ』の筒井巧さんも来てくれました!

インフルエンザも流行が終わりません。皆さん、気をつけて下さい。もちろん、私も気をつけます。

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「はじめまして、よろしく」
 小学5年生の私を見下ろし、ニコリともしないでその人は言った。(この人と1年間仕事するのか、なんか怖そうな人だな、参ったな)心の中で私は思った。
 東映京都撮影所内、テレビプロの建物の2階で、赤影を演じる、坂口祐三郎さんに初めて会った時の事である。
 初顔合わせは5分ぐらいで終了した。この日は、坂口さんの笑顔を見る事は無かった。何を話したのかも覚えていない。
 数日後、不安な気持ちのまま撮影開始。よそよそしい態度のまま撮影は進む。そんな中、第2話の台本が配られる。出演者の中に「白影 牧 冬吉」とある。この時初めて、牧さん出演を知る。なんか嬉しかった。ホッとした。
『ワタリ』で一緒だったというだけで心強い。そんなに交流があった訳ではないけれど……。
 3人が揃ったら、牧さんを中心にあのチームワークが出来上がっていった。後は、皆さんもご存知の楽しい作品になって行った。牧さんが居なかったら、どうなっていたんだろう?
 坂口さんが冷たい態度だったのは、私を生意気な子供だと思ったのだろう。ちょっとおどかしてやろうなんて思っていたのかもしれない。
 後の事、私が『あの人は今』のような番組に出演した時、坂口さんと写っている写真の使用許可を打診したところ、「吉延の役に立つなら、何でも使っていいよ」と言ってくれたらしい。ありがたい。初めて会った頃の事が嘘みたいである。
 また、なにか思い出したら、ここに書きますね。

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 暖かくなったら、花粉が飛びますね。悩ましい事です。

        それでは また

金子 吉延   

 
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